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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

レニングラード、N響#2028

  • 2025/02/07 19:56
  • カテゴリー:音楽

木工教室への道中、朝慌ててダウンロードしたN響の定期公演を、まず聴くことにした。曲目は、ショスタコーヴィチ作曲、交響曲第7番「レニングラード」と紹介された。え、そういうプログラムなのか。そのまま聴き続けるかどうか迷ったけれど、指揮はソヒエフということだし、ちちんぷいぷいも、たまには、いいか、と第1楽章だけ付き合った。

N響第2028回定期公演
ショスタコーヴィチ作曲
交響曲第7番ハ長調「レニングラード」
(指揮)トゥガン・ソヒエフ
(管弦楽)NHK交響楽団
(1時間20分20秒)
2025年1月18日NHKホールで収録

ちちんぷいぷいの大騒ぎが終わって、再現部にファゴットの長大なソロがある。今回このソロは情感込めて唄っていた。奏者はどなただろう。

初めて聴いたのは、1982年、大学2年の年だった。教養部の美学の講義で、変拍子の効用というような話題があり、この曲も採り上げられた。担当教授の解説がどうも退屈で、この曲ひいてはその作曲家に対する印象がすこぶる悪くなった。

以来ショスタコーヴィチはまったくと言っていいほどに聴かないけれど、唯一、時々聴きたくなる曲がある。ピアノ五重奏曲ト短調作品57。この編成の中では名曲だと思う。

N響(サイト内)。N響第2028回定期公演【曲目】交響曲第7番ハ長調 作品60「レニングラード」(ショスタコーヴィチ)【指揮】トゥガン・ソヒエフ【収録】2025年1月18日NHKホール▽ベストオブクラシック(NHK-FM、2/6 19時半)

パッヘルベルのカノン

  • 2025/01/28 06:56
  • カテゴリー:音楽

直接的にパッヘルベルのカノンの引用ですね。これは山下さんの一人アカペラ、つまり全ての声を自らが発して多重録音している。

山下達郎「クリスマス・イブ」(1983年)の間奏部分に関するコメント。一か月ほど前に放送された「江﨑文武のBorderless Music Dig!」は、山下達郎のその曲がお題だった。

番組は、カノン進行の解説から始まる。パッヘルベルの「カノン」、その中で使われる循環進行で、名前の由来になっている。「クリスマス・イブ」は、曲全体を通してカノン進行をベースにして作られている。さらに間奏にパッヘルベルのカノンを引用して念が入っているということだ。

間奏にパッヘルベルのカノンと言えば、これはビートルズが「In My Life」(1965年)の中でやっている。ハープシコードのようなバロックっぽい音色がする。

この江﨑さんの番組の中では、Trevor Pinnock指揮、The English Concertによるパッヘルベルのカノンが流れた。20秒ほどだったけれど、なかなか良い演奏に聞こえた。残念ながらこれは手元にはない。

手元にあるのは、例えば、Reinhard Goebelら、Musica Antiqua Kölnの古楽器演奏、古いところでは、Karl Münchinger指揮、Stuttgart Chamber Orchestraなど。Paillard室内管の演奏もある。千住真理子さんが多重録音したものや、The Swingle Singersの合唱、冨田勲のシンセサイザー演奏などもある。

随分昔、カラヤン指揮の演奏を好んで聴いていた頃があった。AlbinoniのAdagioとカップリングされた8センチCDだった。どこへ行ったのだろう、今は見当たらない。

この機会に手当たり次第あらためてざっと聴いてみた。とりわけ、Paillardらの演奏が性に合うようだ。The Swingle Singersも良い。パッヘルベルを集中的に聴くようなことがたまにはあってもいいと思った。

川の流れのように(サイト内)。江﨑文武のBorderless Music Dig!「クリスマス・イブ」(NHK-FM、2024/12/22 21:50)

