再チャレンジ、Arch Linux、その3
今回の確定申告は、Arch Linuxで行った。国税庁のサイト「確定申告書等作成コーナー」で入力を行い、そのまま電子送付。無事に受理された。
作業は、メインPC(M$-Win10)に置いてあった関連ファイルをLinux機に運ぶことからスタート。例えば、家人が毎年まとめてくれる医療費集計表や、申告の手順を記した作業メモなど。もちろん肝心の昨年分データ(r3syotoku_kessan.data)も。
国税庁のそのサイトでは入力開始時に、「国税庁において動作を確認した」推奨環境が表示される。WindowsとMacintosh、各々の場合はあるが、Linuxはない。かと言って、Linuxでも物理的に弾かれることなく入力作業は進められる。
昨年分データを果たして読み込めるだろうかと懸念したけれど、豈図らんや、すんなりアップロードできた。使っているブラウザはChrome。その拡張機能(uBlockなど)も障害にならなかった模様。そのほかに、表計算ソフトはGnumericを、作業メモを取るのにGeanyを用いた。
作業の所要時間は、電子送付するまでに一時間ほど。二人分の医療費十数件を一つ一つ入力したり、表計算ソフトがまだ入っていないことに気付いて途中でインストールしたり、そんなことで時間を食った。次回はだいぶ短縮されるだろう。
「確定申告書等作成コーナー」を使うのは今回で17回目、電子送付は5回目。途中で戸惑うことはほぼなくなった。こちらの慣れもあるだろうけれど、国税庁サイト側のユーザ・フレンドリー度向上が大きいと思う。随分使いやすくなった。
マイナンバーという名の納税者番号の普及もあって、徴税する側、納税する側、双方にとって確定申告の効率は上がって行く。公平公正な税制の維持拡充に寄与することだろう。隠しておきたいことがある人たちには迷惑な話かもしれないけれど。
# 確定申告、再チャレンジ、Arch Linux(いずれもサイト内)。確定申告特集、確定申告書等作成コーナー|国税庁
kernel: Linux 6.1.12-arch1-1
browser: google-chrome-stable 110.0.5481.100