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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

メンデルスゾーン作品113

  • 2020/08/25 06:47
  • カテゴリー:音楽

演奏会用小品第1番ヘ短調作品113。第2番は、ニ短調作品114。この二曲との出会いは古い。高校時代に、梅田のササヤ書店で楽譜を購入した。IMC版。当時まだ聴いたことがなかったけれど、バセットホルンのパートをファゴットに置き換えた譜面が付いていたので買って帰ったのだった。元の編成は、二曲とも、クラリネット、バセットホルン、ピアノ。

今回、オケが伴奏する版を初めて聴いた(以下)。バセットホルンは、この演奏のようにクラに置き換えることもある。なお、Wikipediaによると、オケ版もメンデルスゾーン自身が書いたようだ。

8/22 21:00 NHK-FM クラシックの迷宮▽わたしの試聴室 片山杜秀
「2本のクラリネットと管弦楽のための小協奏曲第1番ヘ短調作品113」
メンデルスゾーン:作曲
(クラリネット)ミシェル・ポルタル
(クラリネット&指揮)ポール・メイエ
(管弦楽)ベルギー王立ワロニー室内管弦楽団
(8分16秒)
<アルファ ALPHA415>

1. Konzertstück für Klarinette und Bassetthorn - Wikipedia

おまえの家

  • 2020/07/26 20:14
  • カテゴリー:音楽

ミュージシャンを志したことがある人だったら、あ、もう、涙なくしては聴けない曲

番組の進行役がそう紹介した、中島みゆき「おまえの家」。夜のプレイリスト「愛していると云ってくれ」(NHK-FM、7/22 18時)から。78年発表、中島みゆき4作目のアルバム。

中島みゆき作品集(1)堅い仕事(いずれもサイト内)

JSバッハのオペラ

  • 2020/07/04 05:59
  • カテゴリー:音楽

バッハが活躍した18世紀初頭、市民の街ライプチヒには、確かに、オペラ劇場はあった。しかし、それは、1720年に閉鎖となり、1723年にバッハがその地に着任した時にはなくなっていた。

バッハは、一生オペラを作曲しなかったと推測されている。もし、赴任地ライプチヒにオペラ劇場が存続していれば、書いたかもしれないのだけれど。そんな話が、きのうの「古楽の楽しみ」(NHK-FM、7/3 6時台)であった。話題の後に、「ほとんどオペラ」とも言われるコーヒー・カンタータ(BWV211)の第4曲アリア「おしゃべりしないで」がかかった。

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ - Wikipedia、シュッツ「ダフネ」(1627年)

協奏曲十選

  • 2020/06/29 07:01
  • カテゴリー:音楽

今回は協奏曲。作曲家や独奏楽器が重複しないように十選した。その制約があると、巨匠たちがこぞって書いたピアノ協奏曲やヴァイオリン協奏曲からも一曲ずつとなる。結果、ベトさんやブラームス、チャイコも登場しないリストになった。作曲家の生年順。[ ]内はおれが比較的よく聴く演奏のソリストたち。

  • ヴィヴァルディ、2つのマンドリンのための協奏曲ト長調、RV532[Marten Scheffer, Rens Van Der Zalm]
  • JSバッハ、ハープシコード協奏曲第1番ニ短調、BWV1052[Gustav Leonhardt]
  • ハイドン、チェロ協奏曲第2番ニ長調[Miklos Perenyi]
  • モーツアルト、フルートとハープのための協奏曲ハ長調、K299[Jean-Pierre Rampal, Marielle Nordmann]
  • ブルッフ、ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調、作品26[Shlomo Mintz]
  • グリーグ、ピアノ協奏曲イ短調、作品16[Jorge Bolet]
  • Rシュトラウス、二重小協奏曲ヘ長調(独奏:Cl, Fg)[Thomas Friedli, Klaus Thunemann]
  • ヴォーン・ウィリアムズ、チューバ協奏曲[Arnold Jacobs]
  • イベール、室内小協奏曲(独奏:A.Sax)[Theodore Kerkezos]
  • アルチュニアン、トランペット協奏曲変イ長調[Sergei Nakariakov]

「十選」(サイト内検索)

一流奏者の需要

  • 2020/06/23 05:41
  • カテゴリー:音楽

世界のメジャーオーケストラを仮に30楽団とすると、その定期演奏会に必要なピアニストの数はせいぜい14、5人、ヴァイオリニストは7、8人、チェリストに至っては2人で十分

とも言われる。にも拘わらず、国際コンクールは、第一位や入賞者をどんどん吐き出している。予備群や次世代の奏者を見付けておく必要はあるだろう。それにしても「コンクール優勝者が多過ぎる」(p273)。国際コンクールは、もはや第一級の名コンサート・ソリストを見出す場ではなく、素人のど自慢大会的な「研究発表会」(p309)という風に、その性格を変えてしまっているのかもしれない。引用は、中村紘子著「チャイコフスキー・コンクール-ピアニストが聴く現代」(新潮文庫、12年)から(p302)。単行本はバブル期の88年刊、その翌年、第20回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。

「蜜蜂と遠雷」を読んでこの本のことを思い出し30年ぶりに再読。小説とノンフィクションの違いこそあれ、各々、一つの国際コンクールを題材にしている。第6回芳ヶ江国際ピアノコンクール(架空)と、第8回チャイコフスキー記念国際コンクール(86年)。

蜜蜂と遠雷(サイト内)、中村紘子(1944-2016年)、庄司薫(1937年-)、クラシック音楽の非本場人(p54)、あの偉大なノギ大将(p143)、きちんと弾くが個性に乏しい(p222)、先生たちは何をしているのだ(p269)、Pf演奏のトライアスロン(p281)

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