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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

S・オコナーさん死去

  • 2023/08/03 06:08
  • カテゴリー:音楽

訃報に「愛の哀しみ」が世界的に大ヒットしたとある。彼女の大ヒットと言えばあの曲だろうとは思うものの、タイトルが違うようで自信がない。

大ヒット曲についてwebで調べるとすぐに判った。原題は、"Nothing Compares 2 U"、そうそうこのタイトルだ。これなら知っている。その邦題が「愛の哀しみ」なんだな。

Nothing compares to you、あなたに比べられるものは何もない、という意味だろう。かけがえのない人が去ってしまったことを嘆く失恋の唄。それが「愛の哀しみ」となる。もう少しマシな邦題を付けられそうなもんだが。

シネイド・オコナー|Wikipedia、歌手シンニード・オコナーさん死去、56歳…「愛の哀しみ」が世界的大ヒット(7/27)、Sinéad O'Connor (1966-2023)

ファゴットの教則本、IMSLP

  • 2023/07/26 06:10
  • カテゴリー:音楽

先日書いたウーブラドゥの教則本は、まだ著作権は切れていない。著者没年は1986年。

かつて使った他の本はどうだろうか。IMSLPで調べてみた。ワイゼンボーンの作品8や、ミルデの作品26が見付かった。

前者の2巻本は、初心者の頃にお世話になった。後者の作品26(Concert Studies)には随分苦しめられた覚えがある。ミルデには作品24(Scales and Chords)というのもあった。

まだいくつか見付けられるかもしれない。このIMSLPには、教則本も、大家の交響曲などと同じように並んでいる。ちょっと不思議な感じがする。が、考えてみると、街の楽譜屋さんでも同じ光景が見られるのだ。

フェルナン・ウーブラドゥバイエル教則本(いずれもサイト内)。Bassoon Studies, Op.8 (Weissenborn, Julius)50 Concert Studies, Op.26 (Milde, Ludwig)|IMSLP

山下達郎の音楽十選

  • 2023/07/21 05:53
  • カテゴリー:音楽

職場で、山下達郎のことが話題になった。どんな音楽が好きか、というような話を何人かでしている時にその名前が出たのだ。

「ジャニーズを擁護する発言をしているようですが」。「え、そうなの。けど、音楽が素晴らしいから、そんなこと関係ないじゃん」。そんなやり取りがあった。

その反応は、割と、あるのだろうと思う。こういう場合には、どんな反応パターンがあり得るだろうか。少し考えてみた。例えば、

  • 性的虐待を行った人物を擁護するなんて、音楽の価値も疑わしい。
  • 音楽はあくまでも素晴らしい。が、その擁護云々については問い質されるべき。
  • 音楽が素晴らしいのだから、ジャニーズを擁護するしないは関係ない(上の例)。
  • そもそもジャニーズは悪くない。擁護するまでもない。
  • 山下さんの曲は聞くけれど、擁護云々については知らないし興味ない。

ま、ほかにもあるかもしれない。念のため書いておくと、故ジャニー喜多川による未成年者に対する性的虐待については、その行為が存在したことは裁判で確定している。先日ここでも少し触れた。

職場での会話は、山下達郎のどの曲がいいか、という流れになって行った。ある人が、なんと言っても「クリスマス・イブ」でしょと言う。賛同する方もあった。ほかに皆が口にしたのは、「ひょうきん族」のテーマ音楽など、全部で十曲ほどになったろうか。こういう十選もありだな、などと思ったものだ。私は「風の回廊」と「潮騒」を挙げた。

ジャニーズ性的虐待問題すすめられたアルバム十選(いずれもサイト内)。裁判所が認定したジャニー喜多川による少年への「淫行行為」(2020年2月)、テレビ局のジャニーズ報道はどう変化してきたか─消極的なテレビ朝日、積極的な日本テレビ・TBS(7/20)

外山雄三さん死去

  • 2023/07/15 05:58
  • カテゴリー:音楽

訃報には、「管弦楽のためのラプソディー」の作曲家としても知られる、と修飾語が付されていた。指揮者として、作曲家として、様々な業績を遺したんだろうけれど、その曲を書いた人として、後世、語り継がれることになるのではないだろうか。

この曲、Naxosレーベルの日本作曲家選輯、その第一弾に採り上げられて知名度がアップしたように思う。少なくとも私はこのCDで再認識した。

外山雄三
管弦楽のためのラプソディ(1960)
東京都交響楽団
沼尻竜典(指揮)
録音:2000年7月、東京芸術劇場

指揮者・作曲家の外山雄三さん死去 92歳、日本クラシック界率いる(7/13)、日本作曲家選輯全作品のご紹介|NAXOS JAPAN

管楽セレナーデ 作品44

  • 2023/07/13 06:15
  • カテゴリー:音楽

ドボルザークの「管楽セレナーデ」作品44が、NHKラジオの聴き逃しにあったので聴いてみた。「音楽の泉」(初回放送7/2、再放送7/6)。

チョン・ミョンフン指揮、ウィーン・フィルのメンバーによる演奏。この指揮、この奏者たち、この曲、この組み合わせで、果たして、どんな音がするのだろうか、と思いながら聴いたけれど、意外にも、密度の濃い、良い演奏だ。指揮があることで全体に統制がとれて引き締まった管楽セレナーデになった。

Antonín Dvořák
Serenade in d minor for Wind Ens. Op.44 (B77)
Cond) Myung-Whun Chung
Ob) Alexander Öhlberger, Martin Gabriel
Cl) Andreas Wieser, Peter Schmidl
Fg) Stepan Turnovsky, Wolfgang Koblitz
C-Fg) Fritz Faltl
Hr) Ronald Janezic, Thomas Jöbstl, Wolfgang Vladar
Vc) Wolfgang Herzer
DB) Herbert Mayr
Recorded in June, 2001, Vienna

番組の後半にドボルザークの曲がいくつか流れた。一つは、「ルサルカ」のアリア「月に寄せる歌」だった。ソプラノはルネ・フレミング。2017年ライブ。

イシュトヴァン・ケルテス(サイト内)。Dvořak*, Myung-Whun Chung, Wiener Philharmoniker – Serenades|Discogs

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