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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

ピアノ協奏曲ニ短調

  • 2022/05/23 06:26
  • カテゴリー:音楽

モーツアルトのピアノ協奏曲第20番ニ短調を聴いた。N響定期公演、ラジオでの生中継。指揮者の名前を見て大いに期待したのだが今一つだった。第2楽章、テンポが速過ぎる。これだけでも興醒め。第3楽章でソロやラッパが派手にミスる「おまけ」も付いた。

N響第1957回定期公演▽ベストオブクラシック
5/20(金)午後7時30分~午後9時10分、NHK-FM
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(K527)序曲、モーツァルト作曲
ピアノ協奏曲第20番ニ短調(K466)、モーツァルト作曲
交響曲第8番ヘ長調作品93、ベートーベン作曲
ピアノ)アレクサンドル・メルニコフ
指揮)ファビオ・ルイージ
管弦楽)NHK交響楽団
東京芸術劇場から生放送

昔この指揮者が振るオペラを観た。ドイツ駐在の頃、フェルメール巡りをやっていた、オペラ鑑賞を引っ付けて。そのシリーズの一つでドレスデンを訪ねた折に。以下は昔のブログ記事(2004/1/12 Mon 16:43)から。

土曜日(1/10)、シュターツオーパの演目はヴェルディの「仮面舞踏会」。席が最前列だったのでどうかなと思っていたが、シュターツカペレの素晴らしさを堪能することができた。木質で流麗なスタイルは健在。オケ、歌手、やや現代風の演出、どれも想像していた以上の出来だった。指揮 Fabio Luisi。再建されたゼンパーオーパの建物は中も外も立派。

2004/01/10 07:55 DUS-DRS LH2016 ATR-72 D-ANFC *
2004/01/11 17:05 DRS-DUS LH2019 ATR-72 D-ANFK *

モーツアルト十選(サイト内)

古風な協奏曲

  • 2022/05/21 06:30
  • カテゴリー:音楽

レスピーギ作曲の「古風な協奏曲」を聴いた、留守録しておいたラジオ番組で。同じ演奏者で、ヴィターリ作曲「シャコンヌ」や、タルティーニ作曲「パストラーレ」もかかった。双方ともレスピーギ編。どの曲も聴くのは初めてだった。

Ottorino Respighi
Concerto all'antica (1908)
Violin - Ingolf Turban
Conductor - Marcello Viotti
English Chamber Orchestra
Recorded 1990

レスピーギにはいい曲がある、あらためてそう思った。この日、最後の曲は「リュートのための古風な舞曲とアリア」、比較的演奏機会の少ない第2組曲だった。ネヴィル・マリナー指揮、ロサンゼルス室内管弦楽団の演奏。

# レスピーギ「古風な協奏曲」他▽クラシックカフェ(NHK-FM、5/12 14時)、Ottorino Respighi, Ingolf Turban, Marcello Viotti, English Chamber Orchestra – Works For Violin And Orchestra|Discogs

シュランメルン

  • 2022/05/07 06:24
  • カテゴリー:音楽

小人数アンサンブルの編曲に慣れ親しんだワルツを、初めてオリジナルのオーケストラ編成で聴いた。だいぶ違った印象を受けた。

Johann Strauß (arr. Walter Wasservogel)
Liebeslieder Walzer, Op.114
Thalia-Schrammeln
Recorded 1988
Naxos 8.550228

普段よく聴くこの演奏は、バイオリン2挺、G管の小クラリネット、そしてダブル・ネックのコントラギターによる。この四重奏の編成はシュランメルンとも呼ばれる。名の由来となったシュランメルは、兄弟で、バイオリンを弾きまた作曲(編曲)もした。わが国でたいへんよく知られている「ウィーンはいつもウィーン」は彼らの作品だ。

シュトラウスのワルツだ、当然、オーケストラ版があるのだろうとは思っていた。が、それを実際に聴いたのはつい先日のことだった。ロベルト・シュトルツ指揮ベルリンフィルの演奏。たぶん1970年代の録音だろう。オケ版で聴くのも、なかなかいいもんだ。なおタイトルの"Liebeslieder"は「愛の歌」と訳される。