TOKIO

  • 2025/01/16 05:58
  • カテゴリー:音楽

優しい女が眠る街、哀しい男が吠える街

優しいと哀しい、眠ると吠える、歌詞のこの対比がいい。発表当時(1980年)そんなことを思ったものだ。沢田研二が唄う「TOKIO」。このあいだラジオの番組でかかった際に、糸井重里氏による作詞だと知った、今更ながら。

「TOKIO」を、もう一度、聴いてみようと、PC上のファイルをfoobar2000で検索。が、沢田研二の曲は一つもない。ラジオ深夜便の沢田研二集がヒットするばかり。デビュー50年にちなんで何度か採り上げられていた、そのmp3音源が3つ4つ残っている。

「TOKIO」は、その2017年10月の放送分に入っていた。昭和50年代の曲が集められた回。まず最初、「勝手にしやがれ」(昭和52年)で始まった。懐かしいねぇ。「TOKIO」はその何曲かあと。昭和で言うと55年の発表。

高校時代、クラスの誰かが何かの罰ゲームで歌を唄うことになった。彼は「TOKIO」を選んだ。発表されて間もないのに、よく覚えたなと感心した。そんなこともあった。

歌詞で読み解く昭和(サイト内)。ロマンチック・コンサート「ジャパニーズ・ポップス~沢田研二集」迎康子アンカー▽ラジオ深夜便(NHKラジオ第一、2017/10/6 2時台)

新春の音楽、25年

  • 2025/01/02 05:50
  • カテゴリー:音楽

きのう元旦のお昼、お正月らしいものをつまみながらお屠蘇をして、お雑煮を食べた。そのあいだ低い音で音楽を流しておいた。

箏の音が聴きたいという家人のリクエストに応えて「春の曲」などをかけたあとは、モーツアルトを選んだ。ベームのハフナー・セレナーデ(WPh、1970年)、レヴァインでアイネクライネナハトムジーク(WPh、1982年)、そして、パッシンらGerman Wind Soloistsのグランパルティータ(1987年)。

続いて、パスキエ・トリオのK563(60年代)を聴き始めた頃に食後のお茶になった。その機にモーツアルトは止めて、ラフマニノフのPf協2番に替えた、さらに音量を下げて。ソロはワイゼンベルク、指揮はカラヤン(BPh、1972年)。珍しくこの曲を引っぱり出したのは昨年の大河ドラマ「光る君へ」に感化されたからだろうか。

朱曉玫(Xiao-Mei Zhu)が弾くバッハのフランス組曲を聴きながら洗い物などキッチンの片付けを済ませた。

ベームレヴァインカラヤン光る君へ朱(Zhu)のフランス組曲(いずれもサイト内)。箏曲「春の曲」「初若菜」「吉野山」▽初春の調べ(NHK-FM、2019/1/2 7:20)

恋のハレルヤ

  • 2024/12/28 06:38
  • カテゴリー:音楽

愛されたくて愛したんじゃない、燃える想いをあなたにぶっつけただけなの

黛ジュンが唄う「恋のハレルヤ」(1967年)から。作詞 なかにし礼、作曲 鈴木邦彦。

相手がこちらに好意を持っていることに気付いて、こちらも好意を持つ。一瞬で起こることかもしれないし、もっと日数を要することかもしれないけれど、誰かと親しくなるのはそういうプロセスを経るものなのでは、と友人とやり取りしたばかりだった。数日あとにこの唄を聞いて、歌詞が耳に留まった。

NHK-FMの番組で、1960年代の歌謡曲などを特集していた。全5回。「恋のハレルヤ」はその第4回で流れた。それも含め、知らない曲が多い。すぐに思い浮かぶ60年代の曲は、いしだあゆみが唄う「ブルー・ライト・ヨコハマ」。この特集では採られなかったようだ。

プレイバック70年代(サイト内)。プレイバック1960年代(4)▽歌謡スクランブル選、逢地真理子(NHK-FM、12/19 12:30-14:00)伊東ゆかり「小指の想い出」ほか

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