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カテゴリー「工芸・美術」の検索結果は以下のとおりです。

玄翁の使い方

腕の力より地球の力

という小見出しに目が留まった。「叩くことに意識を向けるのではなく、むしろ振り上げる方に意識を向けます。あとはコントロールを定めながら、重力を利用して振り下ろす」。なるほど、これは木工の玄翁も同じことだ。引用は、真田純子著「図解 誰でもできる 石積み入門」(農山漁村文化協会、18年)から(p27)。最寄り図書館の新着本。

いす展

県立図書館へ行くと、いす展をやっていた。一か所にまとめて展示されているのではなく、館内のあちこちに配置されている。触るのも可、座るのも可。実際、展示作品に座って本を読んでいる人もいる。帰り際にざっと見て廻った。とりわけスマートなデザインの椅子があった。プレートの作者欄には知人の名。彼の作品に一票を投じた。

おきなわの木「いす展」
2019/10/16(水)~11/11(月)、9-20時
沖縄県立図書館(火曜休み)

「おきなわの木 いす展」の開催について

美の幾何学

創造性は頭の中の問題のように見えるけれども、その手がかりはむしろ手や目を動かすことにある

伏見康治、安野光雅、中村義作、共著「美の幾何学-天のたくらみ、人のたくみ」(中公新書、79年)から(p228)。三人の鼎談で本文は進んでいく。この中で紹介されている紙のパズル(p47)が、前川淳著「折る幾何学」で引用されている。

折る幾何学(サイト内)

第7作椅子b

ベニア板三部作のあと、椅子を作っている(右は側面図)。座板の加工が近づいているので、今日、その部分の図面に手を入れた。CAD で描いた楕円曲線は、そのままだと材料への墨付けが難しい、大小三つの円弧からなる近接線に置き換えた。こうしておくと現場でコンパスで描くことができる。このように、細かな点は、その加工が近づく度に詰めて来た。特に接合部の仕口は、全体図が確定した時点ではだいたいの方針を決めるに留め、加工を控えて細かな寸法を検討し製図、幕板の二段二枚ホゾ然り、笠木の留形蟻三枚接ぎ然り。さて、座板の板接ぎは三連休の月曜に実施することになるだろうか、気分的には一つの山場を越える。

椅子の次はソファ第6作オットマン(いずれもサイト内)

折る幾何学

正二十面体内に、互いに直行する3面の黄金長方形を内接させられる

前川淳著「折る幾何学」(日本評論社、16年)から(p32)。その挿話に添えて長方形三つのパズルが図示されている。つくってみた。「紙をかなり曲げないと組め」ない、確かに(写真)。本書の副題、約60のちょっと変わった折り紙。何かつくってみよう、と創作意欲が刺激される。

# 伏見康治・安野光雅・中村義作著「美の幾何学-天のたくらみ、人のたくみ」(中公新書、79年)

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