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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

キダ・タローさん死去

  • 2024/05/16 09:47
  • カテゴリー:音楽

きのう、朝ここに書いたタイトルは「浪速のモーツァルト」、夜その方の訃報を聞くことになるとは思いもしなかった。かなり驚いた。

最高傑作は「次の作品」

生前、訊ねられてそう答えたのだとか。webの記事「キダ・タローさん死去 93歳“生涯5000曲”生み出した浪速のモーツァルト」から。

この記事の中に、キダさんが作曲した「ラブアタック!」のテーマ音楽と、本家モーツアルトのEine kleine Nachtmusik(K525)が似ているとある。すぐにぴんと来ない。よく聴き直してみよう。

浪速のモーツァルト(サイト内)。キダ・タローさん死去 93歳“生涯5000曲”生み出した浪速のモーツァルト(5/16)

Re: 二重小協奏曲ヘ長調

  • 2024/04/29 06:00
  • カテゴリー:音楽

作曲したのは、シュトラウスが83歳になる1947年。第二次世界大戦中ナチスに協力的であったことを非難されながらスイスで静かな晩年を過ごしていた頃。クラリネットとファゴット、二つの管楽器の魅力を存分に引き出した、晩年のシュトラウスらしい円熟味を感じさせる作品

そんな風な紹介があった、R・シュトラウス作曲、クラリネットとファゴットのための二重小協奏曲ヘ長調を、らじる★らじる聴き逃しで聴いた。

リヒャルト・シュトラウス
二重小協奏曲ヘ長調
クラリネット)リリアン・ルフェーブル
ファゴット)キム・ミンジュ
管弦楽)プラハ・フィルハーモニア
指揮)オクサーナ・リーニフ
(19分27秒)
2023年5月28日ドボルザーク・ホール(プラハ)

冒頭のクラリネットがなかなか聴かせるので続きも期待したのだけれど、第1楽章がどうもよろしくない。滑らかに進まない。指揮、オケ、ソロ、3者が、様子がよく判らず互いに探り合っている、そんな印象を受ける。曲の「円熟味」からは遥かに遠い。その後は段々挽回する感じがあって、特にソロ2人は第3楽章ではなかなか頑張る。終始オケの力量不足の感は否めない。

ソロのお二人は、2022年に開催されたプラハの春国際音楽コンクールで、各々の部門で上位に入賞したのだとか。

二重小協奏曲ヘ長調(サイト内)。チェコのオーケストラ(3)プラハ・フィルハーモニア▽ベストオブクラシック【曲目】交響曲第38番ニ長調「プラハ」他【案内】東涼子

協奏交響曲K364、東フィル

  • 2024/04/26 05:44
  • カテゴリー:音楽

らじる★らじるの聴き逃しにK364があったので聴いてみた。

モーツアルト
協奏交響曲変ホ長調 K.364
Vn)三浦文彰
Vaと指揮)ピンカス・ズーカーマン
管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
(32分10秒)
2023年5月7日 Bunkamuraオーチャードホール

ズーカーマンがソロと指揮を兼ねているからなのか、オケの統制が十分でなく、緩んでしまう感じがあり残念。それとも関係するのだろうか、両端の楽章、特に第1楽章は安全運転気味。もう少しテンポは早い方が良かったろう。緩徐楽章は、随分漫然とした演奏。ソロも情感が足りない。

この協奏交響曲は、セッションにせよライブにせよ、なかなか好演に出会えない。

番組の案内は落ち着いていて良い。柴辻純子という方だったようだ。

協奏交響曲、N響#2003モーツアルト十選(いずれもサイト内)。名手競演・モーツァルトの協奏交響曲▽ブラボー!オーケストラ選(NHK-FM、4/21 19:25)

WANDERERS

  • 2024/04/24 06:08
  • カテゴリー:音楽

きみのために替えたタイヤと心は試せなくなった

ユーミンのアルバム「LOVE WARS」(1989年)に収録の「WANDERERS」から。男は心を入れ替えて女と一緒に暮らすことを考えていた。

男はオートバイを乗り回すカッコいいやつなんだろう。女はそんな男に惚れてしまう。彼のバイクの後ろに乗って二人で街を飛ばす。

が、そんなことやっている時期はずっとは続かない。女の気持ちが離れて行く。ほかの曲でユーミンは唄う。例えば「よそゆき顔で」の「かたい仕事」を持った人。例えば「幸せはあなたへの復讐」の「仕事が出来るおとなの彼」。女は現実的な選択をするものだと。

それとも男に失望したのだろうか。バイクを乗り回して気ままな生き方をしている、そこにこそ彼の魅力を感じているのに、男は変心して「少し未来の幸せ」を考え始める。そんな所帯染みた気持ちは要らない。この男はさよならね。

いずれにせよ、すれ違いが語られる。曲は、ドッドドッドと大きな排気量のエンジン音を思わせるドラムで疾走感を漂わせ、男と女、二人のさまよう気持ちを綴っている。

ダイソーの500円イヤホン(サイト内)。Jake H. Concepcion(1936-2017)

ダイソーの500円イヤホン

  • 2024/04/22 06:02
  • カテゴリー:音楽

木工教室への道中、イヤホン(RP-HJE150)が断線した。帰りにダイソーに立ち寄って間に合わせで一つ購入。ハイレゾ対応と銘打った500円イヤホン(#6088)を選んだ。スマホも音源もハイレゾ対応ではないものの、もしかしたら、そこそこいい音を鳴らすのではと期待して。ダイナミック型10mmドライバ、20~40,000Hz。

さっそく帰り道で聴いてみた。まず驚いたのは低音が異様に鳴ること。オルガン曲が合うに違いないと、バッハのパッサカリアとフーガ(BWV582)に切り替えた。なんだこれは、ペダルの下のCの音が鳴る鳴る。こりゃスゴい。次に、ヴィヴァルディの協奏曲。Benkocsのファゴットで。解像度や音場の広がり、特に支障は感じられない。

ただ、刺さるような高音が気になる。ポップスを聴くと、案の定、よろしくない。低音も強いので、いわゆるドンシャリだ。これはイコライザーで中音寄りに設定すると、だいぶ改善される。試しに聴いたのは、山下達郎「風の回廊」や、ユーミン「Wanderers」、A・ハモンド「カルフォルニアの青い空」、麻生よう子「逃避行」など。悪くない。

マイクが付いているので、今度、電話で話す時も使ってみようと思う。

イヤホンが断線(サイト内)。十二平均律の周波数一覧表

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