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組踊、初演から300年

組踊が初演されて今年で300年になるのだとか。それを記念して、県内あちこちで様々な催しがあるらしい。県立芸大附属研究所の公開講座も組踊を採り上げている。シリーズのタイトルは、「組踊を多角的に考える-初演から300年」。水曜の夕方、その第3回「近代~戦前における組踊上演について」を聴講した。

300年前、日本では、歌舞伎が発展し始める享保年間にあった。近松が「心中天網島」や「女殺油地獄」など傑作を書いている時期だ。欧州へ目を転じると、イタリア中心に、オペラ・ブッファ(喜劇オペラ)隆盛の時代を迎えようとしている。その頃は、東でも西でも、舞台芸術にとって画期だったのかもしれない。組踊の初演とどう関係するのか(しないのか)、にわかに判らないが。

# 1717年 大バッハがケーテン宮廷楽長に、1719年 モーツアルトの父レオポルト生まれる

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