シュランメル音楽|Wikipedia、Philharmonia Schrammeln Wien(2008)、ヨハン・シュトラウス2世:愛の歌 (ワルツ), Op.114 ヴィリー・ボスコフスキー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団|Blue Sky Label

プーランクの六重奏曲

  • 2022/04/18 06:30
  • カテゴリー:音楽

先日(4/10)聴き損ねた「音楽の泉」を再放送で聴いた。お題はプーランクの六重奏曲。案内役の方が曲の紹介に用いた表現は、傑作、粋な音楽、小気味好い主題、軽妙洒脱、ユーモアの精神、哀愁、陰、メランコリックな味わい、祈りの情趣、華やかで技巧的、そして、不穏な空気感など。番組ではル・サージュらの演奏が流れた。バソンはジルベール・オダン。

Francis Poulenc
Sextuor pour Flûte, Hautbois, Clarinette, Cor, Basson et Piano
Flûte - Emmanuel Pahud
Hautbois - François Leleux
Clarinette - Paul Meyer
Cor - Ab Koster
Basson - Gilbert Audin
Piano - Éric Le Sage
Recording 1998

高校時代にフランス音楽のエスプリ・シリーズで聴いた。それが最初だった。東芝EMIの廉価版LP。ジャケットの絵はアルフォンス・ミュシャ、解説は確か三浦淳史。パリ木管五重奏団のメンバーらによる演奏だった。擦り切れんばかりによく聴いたものだ。後年CDも買い求めた。1964年録音。著作隣接権も切れて最早パブリックドメインの可能性がある(プーランクは1963年没)。

ソルヴェイグの歌昔の愛聴盤(いずれもサイト内)。音楽の泉▽プーランクの六重奏曲(再、NHK-FM、4/16 5時)[聴き逃し]4/23 午前5:50配信終了

フランクのソナタ

  • 2022/04/15 06:00
  • カテゴリー:音楽

セザール・フランク(César Franck、1822-1890年)、オケを演る人にとっては随分と馴染み深い作曲家だろう。作品に、交響曲ニ短調があるからだ。クラシック音楽界全般ではどうか。例えば、同じロマン派のブラームスなどに比べると、マイナーな感は否めない。が、フランクはフランクで根強い人気がある。

それは、バイオリン・ソナタイ長調の存在が大きい。このジャンルでは、おそらく最高峰に位置する曲の一つだと思う。フランクの特徴である、あの不思議な属九の和音、聴き手の記憶力を試すかのような循環形式、いずれも味わうことができる。

聴きたくなって手が伸びるのは、チョン・キョンファ盤、ピアノはルプー(1977年)、それとチェロ用の編曲で、ジャクリーヌ・デュ・プレ盤(1971年)。web上にあってすぐ聴ける音源では、エリカ・モリーニ(1961年)がなかなかいい。

César Franck
Sonata for Violin & Piano in A Major
Kyung-Wha Chung (Vn)
Radu Lupu (Pf)
Recording 1977

いつだったか、ピアノ独奏用に編曲されたバージョンを聴いた。原曲のバイオリンとピアノの二重奏もすっきりしているけれど、独奏でさらに研ぎ澄まされたように思う。この編曲版の楽譜もIMSLPで見ることができる。

César Franck
Sonata for Violin & Piano in A Major
arr. for Pf by Alfred Cortot (ca.1905)
Michael Korstick (Pf)
Recording 2013

次回の音楽の泉(4/17)は、タイトルに「フランクのバイオリン・ソナタ」とある。

フランク:ヴァイオリンソナタイ長調 (Vn)エリカ・モリーニ (P)ルドルフ・フィルクスニー 1961年2月録音|Blue Sky Label、Violin Sonata (Franck, César)|IMSLP、音楽の泉▽フランクのバイオリン・ソナタ(NHKラジオ第1、4/17 8:05-8:55)

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