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カテゴリー「工芸・美術」の検索結果は以下のとおりです。

美の幾何学

創造性は頭の中の問題のように見えるけれども、その手がかりはむしろ手や目を動かすことにある

伏見康治、安野光雅、中村義作、共著「美の幾何学-天のたくらみ、人のたくみ」(中公新書、79年)から(p228)。三人の鼎談で本文は進んでいく。この中で紹介されている紙のパズル(p47)が、前川淳著「折る幾何学」で引用されている。

折る幾何学(サイト内)

第7作椅子b

ベニア板三部作のあと、椅子を作っている(右は側面図)。座板の加工が近づいているので、今日、その部分の図面に手を入れた。CAD で描いた楕円曲線は、そのままだと材料への墨付けが難しい、大小三つの円弧からなる近接線に置き換えた。こうしておくと現場でコンパスで描くことができる。このように、細かな点は、その加工が近づく度に詰めて来た。特に接合部の仕口は、全体図が確定した時点ではだいたいの方針を決めるに留め、加工を控えて細かな寸法を検討し製図、幕板の二段二枚ホゾ然り、笠木の留形蟻三枚接ぎ然り。さて、座板の板接ぎは三連休の月曜に実施することになるだろうか、気分的には一つの山場を越える。

椅子の次はソファ第6作オットマン(いずれもサイト内)

折る幾何学

正二十面体内に、互いに直行する3面の黄金長方形を内接させられる

前川淳著「折る幾何学」(日本評論社、16年)から(p32)。その挿話に添えて長方形三つのパズルが図示されている。つくってみた。「紙をかなり曲げないと組め」ない、確かに(写真)。本書の副題、約60のちょっと変わった折り紙。何かつくってみよう、と創作意欲が刺激される。

# 伏見康治・安野光雅・中村義作著「美の幾何学-天のたくらみ、人のたくみ」(中公新書、79年)

Jw-CAD を使う (3)

図面に使う線の太さは、比率で細線:太線=1:2とJISで規定されています。

そういう規定があるんだな。荒井章著「フリーソフトJw_cadでラクラク木工製図」(エクスナレッジ、14年)という本を県立図書館で見付けた。その記載があるページ(p62)に、実際に Jw-CAD で使う線幅の設定例が載っている。こういう基本は、その他の情報も同様に、version が少し違っても役に立つ。この本 v7.11 対応、おれ v8.03a を使用中。

  • 線幅を変更、線幅 1/100mm 単位、寸法線10、中心線など15、外形線30
  • 画面の背景色を変更(基本設定 / 色・画面 / 色彩の初期化 / 背景色:深緑)
  • 別レイヤへ図を移動、範囲 / 移動 / 基点変更 / 作図属性、書込みレイヤへ
  • レイヤの一覧、レイヤ番号いずれかを右ダブルクリック
  • 「包絡」処理コマンド
  • 部分図などの破断線は、線属性バー線色1、キーボードで「5」

Jw-CAD を使う (1)(2)(いずれもサイト内)

第6作オットマン

8月はイレギュラーで、月曜日のきのう(8/12)、木工教室に行った。山の日の振替休日。この回で、第6作オットマン2台を完成。収納箱を兼ねて、ベンチの下に格納できるサイズにした(H29、W60、D36)。これで、ソファ(ベンチ)から始まり、植木鉢を置く台、オットマンと続いた、ベニア板三部作を終えた。結局、15mm 厚 3x6 ラワン合板、4枚を割と無駄なく使えたと思う。

今回のオットマンでは着色の色合わせに苦労した。前作と同じ色目にしようと白に黒を目安の分量で混ぜるのだけれど、だいぶ違うグレーになる。白が濃い。ボトルの液量が減るにつれ、沈殿していた顔料で濃くなったようだ。つまりこれまでの白は上澄みを使っていたことになる。水性顔料系着色剤は使う前によく混ぜないとね。

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