判断力と決断力
- 2019/07/15 07:04
- カテゴリー:読み物
われわれが呼びかける政権がある。私はこれに気づいてベッドから飛び起き、ただちにその政権の概要を考え出した。
その政権とは、93年の細川政権のことだ。著者は、自民でも非自民でもない第三の選択肢があることに気付く。それが新政権誕生につながる。田中秀征著「判断力と決断力」(ダイヤモンド社、06年)から(p104)。副題は「リーダーの資質を問う」。
夢うつつ、その境目で、何かの示唆を得られることがある。たいがいは支離滅裂で大したことないように思えるけれど、時に、採るべき方策や、抜け落ちている視点、新規テーマのアイデアなどが含まれていたりする。あたかも、もう一人の自分がアドバイスをくれる。そういう、現実世界に十分アプライ可能な示唆を、能動的に、得られないかと試みることがある。難題を抱えている時だ。眠る前に、関心事の資料一通りにざっと目を通す。すると、夢の中で、それに関して閃きが得られる。ただし、百発百中には程遠く、閃いても良策とは限らない。懲りずにやっていると確度が上がるかもしれないが。もちろん、覚醒時の頭脳が明晰であればそれに越したことはない。