エントリー

カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

協奏交響曲、N響#2003

  • 2024/02/08 06:04
  • カテゴリー:音楽

らじる★らじるの聴き逃しで協奏交響曲(K364)を聴いた。この指揮者でモーツアルトはどんな感じになるのだろうと期待したのだが。

N響第2003回定期公演
モーツアルト作曲
協奏交響曲 K364
指揮)トゥガン・ソヒエフ
Vn)郷古廉
Va)村上淳一郎
(28分45秒)
2024年1月24日NHKホールにて収録

一曲通してテンポやや速め。両端の変ホ長調は明るく快活で良い。真ん中のニ短調はどうだろうね。ビオラ独奏が表情豊かで聴かせるが、楽章全体では、モーツアルトに特有の溢れる憂いがなかなか深まらない。

この公演のプログラム、メインはベートーベンの交響曲第3番。演奏は可もなく不可もなくまあまあの感じ。この指揮者、古典派はあまり得意ではないのかも。

N響モーツアルト十選(いずれもサイト内)。N響演奏会▽N響第2003回定期公演(NHK-FM、2/3 16時)

ロミジュリ、N響#2002

  • 2024/01/30 06:04
  • カテゴリー:音楽

第2組曲の全7曲にさらに何曲か加えて演奏された。指揮者自身が選曲したようだ。

N響第2002回定期公演
プロコフィエフ作曲
バレエ組曲「ロメオとジュリエット」
(指揮)トゥガン・ソヒエフ
NHKホールから生放送(1/19)

最初の「モンタギュー家とキャピュレット家」、サキソフォン・ソロが素人が吹いているかのようでちょっと驚いたが、後はいい感じで音楽は進む。指揮の切れ味するどく、オケもよく機能する。全編通して、安心して聴いていられる。

「ジュリエットの墓の前のロメオ」、指揮者がうなる、オケが鳴る鳴る。圧倒的な悲愴感が伝わって来る。これが最後だと深い感動の内に聴き終えられる、と思っているといやいや続きがあった。それも2曲。案の定、最後の「タイボルトの死」で息切れの感あり。聴く側の責任かもしれないけれど、ちょっと残念。

N響プロコフィエフ(いずれもサイト内)。ベストオブクラシック▽N響第2002回定期公演(NHK-FM、1/19 19時半)

組曲カルメン、N響#2001

  • 2024/01/25 05:55
  • カテゴリー:音楽

へえ、こんな楽しい編曲があるんだな。初めて聴いた。

N響第2001回定期公演
ビゼー作曲、シチェドリン編曲
バレエ音楽「カルメン組曲」
(指揮)トゥガン・ソヒエフ
(43分04秒)
【収録】2024年1月13日NHKホール

この版では管楽器が外れされているけれど、打楽器がにぎやかで、どこか吹奏楽的雰囲気が漂う。ビゼーのよく知られた旋律の数々、そこへ編曲者の創作がかなり盛り込まれ、聴いていて、度々、えっと驚かされる。あの有名な旋律が途切れてしまう箇所に至ってはげらげら笑ってしまった。流れて来なくても頭の中には旋律が鳴る。

N響中島みゆきの曲十選(いずれもサイト内)。ベストオブクラシック▽N響第2001回定期公演(NHK-FM、1/18 19時半)、Rodion Shchedrin(1932-)

しあわせ未満

  • 2024/01/23 05:49
  • カテゴリー:音楽

歌詞に「僕」という男性の一人称が何度か出て来る。それが太田さんの歌にとてもフィットしている。青春真っ只中の僕、という感じがする。

「しあわせ未満」(1977年)がかかった後で、アンカーの方がそんな話をしていた。ラジオ深夜便「太田裕美作品集」(1/16)にて。

この曲の作詞作曲は、松本隆、筒美京平、両氏による。このコンビでの曲は、今回「しあわせ未満」のほかに、「木綿のハンカチーフ」、「雨だれ」、「赤いハイヒール」が採り上げられた。お二人はともに70曲以上の作品を太田さんに提供したのだとか。

「しあわせ未満」の歌詞に「二通り」が、3度、登場する。男、女、人間、各々に2種類あると。男は「ついているやつ、いないやつ」。人間は「陽のあたる人、陰の人」。どちらも判りやすい。そして女、「棘のあるバラ、れんげ草」。こりゃ意味深長だ。

太田裕美の唄十選(サイト内)。にっぽんの歌こころの歌「ジャパニーズ・ポップス~太田裕美作品集」▽ラジオ深夜便【アンカー】松井治伸(NHKラジオ第1、1/16 3時台)

ブルックナーのカドリール

  • 2024/01/22 06:04
  • カテゴリー:音楽

シュトラウス・ファミリーなどのダンス音楽は、初演時のオケ譜ではなくピアノ譜でしか残っていないものが多い。オケで演奏する場合には再構成する必要がある。

ヴォルフガング・デルナー(Wolfgang Dörner)はそれを担う一人で、今回ブルックナーのピアノ曲を編曲したのは彼だった。解説の方がそんな話をしていた。NHK-FMで8日に放送された番組「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2024」にて。

ブルックナーは、今年、生誕200年。それに今回の指揮者ティーレマンはWPhで交響曲全集を最近録り終えたばかりだとか。その縁で、初めて、ニューイヤー・コンサートで採り上げられたのだろう。よく、まあ、この演奏会に入れられそうな曲を書いていたものだ。聴いてみたけれど特に印象に残る曲というわけではなかった、残念ながら。

Anton Bruckner
arr. by Wolfgang Dörner
"Quadrille", WAB121
Christian Thielemann
Wiener Philharmoniker
Recorded 2024/1/1 Musikvereinssaal

# ニューイヤーコンサート2024(NHK-FM、1/8 16時)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、クリスティアン・ティーレマン、小宮正安、田中奈緒子

ユーティリティ

« 2025年05月 »

- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

過去ログ

Feed