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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

Re: ベートーベン作品61

  • 2021/03/21 06:55
  • カテゴリー:音楽

感染症の騒ぎで世界中でオケの公演数が依然少なく、FMの音楽番組では、本来オンエアすべき音源が入手できず、過去の録音を使い回す、そういうことが起こっているのだろうか。それは、先日の「N響と共演したソリストたち」からも感じられた。聴き損ねた演奏が再度放送されるのは歓迎だ。

ベストオブクラシック▽N響と共演したソリストたち(2)
3/16(火)19:30-21:10、NHK-FM
ベートーベン、バイオリン協奏曲ニ長調作品61
諏訪内晶子 (Vn)、秋山和慶 (指揮)、NHK交響楽団
44分15秒
2020年12月11日、東京芸術劇場

第1楽章、まあまあ、ちょっと気負い過ぎか。第2楽章でソロが弾く息の長い変奏は出色の出来。緊張感が上手く制御、維持されて、そのまま attacca で第3楽章に入る。ここは感動的でさえあった。そこから後も悪くない。

ベートーベン作品61(サイト内)

ブラームスの4番

  • 2021/03/13 07:33
  • カテゴリー:音楽

FMの番組で、ヤンソンス指揮バイエルン放響のブラ4を聴いた。冒頭のテンポ取りが今一つなのか、冴えない感じでスタート。段々良くなって来るのだろうと期待したけれどそうでもなかった。巨匠が亡くなる2か月ほど前、本拠地でのライブ録音。

ベストオブクラシック選(NHK-FM、3/5 19:30-21:10)
ブラームス、交響曲第4番ホ短調作品98
マリス・ヤンソンス指揮、バイエルン放送交響楽団
2019年10月11日、ヘルクレス・ザール(ミュンヘン)
バイエルン放送協会提供

この曲を大学2年の冬に聴いた。生で聴くのはそれが初めてだった。1983年1月、京都大学交響楽団の定期演奏会。このために京都まで行ったのか、ファゴットのレッスンか何かのついでだったのか、一人だったのか、誰かと一緒だったのか、思い出せない。ただ、京大オケの、ブラームスらしさに溢れた演奏が強く印象に残っている。

京都大学交響楽団第132回定期演奏会
1983年1月13日(木)18:30開演、京都会館
山田一雄客演指揮
ワーグナー、「リエンツィ」序曲
レスピーギ、交響詩「ローマの祭」
ブラームス、交響曲第4番ホ短調作品98

マリス・ヤンソンス(サイト内検索)。京都大学交響楽団

トマジ没後50年

  • 2021/02/13 07:29
  • カテゴリー:音楽

トマジは、ラベルと地中海趣味と異国趣味で出来ている。あと、グレゴリオ聖歌への興味も、トマジらしさに欠かせない

クラシックの迷宮▽アンリ・トマジ没後50年(NHK-FM、1/16 21-22時)から。「ミレイユのトンボー」(Le Tombeau de Mireille)というチャーミングな曲がかかった。後半部分のみ。Jean-Louis Beaumadier(ピッコロ)と、Andre Gabriel(プロヴァンスの太鼓)による演奏。トンボーは墓のこと。

この作曲家の Official website で作品をいくつか聴くことができる。お馴染みの木管三重奏曲は、The Henri Tomasi Trio というグループによる。Maurice Allard が吹くファゴット協奏曲もある。

# Henri Tomasi (1901-1971)。Official website of Henri Tomasi

shmf.de 2020

  • 2021/02/11 10:13
  • カテゴリー:音楽

今週の月曜から水曜までの3日間、NHK-FM が、昨年のシュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭を採り上げていた。その内、木管の室内楽を興味を持って聴いた。ニールセンの五重奏曲以外はいずれも初めて聴く曲だった。

シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭(1)▽ベストオブクラシック(NHK-FM、2/8 19:30-21:10)
「オーボエとピアノのための2つの幻想的小品」ニルセン作曲
「クラリネットとピアノのための4つの幻想的小品」ゲーゼ作曲
「フルート・ソナタ「水の精」ホ短調」ライネッケ作曲
「オーボエ、ホルン、ピアノのための三重奏曲イ短調」ライネッケ作曲
「木管五重奏曲」ニルセン作曲
Ob) アルブレヒト・マイヤー、Pf) エフゲニア・ルビノヴァ、Cl) ダーヴィト・オルロフスキー、Fl) ダニエラ・コッホ、Hr) クリストフ・エス、Fg) テオ・プラト
2020.7.15 ドイツ、グート・プロンシュトルフ(北ドイツ放送協会録音)

かつて、この音楽祭の一公演を、現地で、聴いたことがある。仕事でドイツに駐在していた頃のこと。2004年7月31日、場所は州都 Kiel に程近い村 Emkendorf。三部構成の最初は管楽八重奏、この演奏が強く印象に残っている。特に最後のスメタナ作曲「売られた花嫁」からの抜粋、Tarkmann による編曲が冴えていた。1st Oboe は、Yoshida さんだった。

Schleswig-Holstein Musik Festival 2004
Musikfeste auf dem Lande (MF 3B)
Emkendorf, Scheune
31.07.2004 18:00 Uhr
Ensemble "Opera piccola"
Mozart: Ouverture zu Don Giovanni
Krommer: Oktett-Partita F Dur Op57
Smetana: Die verkaufte Braut als Harmoniemusik bearbeitet von Andreas Tarkmann

Scheune とある通り、農場の大きな納屋が会場だった。外壁に1745とあったのは落成の年だろうか。

# Felix Mendelssohn (1809-1847)、Niels Gade (1817-1890)、Carl Reinecke (1824-1910)、Carl Nielsen (1865-1931)。A.N.Tarkmann Werkkatalogケルン放送管弦楽団|Wikipedia

スカラムーシュ

  • 2021/02/01 06:59
  • カテゴリー:音楽

ラジオ番組の留守録を順次聴いていて、ミヨー作曲の「スカラムーシュ」に行き当たった。バリトン・サキソフォンが達者で軽妙。元は、アルト・サックス(かクラリネット)のソロにオケ伴奏が付いた曲を、バリサク、打楽器、ギター、3人で演奏している。気の利いたアレンジだ。

リサイタル・パッシオ[再]▽鈴木広志(NHK-FM、1/8 9時台)「スカラムーシュ」ミヨー【作曲】、田中庸介【編曲】、バリトンサックス:鈴木広志、ギター:田中庸介、パーカッション:小林武文(10分10秒)~ NHK CR509スタジオで収録

ギター入りの編曲では、マーラーのアダージェットを演ったことがあった。90年代前半のことだったか。交響曲第5番の4楽章、それを、フルート、ビオラ、ファゴット、そしてギターという編成で。そのビオラ弾きの編曲。そう言えば、市販の譜面で、3人で演る「魔弾の射手」序曲があった。クラ、ファゴット、ホルンという無茶な(笑)編成。編曲者は、確か米国のホルン吹きだった。比較的有名な Till Eulenspiegel einmal anders は奏者5人だ。元は大編成の曲を数人だけで演奏する。アレンジャーの腕が良ければそんな楽しみも拡がる。

昔の愛聴盤(サイト内)。Scaramouche, suite pour deux pianos - Wikipedia

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