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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

佐渡裕指揮ボレロのはずが

  • 2021/09/29 06:38
  • カテゴリー:音楽

ラベル作曲「ボレロ」(指揮)佐渡裕(16分02秒)を留守録したはずなのに、翌朝さっそく聴いてみると、オケではなく、ピアノ独奏のボレロが流れて来た。いったいどうしたことか。

どうやら予定の番組は差し替えられたようだ。代わりの番組の一つが「小原孝のゆったりクラシック」、その終わりのテーマがピアノ独奏のボレロなのだ。次の番組までの10秒ほどの隙間を埋めているに過ぎない。たまたま、その短い部分から聴き始めたので、仰天することになった。

# 9/28 19:30-21:10、NHK-FM、ベストオブクラシック▽ドイツのオーケストラ(2)、ベルリン・ドイツ交響楽団、佐渡裕指揮、2021年4月25日、ベルリン・ブランデンブルク放送局ホール。9/28 20:40-21:05、NHK-FM、小原孝のゆったりクラシック#5「クーラウ・ソナチネ作品20-1第2楽章」

オーボエ・ダモーレ協奏曲

  • 2021/09/26 06:23
  • カテゴリー:音楽

バッハのチェンバロ協奏曲第4番イ長調 BWV1055は、元はオーボエ・ダモーレ協奏曲だったようだ(諸説ある)。それが、BWV1055Rとして復元されている。手元に二つある音源は、どちらもチャーミングな演奏だ。

Christian Hommel (Oboe d'Amore)
Helmut Müller-Brühl (cond.)
Cologne Chamber Orchestra
Naxos 8.554602

Andrius Puskunigis (Oboe d'Amore)
Donatas Katkus (cond.)
St. Christopher Chamber Orchestra
Brilliant 94991

viola da braccioがソロのバージョン(ト長調)も聞いたことがある。その楽器やチェンバロの版では、ソロが始まると、とたんに旋律が聞こえなくなる。伴奏が音量を余程抑えるか、耳を澄ませるか、しないとね。オーボエ・ダモーレなら、埋もれるどころか逆に際立つ。やはりこれが原曲だろうと思わせてくれる。

Naxos 8.554602, Brilliant 94991 - Discogs。チェンバロ版・リヒター|YouTube

てんかん治療、K448

  • 2021/09/22 06:29
  • カテゴリー:音楽

メカニズムについてはまだ仮説段階ですが、K448の効果は確かなため、今後、てんかん患者の新たな治療法として採用されるかもしれません。

ナゾロジーの記事、モーツァルトのとあるピアノ連弾曲が「てんかん症状」を和らげると判明(9/19)から。K448は、ピアノ2台のための曲なので「連弾」よりは連奏と呼ぶ方が適切かもしれない。

誰の演奏でも良いのだろうか。モーツアルトや他者の似通った曲ならどうなる。旋律、リズム、和音、どういう要素が効くのか。どんな対照区を置いたんだろう。そのうち原著で確かめてみよう。

K488に関する日英のWikipediaを見比べてみた。英語版には、Mozart effectとして、このてんかん治療の話が紹介されている。日本語版では言及されていない。その代わり、この曲は「のだめカンタービレ」に使われ知名度が上がったとある。

手元にある音源では、Pekinel姉妹の演奏(TELDEC, 1991)をよく聴く。

Sonata for Two Pianos (Mozart) - Wikipedia、Mozart Complete Piano Duets, Pekinel sisters - Discogs

知られざるワイル

  • 2021/09/17 06:27
  • カテゴリー:音楽

クルト・ワイル歌曲集を時々聴きたくなる。クラシックの声楽曲はオペラ含め積極的に聴かない中これは例外。長年親しんで来た盤がある。名花ストラータス、42歳の録音。

"The Unknown Kurt Weill"
Music By - Kurt Weill
Soprano Vocal - Teresa Stratas
Piano - Richard Woitach
Recorded - February 1981

いつだったか、Anne Sofie von Otterの盤 "Speak Low"(1993年)を聴いた。残念ながらこちらのワイルには馴染めなかった。二枚には数曲の重なりがある。

The Unknown Kurt Weill, Speak Low | Discogs

音楽室の肖像画

  • 2021/09/13 06:38
  • カテゴリー:音楽

「バッハ、ヘンデル、ハイドン、モーツアルト、ベートーベン、ウェーバー、ロッシーニ、シューベルト」。さらに、メンデルスゾーン、ショパンと続いて行く。小学校の音楽室に掲げられていた肖像画だ。南伸坊氏が忘れず覚えている巨匠たちの名を順に読み上げる。サタデーエッセー「音楽室の肖像画」南伸坊(イラストレーター)▽『マイあさ!』土曜6時台後半(NHKラジオ第1、9/11)から。これを聞いて、何年か前に書き送ったメールを探し出した。

ある日、音楽の歴史を学ぶようなことがありました。音楽の先生が、壁に掲げられた作曲家たちを指さして何ごとかを言い始めます。端っこはバッハです。「この人は空母。ハイドンも空母。モーツアルトとベートーベン、この人たちは戦艦」と、なぜか軍艦になぞらえて行きます。この人は重巡、これは駆逐艦と、20人ほど順番に読み上げて行って、最後がフォスターでした。「フォスター、この人は、魚雷艇かな」。私は大笑いしましたが、クラスのみんなは何がおもろいのという顔をしていました。

メール「ジャズとクラシック音楽、03」(2017/04/26 12:57)から抜粋。「フォスターは、アメリカ音楽の父と呼ばれます。同国で、のちにミュージカルが成立していく系譜の中で、彼は源流にいると言っていいでしょう」と、魚雷艇のフォスターを紹介する文章だった。

そう言えば、中学時代のあの音楽教師は、確か島根県出身。そのお国柄で鉄づくりにちなんだ苗字だった。急に思い出した。

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