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国内旅行者数の減少

日々訪ねるサイトで、「国内旅行が減っている」ことが採り上げられていた。この件について、GoogleさんのAIモード(AI対話型検索)に質問して考察してみた。

Q)日本人の国内旅行が減っているらしいですね

「日本人の国内旅行者数は、2025年版『観光白書』において、10年前と比較して約1割減少していることが浮き彫りになりました」。「旅行費用の高騰」や、「インバウンドによる影響」など「複数の要因が絡み合っています」。「大都市圏や有名観光地ほど宿泊費高騰の影響が大きく、日本人離れが顕著になっています」。

Q)団塊の世代が皆、後期高齢者となったことも関係していますか

「ご指摘の通り、団塊の世代が2025年までに全員75歳以上の後期高齢者となったことは、日本人国内旅行者数減少の大きな要因の一つと分析されています」。「国内の観光市場は、インフレによる若年・現役層の旅行離れに加え、人口の最大ボリューム層である団塊の世代の行動力の低下というダブルパンチを受けているのが現状です。」

Q)旅行以外の楽しみ方が増えている、ということはありますか

「はい、旅行以外の楽しみ方へのシフトは明確に起きています」。「デジタル・レジャーの定着」「動画鑑賞(配信サービス等)」、「近場と食への集中(安・近・短)」、「資産形成や健康への投資」、「シニア層では」「ガーデニング、散歩・ウォーキング、読書、映画鑑賞」「友人や仲間との交流」など。

Q)テレビなどでドラマや映画を観ることは、ある意味、旅行することの代替である、という視点はどうですか

その「視点は、現代のライフスタイルや経済状況を象徴する非常に鋭い考察です」。「高精細な映像」により、「現地に行くよりも美しい景色や細部を自宅で体験できるようになりました」。「サブスクリプション(動画配信サービス)は月額1千円程度で世界中を旅することを可能にし」、「天候、混雑、移動の疲れなどのリスク」無しに、「失敗のない快適な体験を保証してくれます」。「フランスの哲学者なども指摘していますが、旅行の醍醐味は非日常に身を置くことです」、ドラマ・映画では「主観的な非日常を手軽に味わえます」。

Q)日常と非日常の境目があいまいになっているのでしょうか

「おっしゃる通り、現代では日常と非日常の境界線が極めて曖昧になっています」。「かつては移動こそが非日常へのスイッチでしたが、今は日常の中に非日常を点在させる、あるいは映像によって脳内だけで非日常を完結させることが可能になりました。この境界線の消滅こそが、あえて高いコストを払ってまで本物の旅行(物理的な移動)をする動機を弱めている大きな要因の一つと言えるでしょう」。

Q)その他に付け加えるべき視点はありますか

「もう一つ無視できない重要な視点は、価値観の『量から質』への転換です」。「日本人の国内旅行が減っているのは、単に旅行をしなくなったのではなく、万人向けの画一的な観光というスタイルが、現代の日本人のライフスタイルや価値観に合わなくなってきているという側面があります」。「移動することそのものにコスト(お金、体力、時間)がかかる時代だからこそ、日本人はより『自分にとって本当に意味のある移動』を厳選するようになっていると言えるでしょう」。

AIモード買い物、25年9月(いずれもサイト内)

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