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2024年08月の記事は以下のとおりです。

恋するカレン

  • 2024/08/21 06:14
  • カテゴリー:音楽

キャーンドルをくーらくして~♫

「夏は大瀧詠一」と友人からのメッセージ。それには「恋するカレン」の冒頭歌詞が添えられていた。アルバム「A LONG VACATION」(1981年)の収録曲。

「恋するカレン」、いい曲。とは思ってたけれど、どんなことを歌っているのかは今一つわかってなかった。あらためてよく聴いてみた。

これって、主人公が女(「君」)にふられて、その腹いせをぶちまけている歌。女が別の男の「背中に手を回し踊るのを壁で」見ている。男のことを「見せかけの魅力」と見下し、自分を「捨て」た女のことを「哀しい女だ」と強がる。かなり見苦しい。

捨てられたとは言うものの見向きもしてもらえなかったのだろう。おそらく告白すらできずに、「抱き合う幻」を心に秘め、ずっと「片想い」。この日も、女に声をかけることはできない、壁に張り付いて、彼女の動きを目で追っていただけ。こいつこそ哀しい男だ。そして淋しい。うじうじしている。

ま、A LONG VACATIONにしても、EACH TIMEにしても、曲の雰囲気を楽しむもの。

# 大瀧詠一(サイト内)

パリオリンピック総集編

やり投げの練習とは、ただ投げるだけではない。7割の練習はただ走ることだけに費やす。投げるのはあくまでも二の次だ。何よりもしっかりとした土台を作らねばならない。

コーチのダビッド・セケラック氏が言う。引用は、パリオリンピック2024 総集編 夢を信じて(NHK総合、8/17 19:30-20:42)から。

コーチの適切な指導。血の滲むようなトレーニング。皆そうやって高みを目指した。それは何もメダリストに限ったことではない。敗者にも物語はある。

友人とのやり取りの中でこんなことを書いた。

オリンピックの総集編を見たよ、NHKプラスの見逃しで。勝って泣く敗れて泣く。敗者の涙がつらい。もらい泣きしそうになる。

長年、新規事業の開発を担当した。これって負け戦さばっかり。極端に言えば、百やって成功するのは一つか二つ。そりゃそうだ、成功確率が高ければ、世の中、新しい事業ばかりになる。実際はそんな甘くないわけで、開発マンは辛酸をなめ続ける。それだからか、敗者の涙には、かなり同情的。苦労し、努力し、いいところまで来たのに、負けてしまう。そこに至るまでのプロセスを想像する、他人事ではない。

あるスイマーは病に倒れても決して諦めず、また世界レベルに復帰したのだとか。その頑張りが、まず、スゴい。結局、今回の五輪では勝てなかった。似たような経験がある。国際的なデカい事案だった。一度失ったその件は懸命に復活折衝して、いい線まで行く。が、最後の最後で再び落っこちた。スイマーの無念さは多少なりとも感じられる。

沢木耕太郎の「敗れざる者たち」をまた読みたくなった。

閉幕、退陣、敗戦御家芸でメダル量産沢木耕太郎(いずれもサイト内)

柿ピー

食後にもう少し飲みたくなる時などに、柿ピーをつまみにすることが多い。誰が考案したかは知らないけれど、ぱりぱりしたあられと香ばしいピーナッツの組合せがなかなか良い。

当家では、市販の柿ピーではなく、柿の種とピーナッツを別々に買い求め、食べる時に、好みの量を振り出すことにしている。既に混ざて売られている柿ピーは、2つの比率はそちら任せだし、ピーナッツにまぶしてある塩分が多過ぎるようなので。

柿の種は、ディスカウト系のスーパーで1kg詰めを買う。7百円程。ピーナッツは、近所の豆屋さんで生を買って来る。殻から出した薄皮付き。8百gくらいで5百円ちょっと。オーブントースターで、110℃、60分ロースト。ムラが出ないように15分おきに90度ずつ回転させる。塩は振らない。

