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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

協奏交響曲K364、東フィル

  • 2024/04/26 05:44
  • カテゴリー:音楽

らじる★らじるの聴き逃しにK364があったので聴いてみた。

モーツアルト
協奏交響曲変ホ長調 K.364
Vn)三浦文彰
Vaと指揮)ピンカス・ズーカーマン
管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
(32分10秒)
2023年5月7日 Bunkamuraオーチャードホール

ズーカーマンがソロと指揮を兼ねているからなのか、オケの統制が十分でなく、緩んでしまう感じがあり残念。それとも関係するのだろうか、両端の楽章、特に第1楽章は安全運転気味。もう少しテンポは早い方が良かったろう。緩徐楽章は、随分漫然とした演奏。ソロも情感が足りない。

この協奏交響曲は、セッションにせよライブにせよ、なかなか好演に出会えない。

番組の案内は落ち着いていて良い。柴辻純子という方だったようだ。

協奏交響曲、N響#2003モーツアルト十選(いずれもサイト内)。名手競演・モーツァルトの協奏交響曲▽ブラボー!オーケストラ選(NHK-FM、4/21 19:25)

WANDERERS

  • 2024/04/24 06:08
  • カテゴリー:音楽

きみのために替えたタイヤと心は試せなくなった

ユーミンのアルバム「LOVE WARS」(1989年)に収録の「WANDERERS」から。男は心を入れ替えて女と一緒に暮らすことを考えていた。

男はオートバイを乗り回すカッコいいやつなんだろう。女はそんな男に惚れてしまう。彼のバイクの後ろに乗って二人で街を飛ばす。

が、そんなことやっている時期はずっとは続かない。女の気持ちが離れて行く。ほかの曲でユーミンは唄う。例えば「よそゆき顔で」の「かたい仕事」を持った人。例えば「幸せはあなたへの復讐」の「仕事が出来るおとなの彼」。女は現実的な選択をするものだと。

それとも男に失望したのだろうか。バイクを乗り回して気ままな生き方をしている、そこにこそ彼の魅力を感じているのに、男は変心して「少し未来の幸せ」を考え始める。そんな所帯染みた気持ちは要らない。この男はさよならね。

いずれにせよ、すれ違いが語られる。曲は、ドッドドッドと大きな排気量のエンジン音を思わせるドラムで疾走感を漂わせ、男と女、二人のさまよう気持ちを綴っている。

ダイソーの500円イヤホン(サイト内)。Jake H. Concepcion(1936-2017)

ダイソーの500円イヤホン

  • 2024/04/22 06:02
  • カテゴリー:音楽

木工教室への道中、イヤホン(RP-HJE150)が断線した。帰りにダイソーに立ち寄って間に合わせで一つ購入。ハイレゾ対応と銘打った500円イヤホン(#6088)を選んだ。スマホも音源もハイレゾ対応ではないものの、もしかしたら、そこそこいい音を鳴らすのではと期待して。ダイナミック型10mmドライバ、20~40,000Hz。

さっそく帰り道で聴いてみた。まず驚いたのは低音が異様に鳴ること。オルガン曲が合うに違いないと、バッハのパッサカリアとフーガ(BWV582)に切り替えた。なんだこれは、ペダルの下のCの音が鳴る鳴る。こりゃスゴい。次に、ヴィヴァルディの協奏曲。Benkocsのファゴットで。解像度や音場の広がり、特に支障は感じられない。

ただ、刺さるような高音が気になる。ポップスを聴くと、案の定、よろしくない。低音も強いので、いわゆるドンシャリだ。これはイコライザーで中音寄りに設定すると、だいぶ改善される。試しに聴いたのは、山下達郎「風の回廊」や、ユーミン「Wanderers」、A・ハモンド「カルフォルニアの青い空」、麻生よう子「逃避行」など。悪くない。

マイクが付いているので、今度、電話で話す時も使ってみようと思う。

イヤホンが断線(サイト内)。十二平均律の周波数一覧表

ブラ1、N響#2007

  • 2024/04/19 05:43
  • カテゴリー:音楽

ラジオでやっていたので聴いた。オンデマンドではなく放送中の視聴はまれ。

ブラームス
交響曲第1番ハ短調 作品68
(指揮)マレク・ヤノフスキ
(管弦楽)NHK交響楽団
(41分47秒)

毒にも薬にもならない凡庸な演奏。前半を終えてもう聴くのは止めよかな思った。が、後半もずるずると鳴らし続けた。第3楽章の中間部が粗雑な感じがしてマイナス1。全楽章通して、特に終楽章で低音がよく響き、その序奏のコラールはたいへん良好でプラス1。合計プラマイ0でまあまあの域を出ない。もう一度聴きたいとは思わない。

N響(サイト内)。N響第2007回定期公演、シューベルト交響曲第4番「悲劇的」、ブラームス交響曲第1番、【指揮】マレク・ヤノフスキ、【収録】2024年4月13日NHKホール▽ベストオブクラシック(NHK-FM、4/18 19時半)

あなた

  • 2024/04/11 06:11
  • カテゴリー:音楽

結局、この歌詞を僕が好かなかった理由は、貧しさにある。建売住宅の宣伝のような何とも陳腐でいじましいマイホーム主義などを、どかんと一発、ぶっ毀したところに歌はありたい、そう感じたのである。

小坂明子作曲作詞の「あなた」(1973年)。メロディーは良いのに、何ともつまらない歌詞だと、著者は残念がる。

團伊玖磨著「好きな歌・嫌いな歌」(読売新聞社、1977年)から(p280)。

言われてみると、確かに「建売住宅の宣伝」のような文言が歌詞に並ぶ。が、当時、この曲は流行りに流行った。「陳腐」かもしれない、「いじましい」かもしれない。けれど、夢のマイホームを持つことを、マイホームの暖かさのようなものを、我々庶民はこの曲に感じたのではなかろうか。

好きな歌・嫌いな歌(サイト内)

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