寮生
- 2022/05/13 06:24
- カテゴリー:読み物
すべての出来事には理由があり、すべての人間の行動には動機がある。
今野敏著「寮生」(集英社、2015年)から(p155)。本書には、一九七一年、函館。という副題が付いている。
主人公がラジオを聴く場面がある(p111)。「ビージーズの『小さな恋のメロディ』が流れてきた」。ビージーズが音楽を担当したその映画は1971年に公開された。ロードショーには行かなかったけれど何年か後にテレビで観た。学校でクラスの女の子とその映画のことを話した、それを妙に覚えている。中学2年の時だった。ということは1976年だ。
# "To Love Somebody", "Melody Fair", "First of May"。今野敏、映画十選(いずれもサイト内)