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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

青春のリグレット

  • 2024/06/12 06:04
  • カテゴリー:音楽

友人とのやり取りの中でユーミンのことが話題になった。「最近頭に浮かんで来るユーミンは青春のリグレット」とある。あらためてこの曲を聴き直してみた。

彼は彼女と一緒になることを本気で夢見たのに、彼女はそれを「はぐらかした」。彼との恋愛の延長線上にある結婚を選ばず、彼女は、別の人と「普通に結婚」する。

それを女の視線から歌っている。「今でもあなただけが青春のリグレット」、別の人を選んだのに、「精一杯愛した」あなたのことが今でも心にある。大いに後悔する。

「普通に結婚」、これはなかなか微妙な表現だ。手放しで惚れた腫れたではなく、かつてよく言った三高とかで結婚相手を選ぶことを意味するのかも。現実的な大人の選択だ。以前ここにも書いたように、ユーミンの唄には時々登場する。「幸せはあなたへの復讐」や「よそゆき顔で」、たぶん「Wanderers」や「心ほどいて」もそうだろう。

現実的な選択で別の人と結婚するものの、心にはあなたがある。「私を許さないで憎んでも覚えてて」、あなたから離れて行った私のことを、許さず憎んでもいい、けれど、忘れず覚えていて。それって、いったい、どういうことだろう。その気持ちは計り知れない。

ユーミン(サイト内)

生徒は遠くから通う

  • 2024/06/06 05:53
  • カテゴリー:音楽

最初は大阪から来る人でも遠い所をご苦労さんと思った。ところが、伊丹、箕面は近い方で、近江八幡、長浜、福井、岡山、最近では広島から通って来る始末。もう遠いからとか忙しいからとかいうセリフは聞かないことにしました。

師が書いた文章にそんな一文がある。皆がレッスンを受けたのは京都の亀岡。私は岡山から通った。1983年のその文章は練習について書かれている。その翌年だったか、練習が満足に続けられなくなった私は破門になったのだった。あれから、もう40年経つ。

友人が開く教室に、生徒さんは遠くから通って来る。先日そんな話を聞いて、遠い昔のことを思い出した。習い事のジャンルはまったく違うのだけれど。

ファゴット先に手で考えよ時の流れに身をまかせ(いずれもサイト内)

ニールセン2番、N響#2012

  • 2024/06/04 06:01
  • カテゴリー:音楽

NHKらじる★らじるの聴き逃しでN響定期公演を聴いた。第2012回。後半のニールセン作曲交響曲第2番は初めて聴く曲だった。

ニールセン作曲
交響曲第2番ロ短調作品16「4つの気質」
(指揮)ファビオ・ルイージ
(管弦楽)NHK交響楽団
(33分47秒)
2024年5月22日サントリーホールで収録

木管五重奏曲(作品43)があるのでニールセンの名前はよく知っている。が、その他の曲は馴染みがない。交響曲は、4番だか5番だかを何かの折に耳にしたぐらいのことで、その時は特に興味は湧かず、今、手元に音源もない。

今回、第2番に接してみて、ちょっと面白そうだなと思った。この作曲家の交響曲、また機会があれば聴いてみようと思う。

N響変奏曲十選(いずれもサイト内)。N響第2012回定期公演【曲目】ピアノ協奏曲第1番(ブラームス)交響曲第2番(ニルセン)【演奏】ファビオ・ルイージ(指揮)ルドルフ・ブフビンダー(ピアノ)▽N響演奏会(NHK-FM、6/1 16時、5/22サントリーホールにて収録)、交響曲第2番 (ニールセン)|Wikipedia

フォーレ、Pf五重奏曲#2

  • 2024/05/29 05:55
  • カテゴリー:音楽

各楽器が見事に絡み合いながら洗練された響きを生み出していく。フォーレの室内楽の最高峰に位置する作品

案内の人はそんな風に言うし、さあ聴くぞと構えるのだけれど、通して聴くにはかなり努力を要する。部分的には、例えば第3楽章、霧が晴れて行き、心地良さがただよう時間もなくはない。全体としては、音楽の輪郭はぼやけていて、捉えどころがない。この作曲家の室内楽はどうも性に合わない。

フォーレ作曲
ピアノ五重奏曲第2番ハ短調 作品115
セバスティアン・ボーレン(Vn)
ヒョンジュン・リーンツ・カン(Vn)
ハネス・バーチ(Va)
パトリック・デメンガ(Vc)
ベルント・グレムザー(Pf)
(34分3秒)
2022年7月14日収録
聖ミカエル教会(スイス、マイリンゲン)

デュメイ、コラールらが70年代に録音したフォーレ室内楽曲集が手元にある。主要な5重奏や4重奏はすっ飛ばして、Berceuse(作品16)や、Elegy(同24)、Fantaisie(同79)など、聴くのは専ら小品ばかり。

# マイリンゲン音楽祭週間、フランス音楽の名曲(3)フォーレとドビュッシー▽ベストオブクラシック(NHK-FM、5/22 19時半)、Sebastian Bohren、Hyunjong Reents-Kang、Hannes Bärtschi、Patrick Demenga、Bernd Glemser

夏の夜の夢、N響#2011

  • 2024/05/21 06:01
  • カテゴリー:音楽

N響第2011回定期公演
メンデルスゾーン
「夏の夜の夢」の音楽から
(指揮)ファビオ・ルイージ
(管弦楽)NHK交響楽団
2024年5月17日NHKホール

胸のすくような気持ちの良い演奏だ。特に「序曲」。ともすれば冗長感がただよってしまうこの曲を、迷わず駆け抜けて行くように上手く制御している。「夜想曲」「スケルツォ」にもその流れが受け継がれていく。「結婚行進曲」の中間部は、もう少し、丁寧に唄ってもいいように思ったけれど、疾走感を優先して全体を構成したのだろう。これはこれで好感を持てた。

かつてセル指揮クリーブランド管の演奏を好んでよく聴いた。CD時代になって買い直そうと思って果たせなかった一枚だ。

N響(サイト内)。ベストオブクラシック▽N響第2011回定期公演、「夏の夜の夢」の音楽から「結婚行進曲」ほか 交響曲第5番「宗教改革」(メンデルスゾーン)~NHKホールから生放送(NHK-FM、5/17 19時半)

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