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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

ニールセン2番、N響#2012

  • 2024/06/04 06:01
  • カテゴリー:音楽

NHKらじる★らじるの聴き逃しでN響定期公演を聴いた。第2012回。後半のニールセン作曲交響曲第2番は初めて聴く曲だった。

ニールセン作曲
交響曲第2番ロ短調作品16「4つの気質」
(指揮)ファビオ・ルイージ
(管弦楽)NHK交響楽団
(33分47秒)
2024年5月22日サントリーホールで収録

木管五重奏曲(作品43)があるのでニールセンの名前はよく知っている。が、その他の曲は馴染みがない。交響曲は、4番だか5番だかを何かの折に耳にしたぐらいのことで、その時は特に興味は湧かず、今、手元に音源もない。

今回、第2番に接してみて、ちょっと面白そうだなと思った。この作曲家の交響曲、また機会があれば聴いてみようと思う。

N響変奏曲十選(いずれもサイト内)。N響第2012回定期公演【曲目】ピアノ協奏曲第1番(ブラームス)交響曲第2番(ニルセン)【演奏】ファビオ・ルイージ(指揮)ルドルフ・ブフビンダー(ピアノ)▽N響演奏会(NHK-FM、6/1 16時、5/22サントリーホールにて収録)、交響曲第2番 (ニールセン)|Wikipedia

フォーレ、Pf五重奏曲#2

  • 2024/05/29 05:55
  • カテゴリー:音楽

各楽器が見事に絡み合いながら洗練された響きを生み出していく。フォーレの室内楽の最高峰に位置する作品

案内の人はそんな風に言うし、さあ聴くぞと構えるのだけれど、通して聴くにはかなり努力を要する。部分的には、例えば第3楽章、霧が晴れて行き、心地良さがただよう時間もなくはない。全体としては、音楽の輪郭はぼやけていて、捉えどころがない。この作曲家の室内楽はどうも性に合わない。

フォーレ作曲
ピアノ五重奏曲第2番ハ短調 作品115
セバスティアン・ボーレン(Vn)
ヒョンジュン・リーンツ・カン(Vn)
ハネス・バーチ(Va)
パトリック・デメンガ(Vc)
ベルント・グレムザー(Pf)
(34分3秒)
2022年7月14日収録
聖ミカエル教会(スイス、マイリンゲン)

デュメイ、コラールらが70年代に録音したフォーレ室内楽曲集が手元にある。主要な5重奏や4重奏はすっ飛ばして、Berceuse(作品16)や、Elegy(同24)、Fantaisie(同79)など、聴くのは専ら小品ばかり。

# マイリンゲン音楽祭週間、フランス音楽の名曲(3)フォーレとドビュッシー▽ベストオブクラシック(NHK-FM、5/22 19時半)、Sebastian Bohren、Hyunjong Reents-Kang、Hannes Bärtschi、Patrick Demenga、Bernd Glemser

夏の夜の夢、N響#2011

  • 2024/05/21 06:01
  • カテゴリー:音楽

N響第2011回定期公演
メンデルスゾーン
「夏の夜の夢」の音楽から
(指揮)ファビオ・ルイージ
(管弦楽)NHK交響楽団
2024年5月17日NHKホール

胸のすくような気持ちの良い演奏だ。特に「序曲」。ともすれば冗長感がただよってしまうこの曲を、迷わず駆け抜けて行くように上手く制御している。「夜想曲」「スケルツォ」にもその流れが受け継がれていく。「結婚行進曲」の中間部は、もう少し、丁寧に唄ってもいいように思ったけれど、疾走感を優先して全体を構成したのだろう。これはこれで好感を持てた。

かつてセル指揮クリーブランド管の演奏を好んでよく聴いた。CD時代になって買い直そうと思って果たせなかった一枚だ。

N響(サイト内)。ベストオブクラシック▽N響第2011回定期公演、「夏の夜の夢」の音楽から「結婚行進曲」ほか 交響曲第5番「宗教改革」(メンデルスゾーン)~NHKホールから生放送(NHK-FM、5/17 19時半)

キダ・タローさん死去

  • 2024/05/16 09:47
  • カテゴリー:音楽

きのう、朝ここに書いたタイトルは「浪速のモーツァルト」、夜その方の訃報を聞くことになるとは思いもしなかった。かなり驚いた。

最高傑作は「次の作品」

生前、訊ねられてそう答えたのだとか。webの記事「キダ・タローさん死去 93歳“生涯5000曲”生み出した浪速のモーツァルト」から。

この記事の中に、キダさんが作曲した「ラブアタック!」のテーマ音楽と、本家モーツアルトのEine kleine Nachtmusik(K525)が似ているとある。すぐにぴんと来ない。よく聴き直してみよう。

浪速のモーツァルト(サイト内)。キダ・タローさん死去 93歳“生涯5000曲”生み出した浪速のモーツァルト(5/16)

Re: 二重小協奏曲ヘ長調

  • 2024/04/29 06:00
  • カテゴリー:音楽

作曲したのは、シュトラウスが83歳になる1947年。第二次世界大戦中ナチスに協力的であったことを非難されながらスイスで静かな晩年を過ごしていた頃。クラリネットとファゴット、二つの管楽器の魅力を存分に引き出した、晩年のシュトラウスらしい円熟味を感じさせる作品

そんな風な紹介があった、R・シュトラウス作曲、クラリネットとファゴットのための二重小協奏曲ヘ長調を、らじる★らじる聴き逃しで聴いた。

リヒャルト・シュトラウス
二重小協奏曲ヘ長調
クラリネット)リリアン・ルフェーブル
ファゴット)キム・ミンジュ
管弦楽)プラハ・フィルハーモニア
指揮)オクサーナ・リーニフ
(19分27秒)
2023年5月28日ドボルザーク・ホール(プラハ)

冒頭のクラリネットがなかなか聴かせるので続きも期待したのだけれど、第1楽章がどうもよろしくない。滑らかに進まない。指揮、オケ、ソロ、3者が、様子がよく判らず互いに探り合っている、そんな印象を受ける。曲の「円熟味」からは遥かに遠い。その後は段々挽回する感じがあって、特にソロ2人は第3楽章ではなかなか頑張る。終始オケの力量不足の感は否めない。

ソロのお二人は、2022年に開催されたプラハの春国際音楽コンクールで、各々の部門で上位に入賞したのだとか。

二重小協奏曲ヘ長調(サイト内)。チェコのオーケストラ(3)プラハ・フィルハーモニア▽ベストオブクラシック【曲目】交響曲第38番ニ長調「プラハ」他【案内】東涼子

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