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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

フニクリ・フニクラ

  • 2020/04/25 06:29
  • カテゴリー:音楽

シェーンベルクは作曲のレッスンの時に、他の作曲家の作品を編曲する課題を重要視していたと言われる。弟子のベルクやウェーベルンも編曲作品をいくつか書いているし、もちろんシェーンベルク自身もお手本として編曲をして見せることがよくあった

と説明があった後、シェーンベルクの編曲作品が3曲紹介された。シュトラウスの「皇帝円舞曲」と「南国のバラ」、そして3曲目は、なんと、「フニクリ・フニクラ」だった。昨日のオペラ・ファンタスティカ選(NHK-FM、4/24 14-18時)から。リヨン国立歌劇場ソロイスツの演奏、1994年録音。

名曲悪口事典ブルックナーの7番(サイト内)、Denza: Funiculi, funicula (arr. 1921: voice, clarinet, mandolin, guitar, violin, viola, violoncello)

交響的舞曲

  • 2020/04/20 06:40
  • カテゴリー:音楽

いかにもスラブ的。しかしそのままハリウッド映画の映画音楽になりそうな格好のいい曲

ラフマニノフの「交響的舞曲」第1楽章の冒頭、ラトル指揮BPOの演奏。少しゆっくりした演奏だなと思って聴いた。すると、ラフマニノフが意図したテンポ、Non allegro とスコアに指示、はこれくらいだったんだろうという話が続いた、作曲家自身による、ピアノでのデモ演奏(40年12月録音)を紹介して。クラシックの迷宮「わたしの試聴室」(NHK-FM、4/18 21時)から。

この曲、ラジオで聴いたN響定期の演奏が強く印象に残っている。おれにとって、しっくり来るテンポだった。それだけでなく、この日は、交響的舞曲はもちろん、いずれの曲も素晴らしい出来映え。ハイドンで溌溂としたソロを聴かせたのは、アフナジャリャンという若手チェロ弾きだった。

N響第1898回定期公演
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア第1組曲
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb:1
ラフマニノフ:交響的舞曲 Op.45
管弦楽)NHK交響楽団、指揮)ジャナンドレア・ノセダ
サントリーホールから中継(NHK-FM、18/11/14 19時)

# Gianandrea Noseda (1964-), Narek Hakhnazaryan (1988-)

鉄道×クラシック

  • 2020/04/18 06:49
  • カテゴリー:音楽

今ずっとスタジオで本番聞いてたんですけどねぇ。こんなマニアックな番組、NHK、やっていいんですかこれ。クラシックファンの人たち、今なんか、椅子から転げ落ちてんじゃないですか。

ゲストが途中から登場するやそんなことを言った。「×(かける)クラシック」第1弾「鉄道×クラシック」(NHK-FM、4/12 14時、再放送)にて。昨年8月に放送されたパイロット番組。何かに関係するクラシック音楽を採り上げるという。この時のテーマは鉄道。鉄道とクラシック、オタク度、数倍アップ。

そのゲストが登場するまでにかかった曲は、ドボルザークの新世界、それは、ま、いいとして、アルカン、シチェドリン、ライヒ。この並びは確かにマニアックだ。そのあまり馴染みのない作曲家たちによる、鉄道の動きを描写する曲々。カイピラの汽車(ヴィラ=ロボス)も、パシフィック231(オネゲル)も出て来ない。博覧強記で鳴る、あの片山杜秀氏の選曲なのだとか。

×(かける)クラシック - NHK

コンセルトヘボウ管

  • 2020/04/16 06:45
  • カテゴリー:音楽

ベルナルド・ハイティンクはオーケストラの響きに磨きをかけるとともにプログラムの幅を拡げた。

このオケでの彼の功績は小さくない、おれもそう思う。他にメンゲルベルク、シャイー、ヤンソンス、ガッティら歴代の首席指揮者(Chefdirigen)が紹介された。ガッティが業績があったかのように説明がなされたことに違和感を覚えた。セクハラ行為が暴かれて即クビになったあのガッティだ。業界で抹殺されてしまったわけではないんだな。

引用は、先週のベストオブクラシック(NHK-FM、4/9 19:30-)から。番組のお題は、オランダのオーケストラ(4)、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1)。オケの紹介など前置きに続いて、一曲目の「ハイドンの主題による変奏曲」を聴いた。悪くない演奏だった。トゥガン・ソヒエフ指揮。本拠地コンセルトヘボウでの収録(19/8/22)。

もう一点、あれっと思ったことがある。「これまでの首席指揮者は7人」その中にヨッフムの名がなかったのだ。そうなんだな。Wikipediaの日英独、各版を読んで行くと事情を知ることができる。

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 - WikipediaRoyal Concertgebouw Orchestra parts company with chief conductor Gatti(18/8/2)

古関裕而のバック音楽集

  • 2020/03/31 06:53
  • カテゴリー:音楽

ラジオの「ひるのいこい」の音楽を忘れるわけにはいかない。これは日本的なセミ・クラシック風の管弦楽組曲として楽しめる。

そう紹介されて、番組の最後に流れて来たのは馴染みのある音楽だった。番組表で確認すると、古関裕而作曲"ひるのいこい"のための音楽(M1、M3、M4、M5、M6)[11分22秒] とある。先日の「クラシックの迷宮」(NHK-FM、3/28 21時)から。この作曲家が書いた作品では日曜名作座(今は新が付いている)のテーマが好きでその番組の冒頭だけを聴くことがある。ピッコロとファゴットによるユニゾンの響きが、なんとも枯淡で味わい深い。今回あらためて聴いた、ひるのいこいの音楽にも通ずるものがあるように思う。

今週始まった連続テレビ小説「エール」は、古関裕而をモデルにしている。同ドラマで山田耕筰役の志村けん氏が亡くなったことを知らせる記事がそのことに触れていた。

古関裕而 - Wikipedia志村けんさん死去 朝ドラ「エール」収録シーンは「そのまま放送」公式ツイッターで追悼

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