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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

ソルヴェイグの歌

  • 2022/04/11 06:23
  • カテゴリー:音楽

名曲「ソルヴェイグの歌」を聴いた、NHKラジオのオンデマンド「聴き逃し」で。その曲は番組が始まって9分35秒あたりから。名匠スウィトナー、30歳の時の録音。

グリーグ作曲
「ペール・ギュント」組曲第2番から「ソルヴェイグの歌」
指揮)オトマール・スウィトナー
管弦楽)バンベルク交響楽団
録音)1953年2月、モノラル

「聴き逃し」にアクセスしたのは別の目当てがあった。「音楽の泉」でプーランクの六重奏曲がかかるのを知り、この作曲家にしては饒舌なこの曲がどんな風に紹介されるのか聞こうと思った。が、これは聴き逃しサービスの対象ではなかった。当初、1月放送予定だったことと関係するのかもしれない(災害関連に差し替え)。せっかく「聴き逃し」を開いたのだから、何かないかなと「名演奏ライブラリー」を覗くと、スウィトナーの回だったのだ。

# プーランクの六重奏曲▽音楽の泉選(NHKラジオ第1、4/10)。生誕100年 名指揮者オトマール・スウィトナー▽名演奏ライブラリー(NHK-FM、4/10)[聴き逃し]4/17 午前10:55配信終了

[ 朝刊休刊日 ]

時の流れに身をまかせ

  • 2022/03/28 06:31
  • カテゴリー:音楽

何日か前にいただいたメールに「捨己従人と清心寡欲」とあった。太極拳の推手での秘訣なのだとか。武術の心得としてはだいぶ異色な感じがする。特に前者の捨己従人(しゃきじゅうじん)。柔よく剛を制す、とか、肉を切らせて骨を断つ、とかにイメージが似ているようにも思う、全然まったく違うか、どうだろうか。

捨己の文字を見ていて何かそういう歌詞があったような気がするのだけれど記憶を手繰り寄せられない。数日経ってようやく思い至った。「時の流れに身をまかせ」だ。テレサ・テンが唄う。流れに身を任せあなたの胸に寄り添い命さえ要らない、この心情は捨己従人、かもしれない。

木工教室10の効用(サイト内)

アンリ・エレール

  • 2022/03/16 06:35
  • カテゴリー:音楽

先日久しぶりに楽器をケースから出した。虫干し。それ以来、ファゴット(バスーン)の演奏をあれこれ取っ換え引っ換え聴いている。目先を変えて、聴いたことがない演奏を求め、web上の音源探しを精力的に行ったりもした。一つ珍しいものを見付けた。エレールが吹くヴィヴァルディだ。

Antonio Vivaldi
Bassoon Concerto in d minor, RV481
Henri Helearts
Orchestre de la Suisse Romande
Ernest Ansermet
Recording November 1952

アンリ・エレール(Henri Helearts, 1907-2001)、往年のバソン奏者。バソンはフランス式バスーン。エルネスト・アンセルメ時代のスイス・ロマンド管弦楽団で主席をつとめていたので、同団の膨大な録音の中に彼の音色も記録されている。例えば、ラベル「道化師の朝の歌」(1960年)のソロは彼だろう。バソンらしい味わい深いソロを聴くことができる。

H, répertoire | Mon Musée Musical, Nouvelle Deuxième Partie、スイス・ロマンド管弦楽団|Wikipedia。バソンの名手アラール(サイト内)

モーツァルトのオペラ

  • 2022/03/10 06:28
  • カテゴリー:音楽

モーツァルトを「オペラ作曲家」と呼ぶのには抵抗もあるかもしれない。

そんなことないのでは。総合芸術であるオペラにこそ、この大作曲家の才能が遺憾なく発揮されていると思う。確かに、管弦楽曲、室内楽、独奏曲、宗教音楽など幅広いジャンルに多くの傑作を残しているけれど、最も輝いているのはオペラ群だろう。

引用は、松田聡著「モーツァルトのオペラ-全21作品の解説」(音楽之友社、2021年)まえがき冒頭部分から(p2)。最寄り図書館の新着コーナーにあるのを借りて来た。なかなかの労作。作品の解説よりは、その成立事情を興味深く読んだ。

モーツアルトのピアノ協奏曲は、27まで番号が振られている。このジャンルがオペラに負けず劣らず素晴らしいことを書き添えておこう。

モーツアルト十選(サイト内)。調号3つまでの7つの長調(Es B F C G D A)、イドメネオ以降は2管編成+

R.シュトラウスの父

  • 2022/02/25 06:24
  • カテゴリー:音楽

リヒャルト・シュトラウスらしいオーケストラのサウンドを決定づける楽器って言えば、やっぱりホルンでありましょう

父親のフランツ・シュトラウスはホルン吹きだったとか。先週末の「クラシックの迷宮」から。番組最初の曲は、なんと、R.シュトラウス作曲、ハーゼネール(Franz Hasenöhrl)編曲の「もう一人のティル・オイレンシュピーゲル」。奏者たちは、原曲をよく研究しているように感じられた。

Richard Strauss (arr. Hasenöhrl)
Till Eulenspiegel einmal anders!
Jack Liebeck (Vn)
Duncan McTier (DB)
Julian Farrell (Cl)
Richard Skinner (Fg)
Stephen Stirling (Hr)
Recording 2006
Deux-Elles: DXL1122

LP時代には、BPhメンバー(1969)の盤をよく聴いた。今、手元には二つの団体の音源がある。Chicago Pro Musica(1983)と、I Solisti da Camera(1999)。この二つに比べて土曜日に聴いた演奏の方がティルらしさを表現できていたように思う。ホルンが上手い。

昔の愛聴盤スカラムーシュ(いずれもサイト内)。クラシックの迷宮▽お父さんはホルン吹き~フランツ・シュトラウス生誕200年(NHK-FM、2/19 19:20-21:00)片山杜秀

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