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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

猫の組曲

  • 2018/11/22 06:32
  • カテゴリー:音楽

吹奏楽のひびき(11/18 朝、NHK-FM)で「猫の組曲」という金管十重奏曲がかかった。冒頭の紹介の中で、この組曲の

第4曲、クラーケンは、小柄で長生きした、尻尾が特徴的な雌猫。

とあった。クラーケン、これは記憶にあるタイトルだ。もしかして、あの曲か? 実際に曲を聴いてみると、バス・トロンボーンから始まる、あの曲だった。大学オケにいた頃、金管パートの先輩たちがよくやっていた。ただし、トロンボーン四重奏だったと思う。編成違いの版があるんだな。

# Chris Hazell, Cat Suite (Mr Jums, Black Sam, Borage, Kraken, Flora, Tubby Mousetrouser and Homepride), All-Brass-Ensemble Jeunesses Musicales Weltorchester, Amati ami9701/1 (Rec. 1996 and 1997)

メトロノームでジャズ

  • 2018/11/08 19:20
  • カテゴリー:音楽

確か1990年だったと思う。ジャズの番組を聴いていると、新譜の紹介で "Blues on Time" という曲がかかった。ソロはハーモニカ。バックは、なんと一台のメトロームという演奏。無伴奏ではなく、この融通の利かない器械を相手にした方が却って、いい味が出ている。早速レコード屋に行って、そのアルバム "Footprints" を買い求めた。それが、ジャズ・ハーモニカの巨匠トゥーツ・シールマンス(Jean "Toots" Thielemans, 1922 - 2016年)との出会いだった。

以来、"Footprints" は愛聴している。2012年だったか、ベルギー人の同僚と飲んでいるときにジャズの話になった。彼は当然のようにシールマンスのことを語り始める。そのときに教えてもらったのだが、そのハーモニカ吹きはブリュッセル出身かつベルギー貴族なのだ。何と言っても "Footprints" が一番いい、と彼は宣言した。おれもその CD を持っていると言ったら、随分と喜んでくれたものだった。おれは、シールマンスはその一枚しか持ってなかったのだが。

先日、試しに図書館のサイトで検索すると何枚かヒットした。その内、"The Best of Toots Thielemans"(POCJ-1653)を借りて来た。この中のシールマンス自作 "You're My Blues Machine" もメトロノームをバックにした演奏だ。ハーモニカとメトロノームは、彼お気に入りの編成(笑)だったのかもしれない。

昔の愛聴盤

  • 2018/10/28 06:19
  • カテゴリー:音楽

クラシックカフェ(10/25 NHK-FM)にプーランク作曲の「フランス組曲」があるのを見て、その番組を留守録しておいた。かつて好んでよく聴いたプレートル指揮パリ管メンバーの演奏だ(68年録音)。高校時代に何枚か買ったフランス音楽のエスプリシリーズ、もちろん LP、に収録されていた。

同じくプーランクのピアノと管楽五重奏のための六重奏もこのシリーズで初めて聴いた。パリ木管五重奏団による演奏、64年の録音。ピアノはジャック・フェヴリエ、バソンはジェラール・フザンディエ(Gérard Faisandier)。持っていた LP は、第2楽章が始まってすぐに、溝のキズがプチッと鳴った。後年、買い直した CD には当然それはなかった。

当時、管楽器、特にファゴット(バソン)が登場する曲を探し出して、よく聴いた。これらの盤は、たいがいレコード屋の店頭にはなく、注文して取り寄せてもらった。例えば、

R.シュトラウス、ハーゼネール(Franz Hasenöhrl)編、もう一人のティル・オイレンシュピーゲル、Philharmonisches Oktett Berlin(ファゴットは Hans Lemke)、69年。5人で演奏するティル Till Eulenspiegel einmal anders をこれで知った。お気に入り最右翼の LP だった。モーツアルトの「音楽の冗談」なども入っている。これは、CD で買い直せていない。

R.シュトラウス、管楽器のためのセレナード Es Op.7、エド・デ・ワールト指揮オランダ管楽アンサンブル、71年。朝起きる時の音楽に使っていた。カップリングは「ハッピー・ワークショップ」。

モーツアルト、ファゴット・ソナタ K292、64年。ファゴットは、Manfred Braun。この二重奏の音源が欲しくてこの廉価版を求めた。が、メインで入っているベトさんの七重奏の方をよく聴くようになった。

モーツアルト、セレナード第11・12番、コレギウム・アウレウム合奏団員、70年、フッガー城糸杉の間。独 harmonia mundi レーベルが、この古楽グループの演奏を多数出していた。おっとりした管楽器、その一方で弦楽器の音が素晴らしい。モーツアルトの四重奏などでマンダルカ(Vc)の音を繰り返し聴いた。

軍隊行進曲をクナで

  • 2018/10/08 20:36
  • カテゴリー:音楽

シューベルトの軍隊行進曲を聴きたくなった。できれば、LP の廉価版でよく聴いたクナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルの演奏がいい。YouTube にでもあるだろうかと検索してみると、なんと、FLAC ファイルを提供しているサイトがある、そう Google さんが教えてくれた。ありがたいことだ。さっそくそのサイトからダウンロードして聴いた。

クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~

ここでは、著作権法の保護対象になっていない音源が色々と提供されている。管楽器のソリストでは、エールベルガーやゴイザーの名が見える。ランパルもある。その項を開くと、パリ・バロック・アンサンブルによるテレマンがいくつか並んでいる。1963年のこの録音を聴くのは初めてのこと。通奏低音のバソンは、もちろんオンニュだ。素晴らしい。

吹奏楽コンクールの名曲

  • 2018/10/01 07:31
  • カテゴリー:音楽

特に何か大きな事件が起こることなく、全編に渡って歌心にあふれた素晴らしい作品だ。最近の吹奏楽の課題曲や吹奏楽の在り方に柔らかい問題提起のように感じる。

と、下野竜也氏が、保科洋作曲「インテルメッツォ」を紹介していた。日曜日の朝の番組、吹奏楽のひびき(NHK-FM、18/9/30)にて。この回は、マエストロ下野竜也の吹奏楽LOVE第3回、お題は「コンクール課題曲の名曲」だった。保科先生のこの曲は、2017年全日本吹奏楽コンクール課題曲の一つだったようだ。

課題曲では、1978年のセットが印象深く記憶に残っている。高校のブラスバンドに入部した年で、何もかもが新鮮だった。岩井直溥作曲の変奏曲「かぞえうた」や、我々も採り上げた「ジュビラーテ」。そして、上岡洋一作曲の行進曲「砂丘の曙」。特にこの行進曲は、いつだったか、また聴いてみたくなって、YouTube で探したことがある。残念ながら昨日の番組ではかからなかった。

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