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カテゴリー「沖縄・暮らし」の検索結果は以下のとおりです。

利根川大橋

先月28日。洋上を飛んでいたその便は、成田空港へ向けて着陸態勢に入った。銚子上空あたりから、内陸へ進入して行く。利根川をなぞるように飛び、程なく霞ヶ浦に達し、左へ大きく旋回。その時、右側に筑波山のきれいな山容を眺めることができた。

途中、利根川大橋が見えていた。その橋を、一度ならず、渡ったことがある。

20年ほど前のこと。神戸市でホームオフィスをやっていた頃、茨城県の鹿行(ろっこう)エリアへ出張することが何度かあった。そこへ行くには、都心での仕事を終えた最後の日に設定するようにしていた。往きは、東京駅八重洲口からバスを利用。鹿島セントラルホテルでタクシーへ乗り換えて現地へ向かった。

出張先での仕事を済ませたあとは、往路の逆は辿らず、タクシーで下総橘駅へ行った。その際に、あの長い利根川大橋を渡った。下総橘から成田線で成田へ。京成線に乗り換えて空港へ。成田-伊丹便に乗った。鹿行からの帰路はだいたいそのパターンにしていた。

茨城県側から大橋を渡って千葉県の下総橘駅へ向かう客は多くはないのだろう、タクシーの運転手は、決まって、電車でどこへ行くのかと聞いて来た。成田空港と応えると、サッカーW杯の時には空港への直行バスがあったもんだが、と毎度その話が出た。2002年日韓共催の大会で鹿島アントラーズの本拠地も会場の一つになっていた。そこと空港との間の移動が便利なようにということだったのだろう。

2004/10/19 16:55 NRT-ITM NH3111 CRJ-100LR JA01RJ
2004/02/10 16:55 NRT-ITM NH3111 CRJ-100LR JA01RJ
2003/11/21 16:55 NRT-ITM NH3111 CRJ-100LR JA02RJ
2003/04/29 17:55 NRT-ITM JL153
2003/02/27 16:55 NRT-ITM NH3111 CRJ-100LR

東京、24年11月(サイト内)

5人の現在位置

このあいだ東京で会った友人5人について書いてみよう。

一人は、最初に勤めた会社の同僚。とは言っても同じ職場にいたことはない。私は関西の研究所、あっちは遠く離れた支社。1990年代初頭のネットワーク黎明期に社内BBSを介して親しくなった。その会社を離れた後は、IT系で不定期が長かったようだが、今は、その方面でフルタイム。今回、中華料理のお店を選んでくれていた。

一人は、私が外資系に転職した際に隣の部署にいた担当者。お互いヒラの頃よく飲んだ。その後、事業部長まで登り詰め、ごく最近退職したとか。再雇用の話は断り、まったく別の領域・職種にチャレンジするらしい。今回、銀座の蕎麦屋でお昼から飲んだ。

一人は、私がドイツ駐在時代に知り合った方。外資系の確か執行役員だったが、60歳になる前にあっさり辞めてしまった。複数の言語を流暢に操る、そこを活用して、これまたまったく別の仕事に就いていた。今回は、ご自宅に招いてくれた。美味しいワインの用意あり。その方面にも詳しい。

一人は、私が二度目の転職した先の同志、同じ時期の転職組。斜陽にある事業を復活させるというタフなミッションに二人で取り組んだ。長年、苦楽をともにした。今は、外資系日本法人の社長。今回、神田の粋なお店でおごってもらった。

一人は、小中学校時代の同級生。幼い頃から運動ができ、高校は部活で選んだ。二つほど得意な競技があったはずだが、今は、別の種目のインストラクターをやっている。同窓会のグループLINEでやり取りするようになって一緒に飲むようになった。今回は上野・御徒町あたりでハシゴ酒。

5人の内訳は、男性1人と女性4人。年齢は、3人は私と同世代、2人は少し若い。皆、変化を求め、それを楽しんでいるようだ。

東京、24年11月(サイト内)

クラリスロマイシン

耳鼻科医は、アモキシシリンに替えて、マクロライド系のクラリスロマイシンを処方してくれた。

その薬剤は、既に特許が失効し、複数社によって後発品が販売されている。いずれも一般名のクラリスロマイシンをその名に冠する。今回、薬局で受け取ったのも後発品だった。

過去、二度ほどこの薬を処方してもらったことがある。最初は1990年代の後半、特許はまだ切れておらず、大正製薬の先発品しかない。そのブランド名はクラリスだった。

クラリスか。その薬を受け取った時に、映画の登場人物二人のことを思い出していた。

一人は、「ルパン三世 カリオストロの城」(1979年)のヒロイン、カリオストロ公国の姫君クラリス。伯爵(石田太郎)が「クラリス」と呼ぶその野太い声が耳に残っている。

