椅子の科学
- 2018/11/11 08:47
- カテゴリー:工芸・美術
ある椅子の専門家の一人は、「今の椅子はデザインを優先し過ぎで、座り心地を犠牲にしている」と苦言を呈しています。
「椅子の科学」(心地よい椅子を科学する研究会、日刊工業新聞社、09年)から(p39)。デスクワーク用の椅子は、例えば、足の裏がぴったり床に着く高さや、尻への圧力が均等で大腿部の裏に当たらない座面、腰をサポートする適切な形状の背当て、を備えていると良いようだ。
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ある椅子の専門家の一人は、「今の椅子はデザインを優先し過ぎで、座り心地を犠牲にしている」と苦言を呈しています。
「椅子の科学」(心地よい椅子を科学する研究会、日刊工業新聞社、09年)から(p39)。デスクワーク用の椅子は、例えば、足の裏がぴったり床に着く高さや、尻への圧力が均等で大腿部の裏に当たらない座面、腰をサポートする適切な形状の背当て、を備えていると良いようだ。
二週続けて指を負傷した。仮組した小テーブルの棚板を外そうと玄翁で叩いている際、誤って左手の中指を叩いてしまった。目から火が出るというのは、まさにこういう時だ。患部の爪が紫色に変色。だいぶ痛む。試しに、大塚製薬のオロナインH軟膏をたっぷり塗り、バンドエイドで覆って一夜眠った。翌朝、嘘のように痛みはなくなっていた。
前の週には、ノミでケガをした。このときは右手の中指。ホゾの側面を整える作業の途中、ノミの小端が、爪甲と皮膚の間の爪溝に入り込んだ。切先ほどではないものの小端も鋭利に研がれている。微妙な場所のケガだからだろうか、このかすり傷が、なかなか治らない。
雨音で目が覚めた。今日の予報を見ると、終日、雨。天気次第では、ピクニック気分で浦添へ技能五輪を見物に行こうかと言っていたのだがちょっと無理だな。浦添運動公園での競技職種は、家具や、建具、建築大工など。この全国大会が沖縄県で開催されるのは、これから先、当分ないよね、と教室でも話題になった。せっかくの地元開催だ、明日、行けると良いのだが。
http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/zenkoku/index.html
それと、通りのお祭りもこの土日だ。準備で皆さん動き出しているのが窓から見える。
どんな椅子をつくるかを検討するのに、CAD を使っている。選んだのは、MS-DOS 時代から有名な Jw-CAD(ver 8.03a)。使い始めて二週間ほど経つが、おれの用途には機能は十分過ぎる。素晴らしいフリーウェアだ。教室でそんな話をしていると、先生も以前から使っているとか。ただし、使いにくいところがあると、特に、
拡大縮小を繰り返すと、描いている図がどっかへ行ってしまう
おれも、使い始めた当初これには悩まされた。ファイルを、一旦、保存して、開き直すと正面に戻って来るので、その操作を繰り返していたが、これは面倒だ。きっと正面に戻す方法があるはずだと探し回って、基本設定にそれを見つけ出した。キーボードの Home ボタンで、図を画面真ん中に戻す(全体表示にする)ことができるのだ。これも含めて、解消するのに苦労した点がいくつかある。たいがいのことは、touch & feel で何とかなるのだが。
これまでの考え方によると、重要度は、(1) 机、(2) 座、(3) 背もたれの順であったが、人間工学的にみると、(1) 背もたれ、(2) 座面、(3) 机、というように順序がまったく逆になる。
現在、最大の関心事は椅子づくり。週一回通っている木工教室でつくろうとしている。最初の玄関用スツールを終え、今、小さなテーブルが制作半ば。その次に、自分と家人に一つずつ、テイストの違った椅子を予定している。
ここしばらく、どんなデザインにしようかと鋭意検討中。それに当たっては、様々な本を参考に設計を進めている。上四冊は市立図書館から、続く四冊は教室の先生から、各々借りて来た。最初の引用は、このリストの一番下「インテリアの人間工学」から(p142)。