家人によると、普通の柿ピー比率は7:3なのだとか。当家の場合は果たしてどうなっているだろうか。好みの比率が実際どんなものか今度見てみよう。

祝300回、ヨーグルトづくり(サイト内)

閉幕、退陣、敗戦

パリ五輪閉幕、岸田首相退陣へ、そして終戦の日。8/12の週、在京六紙は揃って3つのテーマを社説で採り上げた。

パリ五輪閉幕 変化と継承の間で(朝8/13)、祭典の理想求め続けたい(毎8/13)、選手の熱戦に平和への祈り(読8/13)、祝祭と課題が交錯した新時代の五輪(経8/13)、大歓声の祝祭復活を喜ぶ 日本勢の躍進に心が躍った(産8/13)、アスリートの心守れ(東8/13)

戦争は戦争、五輪は五輪、世の中そんな風潮か。それでいいのだろうか。平和の祭典を「空疎なスローガンにしてはなるまい」(経8/13)。

岸田氏不出馬を信頼回復の契機に(経8/15)、政治不信深めた末の退場(毎8/15)、民主主義再生できぬまま(東8/16)、国民の信失った政権の限界(朝8/15)、総裁選びを自民再生の契機に(読8/15)、総裁選で信頼回復を図れ(産8/15)

「リーダーが誰になるかで、日本の平和や繁栄が大きく左右される」(産8/15)。後任選びでは「外交・安全保障政策をはじめ、成長戦略や財政健全化、脱炭素・エネルギー政策、少子化対策など」山積する課題について「ビジョンを競ってもらいたい」(経8/15)。

終戦の日 暴力許さぬ世界の構築を(毎8/16)、凄惨な体験を語り継ぐ(東8/15)、危機の時代に平和をどう守る(読8/16)、全ての御霊安らかなれ 靖国神社参拝は戦没者との約束だ(産8/15)、「さきの大戦」と呼ぶ意味を考えよう(経8/16)、戦後79年に問う 戦争の犠牲にどう向き合うか(朝8/16)、戦争起こさぬ主権者の責任(朝8/18)

世界で分断が深まる今、「3度目の大戦を回避するため」(毎8/16)、「決して未来に惨禍を起こさぬため」(朝8/18)、私たちは何をすべきかよく考えねばならない。

さて、8/12週、六紙社説は、そのほかに、日産ホンダEV提携、検察の不当な取り調べ、南海トラフ臨時情報、GDP600兆円超えなどを話題にした。

六紙社説、嘘くさい平和の祭典米国が好むキシダの次(いずれもサイト内)

米国が好むキシダの次

国民の人気が高い元環境相・小泉進次郎、元幹事長・石破茂が出馬に含みを持たせればデジタル相・河野太郎、幹事長・茂木敏充も意欲満々、前回も出馬した経済安保相・高市早苗や党内若手に人気の前経済安保相・小林鷹之も意欲を見せる。

日刊スポーツのコラム「政界地獄耳」の「自民総裁選目前 世代間対立から透ける自民党の弱さ」(8/13)から。

これを読んでいたものだから、翌14日にラジオの臨時ニュースで岸田首相の総裁選不出馬を聞いた折、まず思ったのは、石破茂元幹事長にお鉢が回るのでは、ということだった。これだけ自民党がボロボロの今、党内で非主流派の元幹事長が良いポジションを占める可能性がある。首相になる覚悟がある。明瞭な政策を、判りやすく国民に語る。何より、国防族として米国の受けが頗る良い。

この顔ぶれでほかに国防族はいるだろうか。米国のジャパン・ハンドラーたちは日本を東アジアの前線基地とみなしている。彼らからすると首相は誰でもいい、ただ、安全保障面で歩調を合わせてくれるのならば。国防に明るい議員ならその辺りの事情は承知している。

小林鷹之前経済安全保障相がそうかな。旧安倍派(訂正、正しくは旧二階派のようだ)。当選4期。49歳。英語しゃべる。

さあて、キシダの次も、米国好みの首相になるだろうか。

次期総裁と米国の都合専守防衛を放棄するのか(いずれもサイト内)

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