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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

クープランの墓

  • 2023/05/09 06:17
  • カテゴリー:音楽

ラベルの「クープランの墓」をサキソフォン四重奏で聴いた。編曲も冴えているし奏者の腕前も達者。曲の雰囲気を損ねていない。Rigaudonの中間部など、はっと思わせる所がいくつかあった。(同じ盤でボレロも4人で演っている。これも一聴の価値ある)

Le tombeau de Couperin
(Prélude, Forlane, Rigaudon, Menuet, Toccata)
arr. for saxophone quartet
Ellipsos Quartet
Recorded 2013

「クープランの墓」には、その筋では有名な、木管五重奏版がある。この版でも、ラベル自身のオケ版のように、オーボエが大いに活躍する。ただ、全体に編曲に無理があるのか、それとも、そもそも編成に難があるのか、なかなか良い演奏に巡り合わない。手元にある一枚は頑張った方だと思う。

Le tombeau de Couperin
(Prélude, Fugue, Menuet, Rigaudon)
arr. Mason Jones for wood wind quintet
L'Ensemble pentaèdre de Montréal
Recorded 1994

# Ozawa(BSO、1975年)、Orpheuns Chamber Orch(1995年)。ピエルネの四重奏曲(サイト内)

組曲プルチネルラ

  • 2023/05/02 06:12
  • カテゴリー:音楽

ストラヴィンスキーの組曲「プルチネルラ」を好んでよく聴くけれど、その割には、手元に置いている演奏例は多くはない。ブレーズ盤(NYP、1975年)で十分に満足しているからだと思う。

Igor Stravinsky
Pulcinella Suite
Orpheus Chamber Orchestra
Recorded 1982

先日、オルフェウス室内管弦楽団のこの録音を聴く機会があった。指揮者なしの演奏。それでも水準以上に上手くまとめている。が、繰り返し聞くかどうか、ちょっと判らない。やはりこの曲はブーレーズ盤があればそれで事足りるのかもしれない。

鈴木雅明でプルチネルラハルサイ聴きまくる(いずれもサイト内)。Stravinsky*, Pierre Boulez, New York Philharmonic* – Pulcinella:Suite|Discogs

ヴィリアの歌、レハール

  • 2023/04/24 06:11
  • カテゴリー:音楽

稀代のメロディー・メーカー、そう呼ばれる作曲家は少なくないけれど、レハールも間違いなくその一人に数えられるだろう。まず思い浮かぶのは、「金と銀」だろうか、それともメリー・ウィドウ(Die Lustige Witwe)の「ヴィリアの歌」だろうか。

「ヴィリアの歌」はウィーン・リング・アンサンブルの演奏を好んでよく聴く。

Franz Lehár
Die Lustige Witwe, "Vilja Lied"
Wiener Ring Ensemble
Vn - Rainer Küchl, Eckhard Seifert
Va - Heinrich Koll
Vc - Gerhard Iberer
CB - Alois Posch
Fl - Wolfgang Schulz
Cl - Peter Schmidl, Johann Hindler
Hr - Günter Högner
Recorded, Ishihara Hall Osaka, 1993
[PLCC-737]

先月、NHK-FMで、ウィーン・リング・アンサンブル演奏会をやっていた。奏者の名前を見ると、上の録音の頃から、多くは入れ替わっている。30年ほど経って、依然、名前があるのは二人だけだ、リーダーのキュッヒルとヴィオラのコル。

# Rainer Küchl(1950-)、Heinrich Koll(1951-)、ウィーン・リング・アンサンブル演奏会▽ベストオブクラシック(NHK-FM、3/3 19時半、サントリーホール 1/6収録)

バリオスの大聖堂

  • 2023/04/21 06:12
  • カテゴリー:音楽

ティボー・ガルシアによるギター演奏を聴いた(2018年録音)。バリオスの「大聖堂」から始まった。上手く弾いていると思う。以前、彼のリサイタル(東京、2019年)を紹介するラジオ番組があった。それも最初はこの曲だった。CD収録曲を引っ提げてツアーしたんだろうな。

Agustín Barrios
La Catedral
1. Preludio (Saudade)
2. Andante religioso
3. Allegro solemne
Guitar: Thibaut García
Recorded 2018, Paris
[Erato WPCS13795]

一時期勤めた会社に趣味でギターを弾く同僚がいた。バリオス好きの彼が「大聖堂」について語ったことがあった。技巧的な3楽章が注目されがちだが、あの曲の難しさは、後で追加された1楽章にこそある、きれいな音楽にするのは簡単じゃない、と。その話を聞いて、俄然、彼が弾くバリオスを聴きたいと思ったけれど、互いに転勤やら出向やらでその機会はやって来なかった。周りの人の話では、かなりの弾き手ということだったのだが。

La Catedral (obra musical)|Wikipedia、Thibaut García(1994-)、ティボー・ガルシア ギター・リサイタル▽ベストオブクラシック(NHK-FM、2019/8/22 19時半、東京・王子ホール 2019/6/14収録)、Agustín Barrios* Enno Voorhorst – Guitar Music Vol 2|Discogs

Pludermacher|Beethoven

  • 2023/04/10 06:10
  • カテゴリー:音楽

ジョルジュ・プルデルマシェが弾く、ベートーベンのソナタ全集を聴いた。いつか機会があればと思っていたその期待を裏切らない充実した演奏。彼の比較的淡白な弾き方は、特に後期の諸作に合うように思う。

Ludwig van Beethoven
Complete Piano Sonatas & Diabelli Variations
Georges Pludermacher (Pf)
Recorded Live in Reims in July and August 1998

ソナタ32曲とディアベリ変奏曲、すべてライブ録音。これを一夏のランス音楽祭で弾き切ったのか、大したもんだ。曲は、番号順ではなく、CD1はFとf、CD2はGとAという具合に調ごとにまとまっている。ハ短調(c)の3曲、5番、8番「悲愴」、そして32番は、CD9に収められている。

シューベルトのソナタも全曲ライブで収録している(2001、02年)。ト長調(D.894)を頂点としてどれもこれも第一級の出来映え。ほかの奏者で聴こうと思わなくなった。この全集にしろベートーベンにしろ、Transart Liveというマイナーレーベルでの収録。

まだいくつか彼の音源が手元にある。モーツアルトのソナタ数曲(1991年)や、エッセールと二人で弾く「牧神の午後への前奏曲」など(1993年)。若きグリマル(1999年)や、最晩年のミルシテイン(1986年)との共演もある。素晴らしい伴奏でソロを引き立てる。

ベートーベンの調べベートーベンの「英雄」(いずれもサイト内)

Georges Pludermacher(1944-)
Jean-François Heisser(1950-)
David Grimal(1973-)
Nathan Milstein(1904-1992)

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