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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

3つのオレンジへの恋

  • 2023/06/24 06:06
  • カテゴリー:音楽

NHKラジオの聴き逃しに「3つのオレンジへの恋」があったので聴いてみた。が、昔ほどには胸がときめかない。LP時代にあれほどよく聴いた音楽なのに。

手元にある音源を聴き直そうと思って探すのだが見当たらない。そうか、CDになって一枚も買ってないんだな。縁遠くなったのはそんな前のことなのか。

辛うじてハードディスクの中に見付けたのもN響の演奏。古い音源だ。昔の公演を回顧する番組で流れたものだろう。これを鳴らしてみても、うるさいばっかり。この作曲家のこの曲を好んで聴いていたことが不思議。

N響第951回定期公演
プロコフィエフ作曲
歌劇「3つのオレンジへの恋」から行進曲とスケルツォ
指揮、ズデニェク・コシュラー
収録、1985/1/25、NHKホール

疎遠になってしまった旧い友達に、街でばったり出会ったような気分だ。

N響(サイト内)。ベストオブクラシック▽N響第1986回定期公演、プロコフィエフ、交響組曲「3つのオレンジへの恋」作品33bisほか、ジャナンドレア・ノセダ指揮(NHK-FM、6/15 19時半)NHKホールにて収録(6/10)、N響ザ・レジェンド(NHK-FM、2018/8/21)

ダニー・ボーイ

  • 2023/06/20 06:14
  • カテゴリー:音楽

(「ロンドンデリーの歌」は、)世界で最も広く親しまれるアイルランド民謡の一つである。様々な歌詞によって歌われ、特に「ダニー・ボーイ」のタイトルのものが有名である。

なるほどそういうことか。この曲は、ロンドンデリーの歌と呼ばれたり、ダニー・ボーイと呼ばれたりするのはなぜだろうと思っていた。FMでザ・キングズ・シンガーズ演奏会を聴いているとその曲が流れて来たので調べてみた。引用は、Wikipediaから。

その演奏会では、タイトルは「ダニー・ボーイ」で、その歌詞で唄われていた。Wikiでは他の歌詞、「デヴォージラの告白」など、をいくつか見ることができる。

唄のない器楽曲はどうだろう。Itzhak Perlman(Vn)、Philip Jones Brass Ensemble、それに、Daniel Smith(Fg)、手元の音源はいずれもタイトルは「ロンドンデリーの歌」。歌詞はなく旋律だけなのだから当然そうなる。

楽譜も見てみた。確かファゴットの重奏曲にあったはず。まず中川良平編曲の二重奏、そのタイトルも「ロンドンデリーの歌」。ところが、McCubbinによるファゴット4本のための編曲版では、なんと「ダニー・ボーイ」と大書され、小さく「ロンドンデリーの歌」と添えられている。認知度の高いタイトルが目立つようにしているのだろう

ロンドンデリーの歌|Wikipedia、ベストオブクラシック▽ザ・キングズ・シンガーズ演奏会(NHK-FM、6/12 19:30)収録2022/12/13ミューザ川崎シンフォニーホール、中川良平編「マイ・メロディ・ブック-2本のバスーンのための」(草楽社、1988年)、"Danny Boy - Londonderry Air", arranged for Bassoon Quartet by Ian McCubbin(Spartan Press、1990年)

ジャズるクラシック

  • 2023/06/17 06:13
  • カテゴリー:音楽

音を伸ばせる管楽器がない。点で音を綴る。点描的な音の表現がバッハの音楽に合う。ジョン・ルイスが、バッハとモダンジャズカルテットを強く結びつけて色んなアレンジを施した。

ジャズでバッハと言えば、モダンジャズカルテットとスウィングル・シンガーズ、この二つの団体になると思う、と片山杜秀氏が言っていた。

久しぶりに「クラシックの迷宮」を聴いた。お題は「ジャズるクラシック」。ジャズ奏者が演奏するクラシック音楽を集めていた。ブルックナーやマーラーの交響曲をジャズ編成で演奏した例もあった。かなり悪乗りだと思う。演る方も演る方だが、ラジオの番組で採り上げる方も採り上げる方だ。

バッハでジャズ10曲バリサクでバッハBach Transcriptionsエッシャー 視覚の魔術師(いずれもサイト内)。クラシックの迷宮▽ジャズるクラシック(NHK-FM、6/10 19:20-21:00)、The Swingle Singers* / The Modern Jazz Quartet – Place Vendôme|Discogs

ホルン協 K447、N響#1985

  • 2023/06/07 06:14
  • カテゴリー:音楽

らじる★らじるの聴き逃しサービスでN響の定期公演を聴いているとモーツアルトのホルン協奏曲がかかった、第3番変ホ長調。ソロ、冒頭の第一音を外しそうになった。それはご愛敬か。あとは終わりまで安心して聴いていられた。が、可も不可もない普通の演奏。

モーツアルト作曲
ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K447
(ホルン) 福川伸陽
(指揮) ファビオ・ルイージ
(管弦楽) NHK交響楽団
(14分50秒)

この定期公演の他のプログラムは、ハイドンの「熊」とベートーベンの「田園」。この指揮者とN響の組合せでは、まあまあ悪くない方だとは思う。が、繰り返して申し訳ないけれど普通の演奏だった。

ハルステッドのモーツアルトモーツアルト十選ファビオ・ルイージ(いずれもサイト内)。N響第1985回定期公演(NHK-FM、6/3 16時)サントリーホールで収録(5/24)

ボッティチェリの三枚の絵

  • 2023/05/27 06:11
  • カテゴリー:音楽

演奏される機会はあまり多くないのではないだろうか。レスピーギ作曲「ボッティチェリの三枚の絵」。ルネサンス期の画家ボッティチェリの三枚の絵にインスピレーションを得て作曲された。三枚の絵とは、春、東方三博士の礼拝、そして、ヴィーナスの誕生。

先月、絵画にまつわる曲を特集したクラシックカフェで一曲目にかかった。演奏は、クラウディオ・シモーネ指揮、イ・ソリスティ・ヴェネティ(録音1987年)。なんと言えばいいだろうか、スコアを特に研究することなく、一度通して、すぐに録音した、というような熱意が感じられない軽薄な演奏。

手元の音源を取り出して聴き直した。こちらでは、作曲家の意図が十分に尊重され、色彩感あふれる本来の姿が浮かび上がって来る。エキゾチックな雰囲気も伝わって来る。この曲はこうでなくては。

Ottorino Respighi
"Trittivo Botticelliano"
Hugh Wolff
St. Paul Chamber Orchestra
Recorded 1993

ブラジルの印象古風な協奏曲ドビュッシー「海」(いずれもサイト内)。クラシックカフェ▽「ボッティチェリの三枚の絵」ほか(NHK-FM、4/4 14時)

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