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W杯、ラウンド16開始

決勝トーナメントのラウンド16(一回戦)が始まった。初日(6/30)の結果、フランスとウルグアイが各々駒を進めた。

FRA 4-3 ARG
URU 2-1 POR

この2カードは、欧州と南米の戦いとなった。過去20回の大会での優勝国は、ブラジルの5回を筆頭に、その二大陸から出ている。今回、その二大陸以外でグループリーグを突破した代表チームはメキシコと日本の二か国に過ぎない。過去、どうだったろうか。参加国数が24になって以降に限って状況を見てみた。1998-2018は32か国が参加、1982-1994は24か国。

2018、2(メキシコ、日本)
2014、5(米国、メキシコ、コスタリカ、アルジェリア、ナイジェリア)
2010、5(米国、メキシコ、ガーナ、韓国、日本)
2006、2(ガーナ、豪州)
2002、5(米国、メキシコ、セネガル、韓国*、日本*)
1998、2(メキシコ、ナイジェリア)
1994、4(米国*、メキシコ、ナイジェリア、サウジアラビア)
1990、2(コスタリカ、カメルーン)
1986、2(メキシコ*、モロッコ)
1982、0(一次リーグで16チームではなく12に絞られた)

欧州と南米、その二大陸以外で一次リーグを突破した国、傾向があるようだ。当然のことだが、全参加国数が32になって、それは増えている、平均で、全24か国→2、全32か国→3.5。それと、自国が開催国(*印)になると突破する。そして、それ以降、しばしば顔を見せるようになる。86年のメキシコや、94年の米国、02年の日韓。

これら面々で決勝戦まで勝ち残った国はない。韓国の第4位が最上位(02年)。さて、今回はどうなるか。

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