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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

ティーレマンのワーグナー

  • 2022/09/28 06:22
  • カテゴリー:音楽

ティーレマンのマイスタージンガーを聴いた。あの前奏曲のみ。リヒャルト・ワーグナー作曲、楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲。

Richard Wagner
Die Meistersinger von Nürnberg - Vorspiel zum 1. Aufzug
Christian Thielemann
The Philadelphia Orchestra
Recorded 1997

かなりいいと思う。明らかに指揮の勝利。丁寧な演奏だけれど鈍重な感じは一切ない。テンポ取りが的確なのだ。どのセクションも達者で、細かなフレーズが蔑ろにされずよく聞こえる。かと言って全体の統一感が損なわれているわけではない。よく統制されている。セクションでは金管が特に映える。冒頭の響きからして素晴らしい。和音づくりにだいぶ神経を尖らせたようだ。

ティーレマン、フィラデルフィア、ワーグナー、こんな妙な取り合わせがあるんだな。いつか聴いたリエンチは、ウィーン・フィルだった、そちらは2002年の録音。

リエンチ序曲(サイト内)

Rシュトラウス、Ob協

  • 2022/09/22 06:24
  • カテゴリー:音楽

シュトラウスのオーボエ協奏曲を聴いた。らじる★らじる聴き逃しで。

R.シュトラウス作曲「オーボエ協奏曲ニ長調」
(オーボエ)エヴァ・スタイナー
(指揮)ファビオ・ルイージ
(管弦楽)NHK交響楽団

ソロは、本調子じゃなかったのではないか。どうにかこうにか吹いてはいたけれど、音に伸びやかさはないし、まったく唄えない。悪い意味の緊張感が音から伝わって来るばかり。オケはオケで、やっつけ仕事の感あり。今回、同じR.シュトラウスの「ドン・ファン」と「薔薇の騎士」組曲に挟まれて、作曲家晩年のこの協奏曲だ(1946年初演)。曲への研究が行き届かず譜面ずらを流している、そんな印象を受けた。プログラム的に無理があったのではないだろうか。

# ベストオブクラシック▽N響第1963回定期公演(NHK-FM、9/16 19:30、NHKホールから中継)、Richard Georg Strauss(1864-1949)

アルチュニアン

  • 2022/09/02 06:36
  • カテゴリー:音楽

その作曲家の名を聞いてまず思い浮かぶのはトランペット協奏曲だろうか。ラジオの留守録ファイルを整理している際にその曲があった。奏者はパーチョ・フローレス。なかなかいい演奏だった。

アレクサンドル・アルチュニアン作曲
トランペット協奏曲変イ長調
独奏)パーチョ・フローレス
管弦楽)ノルウェー・アークティック・フィルハーモニー管弦楽団
指揮)クリスティアン・リンドベルイ
16分54秒、2018年5月録音、ユニバーサルUCCG-1842

この曲はドクシツェルに献呈されている。この度、生年を調べ、この偉大な奏者と作曲家は同世代だったことを知った。ドクシツェル独奏のこの曲を随分前に聴いたことがある。残念ながら今その音源は手元にない。

# Alexander Arutiunian (1920-2012)、Timofei Dokshizer (1921-2005)、ハイドンのトランペット協奏曲ほか▽音楽の泉(NHKラジオ第1、5/15 8:05)。協奏曲十選(サイト内)。ボリショイ劇場管弦楽団来日公演、プロコフィエフ組曲「ロメオとジュリエット」抜粋、ガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」(編曲・独奏ドクシツェル)、チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」、指揮ユーリ・シモノフ(1979/10/3、大阪フェスティバルホール)

トルコ行進曲付き

  • 2022/08/29 06:21
  • カテゴリー:音楽

NHKらじる★らじるの聴き逃しで、ソナタ第11番イ長調K331「トルコ行進曲付き」を聴いた。番組でかかったのはエリザベト・レオンスカヤによる演奏だった、2021年の録音。

こういう弾き方があるんだな。一楽章が始まってすぐに聴く気が失せた。早く別の演奏を聴き直さないと耳がどうにかなってしまう(ちょっと大袈裟)と、foobarで手元の音源を開こうとしたけれど、音楽ファイルの置き場所(LAN上の簡易NAS)にアクセスできない。こんな時に限って。

悪いことは重なる。マーフィーの法則だ。ハロルド・フェイバー著「法則の本」(ダイヤモンド社、1980年)では、「悪いことはドサッとかたまって起きる」(p196)と紹介されている。マーフィーの第2法則(その1)とある。

変奏曲十選(サイト内)。Elisabeth Leonskaja(1945-)、音楽の泉▽モーツァルトのピアノ・ソナタ「トルコ行進曲付き」(再、NHK-FM、8/27 5時)

リエンチ序曲

  • 2022/08/08 06:20
  • カテゴリー:音楽

NHKラジオの「らじる★らじる聞き逃しサービス」でクラシック音楽の番組を聴いているとリエンチがかかった。なかなかいい演奏だった。

歌劇「リエンチ」序曲
ワーグナー作曲
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)クリスティアン・ティーレマン
(11分38秒)
〈DEUTSCHE GRAMMOPHON UCCG-1173〉

別の演奏を聴いてみようと音源を探したら手元に一つもない。webにクナッパーツブッシュがあったのでそれを聴いた。1962年、クナ最晩年の録音だ。懐かしい。このLPを持っていた。あの頃、これとかオーマンディ盤とかワーグナーの管弦楽曲集をよく聴いた。それなのにCD時代になってワーグナーは買わなかった。

ワーグナーは、オペラ全曲には興味はないけれど、つまみ食いするかのようなオケ曲は嫌いではなかった。「タンホインザー」序曲の冒頭や、エルザの大聖堂への行進、「マイスタージンガー」前奏曲の三重フーガのところなどは、聴いても演奏しても、深い感動を覚えたものだ。大学4年の演奏会で「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死を演って、もうお腹一杯。40年経とうとするのに聴こうと思はないほどに腹持ちが良い、ワーグナーは。

# クラシックカフェ▽歌劇「リエンチ」序曲他(NHK-FM、7/25 14時)、クナッパーツブッシュ|クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label

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