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「大工道具の歴史」

昔はたいていの家庭に屑箱兼用の踏み台があった(略)。これは四方転びの脚立の外側に板を張ったもので、棟梁が弟子に規矩術の入門としてつくらせたものをサービスとして新築家庭に置いていったもの

松村貞次郎著「大工道具の歴史」(岩波新書、73年)から(p138)。確かに、あちこちの家で見た覚えがある。家人の実家には今でもあって、義母が高いところにある食器の出し入れに使っている。中にはスーパーのレジ袋を入れているようだ。

貴意に添いかねる・・・

これまでにその通知を、何度、受け取ったことか。今回も十中八九そうなるだろうと思っていた。なにせ、その領域はまったく経験なし、だいぶ年をくっている、そして、県外から引っ越して来て一か月経たない、と三拍子そろっている。それをカバーするほどには、動機や将来性を上手くプレゼンテーションすることが出来なかったということだ。今夕、通知が届いたあとの食事は、やはりと言い切るには多少の悔しさはあるものの、予想通り、残念会となったのだった。転職ほどの深刻さはないけれど、気分は重い。

何年か前にこんなことを書いている(有備無患 26、2010/03/14 08:14)。「職歴を送ってアプライした数、その内、面接に至った数、さらに転職回数、私の場合、これは順番に、19、7、2 だった。歩留まりは、三割、三割で、アプライから転職は一割となる。十通送って転職一回。そんな率なのか。意外な発見だ」。新しい道は隘路だ。その覚悟が要る。

小論文対策

小論文のようなものが課せられるのではと、以下のような文章をいくつか用意したのだが、その予想は外れた。きのう30分間で求められたのは、選択問題いくつかとスケッチだった。さあ結果はどうなるか。

例 1
木工芸製品は、ニーズとシーズの組合せによって成立する。顧客や市場からの要求がニーズであり、これに適合した製品を提供しなければならない。一方のシーズは、製作者の技量、工具、材料の三点に集約される。適切な技量と工具が相まって、材を使いこなすことが可能となる・・・

例 2
箱物や脚物など指物の製作においては、材の割れと変形に留意する必要がある。割れや変形は、木の三方向、つまり、木の幹に沿った繊維方向、年輪の接線方向、そして半径方向、これら方向が、異なる収縮率を示すために生じる・・・

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