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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

カリフォルニアの青い空

  • 2025/05/05 07:20
  • カテゴリー:音楽

勤め先の工房では観光客の方が見学にやって来る。外国人も珍しくない。

自分がやっている作業を英語でどう表現すれば良いだろうかと、先日、改めて辞書を引いている際に、ある記載が目に留った。「新英和中辞典第6版」(研究社、1995年)から、

It never rains but it pours.《諺》降れば必ずどしゃ降り; 物事[(特に)不幸]は重なるもの.

あ、と思った。あの歌詞にはこの表現が組み込まれているんだな。今ごろ気づいた。それはアルバート・ハモンドの「カリフォルニアの青い空」(1972年)。こんな歌詞、

It never rains in California, but girl, don't they warn ya? It pours, man, it pours

悪いことは重なるって聞いたことあるだろ。さっぱり上手く行かない。ここカリフォルニアに来ればいい仕事があると思っていたけれど、職はなく食い物にも事欠く有り様。故郷へ帰りたいよ。と男は嘆く。

ダイソーの500円イヤホン呑み鉄本線、25年1月(いずれもサイト内)

詐欺師カリオストロ

  • 2025/05/01 06:52
  • カテゴリー:音楽

18世紀の稀に見る詐欺師として知られるカリオストロを扱った、

と説明があった、喜歌劇「カリオストロ」(Johann Strauss II)の曲紹介で。NHK-FMベストオブクラシックの「ウィーン・リング・アンサンブル演奏会」(4/28)。

Wikipediaにも出ている、アレッサンドロ・ディ・カリオストロ。実在する人物の名前なんだな、カリオストロ。そんなことついぞ知らなかった。

先日、職場で昔のアニメの話になって、「ルパン三世 カリオストロの城」(1979年)が話題になったばかりだった。何と言ってもシブいと絶賛する人がいた。

詐欺師と言えば、アバグネイルのことがまず思い浮かぶ。こちらも、稀代の、という修飾語が付けられる大物詐欺師。20世紀に暗躍。どうやら小説や映画にもなっているようだ。機会があれば探してみよう。

ところで、「ウィーン・リング・アンサンブル演奏会」。馴染みのない曲が並んだ。比較的よく知っているのは「ウィーン情緒」("Viennese Mind" Waltz、Johann Strauss I)ぐらいか。喜歌劇「カリオストロ」序曲は今回初めて聴いた。アンコールに青ダニやラデッキーなど。

全曲、ミヒャエル・ロト(Michael Rot)による編曲。

ヴィリアの歌、レハール思想の飛翔われらが痛みの鏡(いずれもサイト内)。カリオストロフランク・アバグネイル|Wikipedia、ウィーン・リング・アンサンブル演奏会▽ベストオブクラシック(NHK-FM、4/28 19:35-、収録2025/1/8サントリーホール)

歌謡スクランブル放送百年

  • 2025/04/08 06:50
  • カテゴリー:音楽

今年は放送100年。様々に展開された記念番組もピークは過ぎたようだ。ここでも、いくつかそんな番組に触れている。確定申告をやりながら、歌謡スクランブルのスペシャルを聞いていたとか。

その歌謡スクランブル放送100年スペシャルは12回続いた。個人の特集2つを挟んで、年代別に百年間のヒット曲などが紹介された。全部で250曲ほど。

1) 1920-50年代、2) 1960年代前半、3) 加藤登紀子特集、4) 1960年代後半、5) 1970年代前半、6) 1970年代後半、7) 1980年代前半、8) 1980年代後半、9) 由紀さおり特集、10) 1990年代前半、11) 1990年代半ば以降、12) 2000年以降

加藤登紀子と由紀さおりの日は、各々その人の曲ばかりが流れた。それ以外で、複数曲、登場した歌い手が、何人かいることに気付いた。3曲の人はいない。2曲の人たちは以下のラインナップ。

「素敵なランデブー」美空ひばり
「柔」美空ひばり

「東京ラプソディー」藤山一郎
「青い山脈」藤山一郎、奈良光枝

「チャンチキおけさ」三波春夫
「東京五輪音頭」三波春夫

「からたち日記」島倉千代子
「人生いろいろ」島倉千代子

「北帰行」小林旭
「熱き心に」小林旭

「ミヨチャン」平尾昌晃
「カナダからの手紙」平尾昌晃、畑中葉子

「時代」中島みゆき
「地上の星」中島みゆき

美空ひばりの「川の流れのように」は採られなかったんだな。なお、ユーミンは「真夏の夜の夢」、竹内まりやは「人生の扉」、キャンディーズは「春一番」、太田裕美は「木綿のハンカチーフ」で各々ご登場。あってもいいのにと思ったのは、例えば、藤圭子とか、岩崎宏美とか、テレサ・テンとか。

