マリス・ヤンソンス氏死去
- 2019/12/05 06:26
- カテゴリー:音楽
訃報に触れ、オスロ・フィルとの快演、チャイコの5番を聴いた。
チャイコフスキー、交響曲第5番ホ短調 Op.64
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
マリス・ヤンソンス指揮
録音:1984年1月26,27日、Oslo Philharmonic Hall
CHAN8351
# 世界的な指揮者 ヤンソンス氏死去、Mariss Jansons (1943/1/14-2019/11/30)
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訃報に触れ、オスロ・フィルとの快演、チャイコの5番を聴いた。
チャイコフスキー、交響曲第5番ホ短調 Op.64
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
マリス・ヤンソンス指揮
録音:1984年1月26,27日、Oslo Philharmonic Hall
CHAN8351
# 世界的な指揮者 ヤンソンス氏死去、Mariss Jansons (1943/1/14-2019/11/30)
何かを十選するシリーズ、今回はクラシック音楽の変奏曲を選んでみよう。知名度の高さで最右翼は、いわゆる「トルコ行進曲付き」、ピアノソナタ K331、の第1楽章だろうか。愛らしい音楽だ。モーツアルトはそれ以外にも多くの素晴らしい変奏曲を書いている。
この作曲家だけで10曲占めてしまいそうなので、この辺で止めることにして、残り半分は、新旧(時代)、大小(編成)、色々(楽器)、取り混ぜて、
交響曲を10曲選んでみよう。オーケストラで演奏されるソナタ形式の楽曲。有名どころでは、ハイドンが百曲ほど、モーツアルトが40曲ほど、このお二人は沢山書いた方。たいがい一桁で、楽聖ベートーベンがそうであるように、9番止まりの作曲家が多いと言われる。そういう事情もあって、1番から9番まで順に作曲家を重複せずに並べるという、古くからのお遊びがある。今回もそれにならった。乗った(演奏に関わった)ことがある曲を中心に、足りないところは、かつてよく聴いた曲で補充し十選した。
このうち乗ったことがないのは、シューマンの1番「春」とハイドンの「熊」。前者はフルトヴェングラー指揮 WPO、後者はコレギウム・アウレウム、各々の LP を好んで聴いた。
モーツアルト作品で好きな10曲を選んで以降、何かと10曲選ぶことを、ぼんやり考えていたりする。例えば、バッハから10曲とか交響曲十選とか。今回書くのはピアノ曲十選。実際に、foobar2000 でプレイリストに並べて聴いてみた。ありふれた選曲ではあるけれど、のんびり聞くのに悪くない。
# モーツアルト十選(サイト内)
バッハのパッサカリア(Passacaglia in c, BWV582)を初めて聞いたのは、学生時代に観た、映画「ホワイトナイツ/白夜」(米、85年)の中でだった。映画の冒頭、バリシニコフ扮する主人公ロドチェンコが舞台で踊る。その時の音楽が、その曲だった。
曲名を知ったのは、しばらく後のこと。就職して何年か経った頃、ファゴット吹きの友人が欧州土産にと、バッハのオルガン曲が入った CD をくれた。ハイラーの演奏(64年)だった。その中に、その曲が収録されていた。あ、バッハの曲だったのか、映画では電子音楽だった(?)のでオリジナル曲とばかり思っていたけれど、へぇオルガンの曲か、と気付いた次第。その際ついでに調べて、劇中ロドチェンコが踊ったのは、「若者と死」というバレエ作品(台本コクトー、振付けプティ、音楽バッハ)であることも知った。
さらに何年か経って、Lauriala という方が弾くピアノ編曲版が店頭で目に留まり買い求めた。ダルベール編、96年の演奏。その頃、パッサカリアづいていた。奈良のチェロ弾き D6 さんがオケ編曲版を送ってくれたのも、そう時期はずれていない。レスピーギ編、スラトキン指揮 BBC 響の演奏(99年)。著名なオルガン奏者ヴァルヒャの演奏(62年)もちょうどその頃に聴いた。
曲名を知ってから四半世紀、その間、最もよく聴いているのは、おそらく、Lauriala が弾くピアノ版だ。フィンランドのピアニストらしい、名前は何と発音するのだろうか。
# Mikhail Nikolaevitch Baryshnikov (1948-)、Anton Heiller (1923-1979)、Jean Cocteau (1889-1963)、Roland Petit (1924-2011)、Risto Lauriala (1949-)、Eugen D'Albert (1864-1932)、Ottorino Respighi (1879–1936)、Leonard Slatkin (1944-)、Helmut Walcha (1907-1991)