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Re: 第7作椅子b

完成まであと少し。年内に終えられそうだ。先週末、連日通って、最終の仕上げで目違い払いや埋め木などを行い、一旦組立てて脚の長さを微調整した後、再度ばらして塗装工程スタート。ペーパーがけ#240、湯びき、ペーパー#320、最初の塗装、2回目の塗装で油研ぎ#800、そこまで、詰めて行った。今回の塗装は、荏胡麻油によるオイルフィニッシュ。残すは第3回の塗装。次の週末に、蜜蝋を混ぜた油をすり込んで終了予定。8月下旬に着手して、4か月あれば十分だろうと見込んでいたけれど、年末ぎりぎりになってしまった。教室に行くのは月に4回、4カ月で16回。平日5日間通しの作業なら3週間ほどかかったことになる。写真は最初の塗装を終えたところ。

第7作椅子b(サイト内)

自分でわが家を作る本。

木造住宅の軸組みには目に見えない基本の線というのがあって、それは、1) 土台の上端、2) 柱の芯、3) タルキの下端、4) 2と3の交点を結んだ水平線(=峠墨)、で構成される。

なるほど。家具づくりではどう考えれば良いだろうか。師匠から、どこ基準なの、と訊ねられることがある。こんど考え方をよく教えてもらおう。引用は、氏家誠悟著「自分でわが家を作る本。」(山と溪谷社、08年)から(p105)。県立図書館の4Fで建築やCADの本をぱらぱらと見た、これもその一冊。

# 移転&新館オープン一周年(トート・バッグ)。日中の最高気温 23.7度

首里城正殿構造模型

丘陵地にある正殿に及ぼす風の影響が懸念されたため、木造部会では模型を使った風洞実験や、伝統的な継手・仕口の原寸大模型での強度実験を行った。

1988年の作業とある。この時の模型が、師匠が「観る価値がある」と言っていた構造模型に違いない。首里城址駐車場のビルに展示されていると聞いた。引用は、「国建の半世紀-創業50周年記念誌」(2010年)、第2部の3「首里城を復元する」から(p128)。

過日、首里城址を訪れた際に、レストハウス「首里杜館」の総合案内所で訊ねた、首里城正殿の構造模型が、この辺りに展示されていると聞いたのですがと。「はい、ここにありました。が、5年ほど前に展示場所を正殿へ移しましたので今はありません」と女性スタッフが教えてくれた。では今回の火災でそれも燃えてしまったのですね、と確認すると、それには応えたくないのか彼女は黙ってしまった。その困ったような顔を見ておれはそれ以上何も言わなかった。

折も折、別の模型が、沖縄県立博物館美術館にあることを昨日知った。こちらは1952年に制作されたものらしい。こちらもスケール 1/10。

「国建の半世紀」有朋自遠方来、19年11月(サイト内)、世界遺産!首里城へ行ってきた首里城正殿の骨格模型首里城正殿構造模型1952年に製作された首里城の精巧な模型を展示初公開の首里城は鳥肌もの

玄翁の使い方

腕の力より地球の力

という小見出しに目が留まった。「叩くことに意識を向けるのではなく、むしろ振り上げる方に意識を向けます。あとはコントロールを定めながら、重力を利用して振り下ろす」。なるほど、これは木工の玄翁も同じことだ。引用は、真田純子著「図解 誰でもできる 石積み入門」(農山漁村文化協会、18年)から(p27)。最寄り図書館の新着本。

いす展

県立図書館へ行くと、いす展をやっていた。一か所にまとめて展示されているのではなく、館内のあちこちに配置されている。触るのも可、座るのも可。実際、展示作品に座って本を読んでいる人もいる。帰り際にざっと見て廻った。とりわけスマートなデザインの椅子があった。プレートの作者欄には知人の名。彼の作品に一票を投じた。

おきなわの木「いす展」
2019/10/16(水)~11/11(月)、9-20時
沖縄県立図書館(火曜休み)

「おきなわの木 いす展」の開催について

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