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カテゴリー「工芸・美術」の検索結果は以下のとおりです。

木工の基本を学ぶ

知る人ぞ知る良書

と、教室の先生が貸して下さった、たくみ塾編(庄司修指導)「木工の基本を学ぶ:手づくり木工事典 改訂版」(ユーイーピー、08年)。ISBN 978-4-07-263047-1。以前、中古本しかなかったが、出版社が変わったのか、入手しやすくなった、とのこと。

先生おすすめ手道具関係の三冊、1) 吉見誠著、秋岡芳夫監修「木工具・使用法~機能・種類・仕立て・使い方」(創元社、80年)、2) 永雄五十太著「図でわかる大工道具」(理工学社、86年)、そして今回の、3) たくみ塾編(庄司修指導)「木工の基本を学ぶ:手づくり木工事典 改訂版」(ユーイーピー、08年)

 

フェルメールとオペラ

フェルメールの作品を、精力的に観て回ったことがある。2003年からその翌年にかけて、ドイツに駐在していた頃のことだ。サッカーの強豪チームでも有名な Leverkusen という街にアパートメントを借りて住んでいた。

週末や休暇に、フェルメールを所蔵している美術館を訪ね歩いた。イギリスやアイルランドには足を延ばせなかったものの、ヨーロッパ大陸にいくつかあるフェルメール所蔵館は一巡することができた。

せっかく出かけるのだから、と、当地でかかっているオペラを、できるだけ併せて観るようにした。その頃に楽しんだ公演や美術館を、フェルメールとオペラ中心にリストにした。古い順。

近世琉球の織物

加工貿易に関連して、その2

織物では芭蕉布がかなり古くから織られており、16世紀には高度な技術をもっていたと思われます。16世紀末には、宮古・八重山では苧麻を材料にした上布が、久米島では17世紀に養蚕の技術が伝わって紬が織られました。

新城俊昭著「改訂 ジュニア版 琉球・沖縄史~沖縄をよく知るための歴史教科書」(編集工房東洋企画、14年)、第三部近世琉球の時代 第4章薩摩の侵略 (7)近世琉球の文化-芸能・工芸 から(p142)。

漱石が見た芸術と科学の美

夏目漱石(1867-1916)の没後100年、生誕150年で様々な催しや番組があった。NHK カルチャーラジオ「科学と人間」では、「漱石、近代科学と出会う」という13回シリーズが放送された(2016年10-12月)。話者は、早稲田大学の小山慶太教授。一式、iPod に入れて海外出張の折などに何度か聴いた。

その第11回「漱石が見た芸術と科学の美」(12/16)でこんな風なことが語られる、「夢十夜」、とりわけ運慶が登場する第六夜、を採り上げて。

漱石は、夢十夜という小品において、芸術作品の創造を、天賦の才に恵まれた人間が、自然の中に既に隠れ潜んでいる美を取り出す行為として表現した。自然の中に既に隠れ潜んでいる美を取り出すっていうのは、科学がまさにそう。

芸術と科学、いずれも美の追求をする、その営みの共通性をあぶり出している、と紹介している。第六夜は、かつて教科書で読んで以来、何度か読んではみるものの、正直、釈然とすることはなかった。なるほど、こんな風にも考えられるのだな。

壺屋焼の魚

国際通り方面から歩いて帰る際、あまり馴染みのない道を抜けて来た。その道には、ど真ん中に、数メートルおきに、焼物のレリーフが埋め込まれている。近所の陶工さんが焼いたのだろうか、色々とある。その内一つ二つ、魚の図柄があったので写真に撮った。

魚は、やちむん通りを歩いていると、あちこちの店先のウインドウで見かける図柄だ。特に、二尾が円を描いて泳ぐ様。人間国宝金城次郎の作品にしばしば登場するのもこれだ。「魚文」と言われるらしい。

さて、右側の一尾の方、どことなくナイル原産のティラピアに似ているようにも見える。背びれがステゴサウルス風でもあるが。これも含めて壺屋焼の魚は、果たして、何かモデルの魚はあるのだろうか。

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