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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

山下達郎の音楽十選

  • 2023/07/21 05:53
  • カテゴリー:音楽

職場で、山下達郎のことが話題になった。どんな音楽が好きか、というような話を何人かでしている時にその名前が出たのだ。

「ジャニーズを擁護する発言をしているようですが」。「え、そうなの。けど、音楽が素晴らしいから、そんなこと関係ないじゃん」。そんなやり取りがあった。

その反応は、割と、あるのだろうと思う。こういう場合には、どんな反応パターンがあり得るだろうか。少し考えてみた。例えば、

  • 性的虐待を行った人物を擁護するなんて、音楽の価値も疑わしい。
  • 音楽はあくまでも素晴らしい。が、その擁護云々については問い質されるべき。
  • 音楽が素晴らしいのだから、ジャニーズを擁護するしないは関係ない(上の例)。
  • そもそもジャニーズは悪くない。擁護するまでもない。
  • 山下さんの曲は聞くけれど、擁護云々については知らないし興味ない。

ま、ほかにもあるかもしれない。念のため書いておくと、故ジャニー喜多川による未成年者に対する性的虐待については、その行為が存在したことは裁判で確定している。先日ここでも少し触れた。

職場での会話は、山下達郎のどの曲がいいか、という流れになって行った。ある人が、なんと言っても「クリスマス・イブ」でしょと言う。賛同する方もあった。ほかに皆が口にしたのは、「ひょうきん族」のテーマ音楽など、全部で十曲ほどになったろうか。こういう十選もありだな、などと思ったものだ。私は「風の回廊」と「潮騒」を挙げた。

ジャニーズ性的虐待問題すすめられたアルバム十選(いずれもサイト内)。裁判所が認定したジャニー喜多川による少年への「淫行行為」(2020年2月)、テレビ局のジャニーズ報道はどう変化してきたか─消極的なテレビ朝日、積極的な日本テレビ・TBS(7/20)

外山雄三さん死去

  • 2023/07/15 05:58
  • カテゴリー:音楽

訃報には、「管弦楽のためのラプソディー」の作曲家としても知られる、と修飾語が付されていた。指揮者として、作曲家として、様々な業績を遺したんだろうけれど、その曲を書いた人として、後世、語り継がれることになるのではないだろうか。

この曲、Naxosレーベルの日本作曲家選輯、その第一弾に採り上げられて知名度がアップしたように思う。少なくとも私はこのCDで再認識した。

外山雄三
管弦楽のためのラプソディ(1960)
東京都交響楽団
沼尻竜典(指揮)
録音:2000年7月、東京芸術劇場

指揮者・作曲家の外山雄三さん死去 92歳、日本クラシック界率いる(7/13)、日本作曲家選輯全作品のご紹介|NAXOS JAPAN

管楽セレナーデ 作品44

  • 2023/07/13 06:15
  • カテゴリー:音楽

ドボルザークの「管楽セレナーデ」作品44が、NHKラジオの聴き逃しにあったので聴いてみた。「音楽の泉」(初回放送7/2、再放送7/6)。

チョン・ミョンフン指揮、ウィーン・フィルのメンバーによる演奏。この指揮、この奏者たち、この曲、この組み合わせで、果たして、どんな音がするのだろうか、と思いながら聴いたけれど、意外にも、密度の濃い、良い演奏だ。指揮があることで全体に統制がとれて引き締まった管楽セレナーデになった。

Antonín Dvořák
Serenade in d minor for Wind Ens. Op.44 (B77)
Cond) Myung-Whun Chung
Ob) Alexander Öhlberger, Martin Gabriel
Cl) Andreas Wieser, Peter Schmidl
Fg) Stepan Turnovsky, Wolfgang Koblitz
C-Fg) Fritz Faltl
Hr) Ronald Janezic, Thomas Jöbstl, Wolfgang Vladar
Vc) Wolfgang Herzer
DB) Herbert Mayr
Recorded in June, 2001, Vienna

番組の後半にドボルザークの曲がいくつか流れた。一つは、「ルサルカ」のアリア「月に寄せる歌」だった。ソプラノはルネ・フレミング。2017年ライブ。

イシュトヴァン・ケルテス(サイト内)。Dvořak*, Myung-Whun Chung, Wiener Philharmoniker – Serenades|Discogs

フェルナン・ウーブラドゥ

  • 2023/07/06 06:10
  • カテゴリー:音楽

身近な友として最高の教則本

と、ウーブラドゥの教則本(3巻本)が薦められている。菅原眸著「バスーン講座」第8回(バンドジャーナル、1978年5月号、p101)にて。このコメントを読んで購入してみようと思った。40年以上昔の話。

1巻と2巻は音階など日々の練習、3巻は補足とメロディで構成されている。「指示どおりに練習するにはたいへんに忍耐が必要」とその講座でも指摘されている。実際、適当に吹いていては効果はあがらないと心して、日々覚悟を決めてページを開いたものだ。

毎日のように訪ねているサイトでウーブラドゥの盤が紹介されていた。懐かしい名前だ。氏のことは、演奏者としてではなく、最初、教則本の著者としてその名を知った。そんなことを思い出したのだった。

# Enseignement Complet du Basson, Volume 1-3 by Fernand Oubradous (1903-1986)、音楽日誌|【♪ KechiKechi Classics ♪】

帰れソレントへ

  • 2023/07/04 06:03
  • カテゴリー:音楽

この間、工房での作業の際、「帰れソレントへ」がかかっていた。声はパヴァロッティのような気がした。訊ねてみると正解。色々取り混ぜたナポリ民謡集だった。

帰宅してfoobarで検索した。「帰れソレントへ」(Torna a Surriento)の音源は、今、手元にはないはずと思いながらも念のため確認。すると一つヒットした。テノール何人かの寄せ集めの一枚。この盤の存在はまったく失念していた。この中で「帰れソレントへ」はステファノ(Giuseppe di Stefano)が歌っている。

ステファノの「帰れソレントへ」は、LP時代に何度か聴いた。懐かしい。この度、その寄せ集めの版を聴いてみると、かつて聴き馴染んだ感じと少し違う。webの情報によると二つの録音があるようだ、50年代(EMI)と60年代(Decca)。昔聴いたのは旧い方のEMI盤でこの寄せ集めの方はDecca、たぶんそういうことだ。

フジ子・ヘミングの奇蹟(サイト内)。Luciano Pavarotti (1935-2007)、Giuseppe Di Stefano (1921-2008)、Neapolitan Songs : Carreras, Pavarotti, Di Stefano, Domingo|HMV、ナポリ民謡集|February's Homepage

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