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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

シェヘラザード

  • 2022/05/27 06:25
  • カテゴリー:音楽

リムスキー・コルサコフの「シェヘラザード」をラジオで聴いた。N響の定期公演。第一楽章「海とシンドバッドの船」、帆船が波を切って大海原を進んで行く、そんな様子が伝わって来ない。ぎくしゃくして、オケが十分に統制されていない感じがする。以降も続けて聴いたけれど、盛り返せない。どうも流れが悪い。音楽が停滞してしまっている。バイオリンや木管などソロも魅力に欠ける。どうしたことか。

相性が悪いのだろうか。いや。以前この指揮者とオケの組み合わせで冴え渡った「牧神の午後への前奏曲」(ドビュッシー作曲)を聴いたことがある。今回は指揮者にとって不得手な曲だったのだろうか。それとも手抜きか。

N響第1958回定期公演▽ベストオブクラシック
5/25(水)午後7時00分~午後9時10分、NHK-FM
序曲「静かな海と楽しい航海」、メンデルスゾーン作曲
ピアノ協奏曲ト長調、ラベル作曲
交響組曲「シェエラザード」、R・コルサコフ作曲
指揮)ファビオ・ルイージ
ピアノ)小菅優
管弦楽)NHK交響楽団
サントリーホールから生放送

同じプログラムで沖縄公演があるとか。沖縄復帰50年記念。宜野湾市の沖縄コンベンションセンターにて(5/29 17時)

ピアノ協奏曲ニ短調(サイト内)。コンサート一覧|NHK交響楽団

ピアノ協奏曲ニ短調

  • 2022/05/23 06:26
  • カテゴリー:音楽

モーツアルトのピアノ協奏曲第20番ニ短調を聴いた。N響定期公演、ラジオでの生中継。指揮者の名前を見て大いに期待したのだが今一つだった。第2楽章、テンポが速過ぎる。これだけでも興醒め。第3楽章でソロやラッパが派手にミスる「おまけ」も付いた。

N響第1957回定期公演▽ベストオブクラシック
5/20(金)午後7時30分~午後9時10分、NHK-FM
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(K527)序曲、モーツァルト作曲
ピアノ協奏曲第20番ニ短調(K466)、モーツァルト作曲
交響曲第8番ヘ長調作品93、ベートーベン作曲
ピアノ)アレクサンドル・メルニコフ
指揮)ファビオ・ルイージ
管弦楽)NHK交響楽団
東京芸術劇場から生放送

昔この指揮者が振るオペラを観た。ドイツ駐在の頃、フェルメール巡りをやっていた、オペラ鑑賞を引っ付けて。そのシリーズの一つでドレスデンを訪ねた折に。以下は昔のブログ記事(2004/1/12 Mon 16:43)から。

土曜日(1/10)、シュターツオーパの演目はヴェルディの「仮面舞踏会」。席が最前列だったのでどうかなと思っていたが、シュターツカペレの素晴らしさを堪能することができた。木質で流麗なスタイルは健在。オケ、歌手、やや現代風の演出、どれも想像していた以上の出来だった。指揮 Fabio Luisi。再建されたゼンパーオーパの建物は中も外も立派。

2004/01/10 07:55 DUS-DRS LH2016 ATR-72 D-ANFC *
2004/01/11 17:05 DRS-DUS LH2019 ATR-72 D-ANFK *

モーツアルト十選(サイト内)

古風な協奏曲

  • 2022/05/21 06:30
  • カテゴリー:音楽

レスピーギ作曲の「古風な協奏曲」を聴いた、留守録しておいたラジオ番組で。同じ演奏者で、ヴィターリ作曲「シャコンヌ」や、タルティーニ作曲「パストラーレ」もかかった。双方ともレスピーギ編。どの曲も聴くのは初めてだった。

Ottorino Respighi
Concerto all'antica (1908)
Violin - Ingolf Turban
Conductor - Marcello Viotti
English Chamber Orchestra
Recorded 1990

レスピーギにはいい曲がある、あらためてそう思った。この日、最後の曲は「リュートのための古風な舞曲とアリア」、比較的演奏機会の少ない第2組曲だった。ネヴィル・マリナー指揮、ロサンゼルス室内管弦楽団の演奏。

# レスピーギ「古風な協奏曲」他▽クラシックカフェ(NHK-FM、5/12 14時)、Ottorino Respighi, Ingolf Turban, Marcello Viotti, English Chamber Orchestra – Works For Violin And Orchestra|Discogs

シュランメルン

  • 2022/05/07 06:24
  • カテゴリー:音楽

小人数アンサンブルの編曲に慣れ親しんだワルツを、初めてオリジナルのオーケストラ編成で聴いた。だいぶ違った印象を受けた。

Johann Strauß (arr. Walter Wasservogel)
Liebeslieder Walzer, Op.114
Thalia-Schrammeln
Recorded 1988
Naxos 8.550228

普段よく聴くこの演奏は、バイオリン2挺、G管の小クラリネット、そしてダブル・ネックのコントラギターによる。この四重奏の編成はシュランメルンとも呼ばれる。名の由来となったシュランメルは、兄弟で、バイオリンを弾きまた作曲(編曲)もした。わが国でたいへんよく知られている「ウィーンはいつもウィーン」は彼らの作品だ。

シュトラウスのワルツだ、当然、オーケストラ版があるのだろうとは思っていた。が、それを実際に聴いたのはつい先日のことだった。ロベルト・シュトルツ指揮ベルリンフィルの演奏。たぶん1970年代の録音だろう。オケ版で聴くのも、なかなかいいもんだ。なおタイトルの"Liebeslieder"は「愛の歌」と訳される。

シュランメル音楽|Wikipedia、Philharmonia Schrammeln Wien(2008)、ヨハン・シュトラウス2世:愛の歌 (ワルツ), Op.114 ヴィリー・ボスコフスキー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団|Blue Sky Label

プーランクの六重奏曲

  • 2022/04/18 06:30
  • カテゴリー:音楽

先日(4/10)聴き損ねた「音楽の泉」を再放送で聴いた。お題はプーランクの六重奏曲。案内役の方が曲の紹介に用いた表現は、傑作、粋な音楽、小気味好い主題、軽妙洒脱、ユーモアの精神、哀愁、陰、メランコリックな味わい、祈りの情趣、華やかで技巧的、そして、不穏な空気感など。番組ではル・サージュらの演奏が流れた。バソンはジルベール・オダン。

Francis Poulenc
Sextuor pour Flûte, Hautbois, Clarinette, Cor, Basson et Piano
Flûte - Emmanuel Pahud
Hautbois - François Leleux
Clarinette - Paul Meyer
Cor - Ab Koster
Basson - Gilbert Audin
Piano - Éric Le Sage
Recording 1998

高校時代にフランス音楽のエスプリ・シリーズで聴いた。それが最初だった。東芝EMIの廉価版LP。ジャケットの絵はアルフォンス・ミュシャ、解説は確か三浦淳史。パリ木管五重奏団のメンバーらによる演奏だった。擦り切れんばかりによく聴いたものだ。後年CDも買い求めた。1964年録音。著作隣接権も切れて最早パブリックドメインの可能性がある(プーランクは1963年没)。

ソルヴェイグの歌昔の愛聴盤(いずれもサイト内)。音楽の泉▽プーランクの六重奏曲(再、NHK-FM、4/16 5時)[聴き逃し]4/23 午前5:50配信終了

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