コイン・ロンドリー!?
- 2024/10/03 05:56
- カテゴリー:時の話題
実験レポートを書きながら、ヘボン式のことが気になり、ちょっと調べてみた。そこから脈絡なく横文字の読み方のことを考えた。
シはローマ字でshi、こういうのをヘボン式と言う。ヘボンの綴りはHepburnなんだな。現代風にはヘップバーンと読むのが普通だろうか。近代の日本ではヘボンになった。
その頃には、アメリカンはメリケン、ロシアがオロシアなど、そんなこともあった。
現代ではどうだろう。例えば、ボーリンジャー・バンド(Bollinger bands)は、株価のテクニカル指標。シャンパーニュをつくるのは、ボランジェ(Bollinger)。言語が違えば発音やカタカナ表記は異なるだろう。
じゃこれはどうだ。資金洗浄は、マネー・ロンダリング(money laundering)。街角にあるのは、コイン・ランドリー(coin laundry)。双方とも、言語は英語、洗うという同じ意味だ。なのに、読み方には、ラとロの違いがある。どうしてだろう。
洗濯する場所に「ランド」というカタカナを入れたい人がいたのだろうか。少しは楽し気な場所と思えるようにと。