GoTo事業にブレーキを
- 2020/11/20 06:49
- カテゴリー:時の話題
北海道は、札幌市で不要不急の外出や、道内の他地域との往来を自粛するよう要請している。道内の移動が制限されている地域に、国の事業で観光に向かうことは矛盾しないのか。
産経の社説「主張」(11/20)が書くのだから、その「矛盾」はもはや誰の眼にも明らかだ。が、政府は「基本的考え方に何ら変更ない」とGoToの事業継続を表明している。「見直さないというのは犯罪的だ」、共産党志位委員長は随分お怒りだ。
経済を止めないためにウイルス感染拡大を看過する、口減らしのために姥捨てする、これら二つの構図は似ている。「犯罪的」という表現は、決して言い過ぎではない。「的」の一文字を外す方が適切かもしれない。
今朝、関連する社説は産経含めて4つ。タイトルを見る限り「何ら変更ない」と言う政府を擁護する声はない。
- 新規感染者が過去最多 対策強化にかじを切る時(毎日)
- GoTo事業 ブレーキを踏む時だ(東京)
- コロナ最多更新 感染対策を見直すべき局面だ(読売)
- 急速な感染拡大 強い危機感を政策で示せ 「GoTo」の一部停止も(産経)
# 「GoTo固執は犯罪的」 マスク会食も批判―共産・志位氏(11/19)