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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

楽器を売る

  • 2018/08/08 06:04
  • カテゴリー:音楽

売れましたので指定口座にお金を振り込みます、と、きのう(8/7)電話がかかって来た。それも、当初申し合わせた金額とのことだった。

沖縄へ引っ越すに当たっては、できるだけ身軽になろうと様々な物を処分した。楽器も二つある内の一台を売ることにして東京のお店に託していたのだった。お願いしたのは年の瀬も押し詰まった頃。買い手が現れて成約するまでに7か月経った。特殊な楽器だけに年単位を要するかもしれないと覚悟していただけになかなか良い結果となった。

これで、いくつかの懸案事項がすべて決着した。沖縄への引っ越し作業この方、やや長めの期間を要し、こちらの意向だけで決められない気掛かりなことが数件あった。

引っ越しする前に東京で住んでいた借上げ社宅の件。「社宅の現状復帰費用ですが、やっと確定しまして、請求はありませんでした。」と、会社の担当者から連絡があったのは、5月の連休明けのこと。退去したのは1月下旬だから、やっとという思いはこちらにもあった。

賃貸に出している神戸の持ち家の件。店子さんの入れ替わりで、新たに募集をかけてもらっていた。8月からの入居が決まり、先月、契約書など書類を整えた。金額について先方から交渉はなく、募集条件そのままでの契約となった。

古い写真のスキャンをお願いしていた件。ゆっくりコースを選択。数か月経って東南アジア方面から戻って来た。

それと今回の楽器の販売委託の件。他にもう一つあったように思うけれど、最も気になっていた楽器のことが解決したので、これですべて良しとしよう。

大学オケ時代の写真

  • 2018/07/23 06:58
  • カテゴリー:音楽

古い写真の整理を進めている。いつどこで何の機会に撮影されたのか、だいたい判る。記憶力がまだしっかりしている内にこの作業をやって正解だ。が、一部、判別が難しいものがある。例えば、大学オケ時代の舞台写真(遠景)。いつもの本拠地だとバックが同じで紛らわしい。それが少なからずある。1981-84年、いずれかだが年次はすぐに判らない。例えばこれ。昔のフチあり標準サイズ、E 版と言ったか。虫眼鏡で、木管の編成や、演奏しているメンバーを見て、年次や曲を割り出そうとするのだが、なかなか手強い。誰が乗っているのか管のローテーション表でも残っていれば一発で判るだが、それは叶わず、何とか思い出して、あ、これは、自分が4年のときのシベリウスの1番だな、となる。とは言っても、ホルンには前年度に引退した先輩の顔があり、エキストラでお願いしたんだったのかな、と完全には腑に落ちない点もあったりする。

編成が小さい室内楽だったり、オケでも本拠地ではない場合の写真はすぐ判る。事情が特殊なので、当時の手帳など他の資料との照合は容易だ。例えばこれ(部分)。演奏している場所は、大阪のザ・シンフォニーホール。場所もさることながら、この写真は、京大オケとの合同演奏風景なので見間違えることはない。開演前の現地リハの最中。曲はワーグナーのマイスタージンガー前奏曲、木管は倍管編成でやっている。木管後列一番手前がおれ。在学中にこのホールで演奏したのはこの一回きり。1983年のことで、前年に開業したばかりの真新しい会場を使ったのだった。

ラトルのハイドン

  • 2018/07/23 05:55
  • カテゴリー:音楽

ハイドンは、非常に実験的と言える面があって、如何に聴く者を驚かせるか、そのための工夫に賭けていたような作曲家だった。そこが、ラトルがハイドンを好む最大の理由だ。

きのう(7/22)、NHK-FM「クラシックの迷宮」で、サイモン・ラトル&ロンドン交響楽団『ハイドン・想像上のオーケストラの旅』という CD が採り上げられていた。よりすぐりの楽章だけを切り出して演奏会を開いたのだとか(17年7月)。そのライブ盤。有名な「驚愕」第二楽章は入っておらず、この番組ではハーゼルベック指揮の演奏が一部使われていた。

協奏交響曲の夕べ

  • 2018/07/19 07:03
  • カテゴリー:音楽

昨夜(7/18)の NHK-FM ベストオブクラシックは興味深いプログラムだった。今、留守録したものを聴きながらこれを書いている。

レ・ヴァン・フランセ~協奏交響曲の夕べ

協奏交響曲 第5番 ヘ長調(Fl、Ob、Hr、Bn)
プレイエル作曲(22分36秒)

協奏交響曲 変ロ長調 作品41(Fl、Cl)から第1,3楽章
ダンツィ作曲(15分52秒)

協奏交響曲 第2番 ヘ長調(Fl、Ob、Hr、Bn)
ドヴィエンヌ作曲(21分43秒)

協奏交響曲 変ホ長調 K.297b(Ob、Cl、Hr、Bn)
モーツァルト作曲(27分29秒)

Fl)エマニュエル・パユ
Ob)フランソワ・ルルー
Cl)ポール・メイエ
Hr)ラドヴァン・ヴラトコヴィチ
Bn)ジルベール・オダン
東京フィルハーモニー交響楽団

東京オペラシティ コンサートホールで収録(2018年4月24日)

歓喜の歌が響く街

  • 2018/06/09 06:32
  • カテゴリー:音楽

楽器はドイツ領事館を通して入手した。どうしても足りないコントラバスなどは作った。ファゴットは足踏みオルガンで代用した。

番組の中で、鳴門教育大の頃安(ころやす)教授がそのようなことを言った。100年前の鳴戸、果たして第九の演奏にファゴットは使われたのだろうか。その疑問は解消された。エフエム徳島・TOKYO FM 共同制作 鳴門第九アジア初演100周年記念企画ドキュメンタリードラマ「歓喜の歌が響く街~第九の里・徳島県鳴門市の奇跡」(18/6/8 20時、再放送)から。

番組サイト http://www.tfm.co.jp/tokushimadaiku/ に、「霊山寺前での演奏会の様子」という写真がある。お鬚の指揮者が片足を載せる木箱は指揮台の代わりだろうか。その箱には、サクラビールと大書されている。右横書きで天地が逆。

いわゆる第九についてどう思っているか個人的な意見を、ついでに、書いておこう。まず思うのは、ファゴット吹きにとってオイシい曲であるということ。それは間違いない。ただし、聴く側に立つと、曲全体が冗長である点は大きな問題だ。その原因の一つ、第3と第4、連続する二つの楽章が変奏曲になっていること。これは理解に苦しむ。複雑だし、一体感や調和を損ねている。それに全体の演奏に要する時間が長過ぎる。必ずしも心地良い音楽じゃないし、全楽章通しで聴くには忍耐も要る。我慢して聞いていれば、ご褒美で、最後の方にあの有名な旋律が流れて来る。最後にオケは大音量で大団円。終わり良ければ総て良し。一時間、耐え忍んだことも忘れられる、という曲。

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