もう一人は、「羊たちの沈黙」(1991年)の主人公、クラリス・スターリング。扮するのはジョディ・フォスター。この映画では、元精神科医の囚人レクター博士が「クラリス」と呼び掛ける、その声が印象深い。レクター博士役は、アンソニー・ホプキンス。

この度、クラリスロマイシンを処方されて、二つの映画をまた観たくなった。

薬疹映画十選羊たちの沈黙(いずれもサイト内)

東京、24年11月

上京した。沖縄へ引っ越して以来ほぼ7年ぶりの東京。

主たる目的は、田中一村を観ることだった。都美術館の大回顧展「奄美の光 魂の絵画」と千葉市美術館の特集「田中一村と千葉」。たっぷりと楽しんだ。

友人にも会った。男性の平均的な健康寿命は何歳、そんな数値を見るにつけ、まだまだ元気な内に、会うべき人に会っておこうという気持ちが働く。去年あたりから始めていて今回の東京でも何人かに会った。かつての同僚や、ドイツ駐在時代に親しくなった方、小学校の同窓生など5人。

上野・御徒町あたりで三軒ハシゴする悪い酒があったり、お昼に銀座の蕎麦屋であの方と飲み、夜は別の人と品川で飲む、そんな二部制の日もあったり、連日、そこそこの酒量になった。幸い肝臓はよく機能して、まったく二日酔いすることなく平常に過ごすことができた。

今回はピーチ便を使った。那覇-成田往復で17千円。都心に泊まることを考えたが、手頃なホテルを見付けられず、千葉駅前に求めた。普通のビジネスホテル。1泊6千円。ここなら空港へも都心へも乗り換えなしで行くことができる。東京は総武本線一本。それに千葉市美術館には歩いて数分だった。

2024/12/02 10:10 NRT-OKA MM505 A320-200 JA818P
2024/11/28 12:25 OKA-NRT MM504 A320-200 JA822P

田中一村関西へ、24年10月(いずれもサイト内)

薬疹

脇腹に発疹が出た。先日処方してもらった薬による薬疹だろう。何種類か処方された内の抗生物質アモキシシリンによるものと思う。そう思うのは過去の経緯があるからだ。

10年前にピロリ菌の除菌を試みた。処方された薬剤をのみ始めて2日目に発疹が出た。両脇腹から背中にかけて広範囲に、担当医がスティーヴンス・ジョンソン症候群を疑うほどに派手に出た。すぐ服薬は止めた。発疹は抗ヒスタミン剤などで数日で治まったが、ピロリの除菌は未完に終わった。

ピロリ除菌のために処方されたのはラベキュアパック。それが薬疹の原因と思われた。これは3つの薬がパックになっている。2種の抗生物質、アモキシシリンとクラリスロマイシンに補助としてラベプラゾールを併用。

その2か月後、再度、ピロリ除菌にトライすることになった。薬剤をラベファインパックに替えてもらった。これも3剤併用。ただし一つ置き換わって、アモキシシリン、メトロニダゾール、ラベプラゾールの3つ。

これでも薬疹は出た。2回に共通する、アモキシシリンかラベプラゾールどちらか、もしくは両方が発疹の原因と疑われた。が、ラベプラゾールと同系統のプロトンポンプ阻害剤は以前にのんだことがあった。それはなんともなかったので、アモキシシリンの方が怪しいとにらんだ。

ただ、このラベファインパックによる二度目の発疹は、身体が慣れたのか、耐性ができたのか、だいぶ軽症で済んだ。範囲は狭く痒みはほぼない。所定の日数、服用を続けた結果ピロリ菌の除菌には成功した。

そして今回、10年前と同じように発疹が出た。処方された薬剤にアモキシシリンが含まれていた。やはり、発疹の原因はそれだ、と確信した次第。発疹の程度は軽い。軽症だったラベファインのケースとよく似ている、部位も範囲も。そして痒みはほとんどない。

アモキシシリンは、ペニシリン系のβラクタム抗生物質。アモキシシリン含め同系統の抗生物質を服用するのは、10年前と今回の2度だけ。ペニシリン系で発疹が出るとしっかり認識し、今後、問診表などに忘れず記入するようにしよう。

なお、同じβラクタムでも、歯医者などでよくもらうセファロスポリン系の方では発疹など副作用を経験したことはない。

耳鼻科と眼科、24年10月(サイト内)

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