歌謡スクランブル(サイト内)。歌謡スクランブル▽放送100年SP(NHK-FM、3/6-24)

リワインドタイム

  • 2025/04/03 05:36
  • カテゴリー:音楽

キーワードに繋がる、懐かしく、そしてまた新鮮にも聴こえるポップミュージックをお楽しみください。今回のキーワードは、

NHK-FMの「リワインドタイム」はそう始まる。これまでのキーワードは、「四季」「太陽と月」「星」「空」「雨」「海」「川・河」、そして今放送中の「風」。ユーミンの「埠頭を渡る風」がかかっている。

どの回も、はっとするような曲が並ぶ。なかなかいい選曲だ。

例えば、「太陽と月」だと、ビートルズの"Here Comes The Sun"や、スティーヴィー・ワンダーの"A Place In The Sun"があるかと思えば、美空ひばり「真赤な太陽」や、青い三角定規「太陽がくれた季節」があったりする。オードリー・ヘプバーンが唄う"Moon River"も採られていた。

「雨」の回で、「黄昏のビギン」の前奏が聞こえて来た。あ、と思った。この前奏は水原弘のオリジナルではなくて、そうそう、ちあきなおみのカバー。これがとてもいい。「傘も差さずに、僕たちは、歩き続けた雨の中♪

同じ回で「アカシアの雨がやむとき」が流れた。印象的なトランペットの前奏に続いて、藤圭子の声を期待したけれど、こちらは西田佐知子、オリジナルだった。

ところで、この番組のオープニング曲は、The Art Of Noise "Robinson Crusoe"という曲らしい。この旋律は何か別の曲で聴いたことがあるように思う。そうか、あれだな。

光る君へ(34)(サイト内)。「リワインドタイム」▽「太陽と月」(NHK-FM、3/25 9:15)、「雨」(同、3/31 5:00)、「風」(同、4/3 5:00)

奇想曲24番、パガニーニ

  • 2025/03/27 05:55
  • カテゴリー:音楽

NHK-FMを点けると、懐かしい曲が流れて来た。パガニーニ作曲「24の奇想曲」、その第24番イ短調。マイケル・レビンによる独奏と紹介された。1958年のモノラル録音。

随分昔、所属していたオケで、ブルッフのバイオリン協奏曲を演った。その折、招いたソリストがアンコールに選んだのが24番イ短調だった。その時、初めてその曲を聴いた。

圧巻のパガニーニだった。あとでオケのメンバーに色んなLPを借りて聴いてみたけれど、アンコールで聴いた以上のものには出会えなかった。それ程までに、その奏者の力量が秀でていた。ブルッフも素晴らしかった。しばしソロに聴き惚れて、自分が吹くところを忘れそうになったりしたものだ。

あのソリスト、当時、芸大の学生だった。その後どんな活躍をしたのだろうか。一度テレビで見かけたことがある。ただし、それはN響のVnパートの中で弾く姿だった。エキストラだろう。あれだけの腕前だ。世界のメジャー・オケとの共演もあり得たはず。

webで調べてみると、どうやら大学の先生になったようだ。懸命な選択だと思う。

ソリストで食べて行く、第一級の音楽家になる、それを目指した人すべてが思いを遂げることはできない。世界広しと言えど、そんなに沢山のコンサート・ソリストは必要とされない中、トップに登り詰めるのは、ほんの一握りの逸材だ。

その一握りの逸材ではなかった場合いったいどうする。どうやって食って行く。

もし音楽系の大学で先生になれるのなら、入り込まない手はない。何よりも毎月毎月の俸給が得られる。安定した生活の中で音楽ができる。研鑽を積みレベルを維持する。高望みしなければ、そこそこのオケがソロに呼んでくれる、かもしれない。それに、自分が果たすことができなかった夢を学生に託すこともできる。

パガニーニを聴いたのをきっかけに、そんなことを考えた。

一流奏者の需要おまえの家田中一村(いずれもサイト内)。特集「ワタシノイチオシ」髙木凜々子(Vn)を迎えて▽クラシックの庭(NHK-FM、3/24 7:25)[再]

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