エントリー

カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

日本のオケはどうなの

  • 2020/02/26 18:46
  • カテゴリー:音楽

一流オーケストラは多国籍チーム。世界中の精鋭が集まっている、これはスポーツの世界と同じ。一方で、日本のオーケストラは、ものすごく純血度が高い。後れを取っている。

指揮者の大友直人氏がラジオでそう言っていた。NHKの「すっぴん!インタビュー」(ラジオ第一、2/6 10時台)にて。街角で琉球交響楽団のポスターを見て、このインタビューのことを思い出した。それは同団第37回定期演奏会(3/1、浦添市てだこホール)のポスター。大友直人指揮、ラフマニノフのPf協奏曲2番と交響曲2番。番組の中でこの演奏会(や4月の東京公演)について語られていた。残念ながら、ポスターには「中止」の貼り紙があった。

第37回定期演奏会中止について-琉球交響楽団首相、今後2週間のイベント中止要請

Czech Wind Harmony

  • 2020/02/25 22:26
  • カテゴリー:音楽

ドイツ語圏の都市ウィーンで活躍したので、フランツ・クロンマーという名前でも知られています。

今日のベストオブクラシック(NHK-FM、2/25 19:30-)はチェコの管楽八重奏団。一曲目の作曲家クラマーシュ、初めて聞く名前だと思っていると、そう説明があった。クロンマーか。実際、この作品79は聴いたことがある曲だった。4曲目のレイハ、これはライヒャのことだ。プラハ出身、パリ音楽院の作曲科教授。木管五重奏曲を多数残したことでその筋ではつとに有名。

2/25(火)「魅惑の室内楽(1)チェコ・ウィンド・ハーモニー」
クラマーシュ作曲「パルティータ変ホ長調作品79」
モーツアルト作曲「セレナード変ホ長調 K375」
ベートーベン作曲「ロンディーノ」
レイハ作曲「コーラングレと管弦楽のための情景」(編曲版)
グノー作曲「小交響曲」
プラハ・ドボルザークホールで収録(2019年2月25日)

Franz Krommer (1759-1831), Anton Reicha (1770-1836)

ベートーベンの調べ

  • 2020/02/22 22:45
  • カテゴリー:音楽

しかめっ面ではない笑顔のベートーベンが見えるような曲

七重奏曲の第3楽章メヌエットがかかった後のコメント。「ベートーベンの調べ~器楽/室内楽作品」(NHKラジオ深夜便、2/18 2時台)にて。今年は生誕250年なのだとか。1770年生まれだ。調べてみると、1827年に満56歳で他界している。あと7年経てば没後200年の年がやって来る。

この偉大な作曲家が書いた交響曲や協奏曲など編成が大きい曲は滅多に聴かない。一方で小編成のジャンルでは好んで聴く曲がいくつかある。番組でも紹介された、初期の佳品、七重奏曲(1799年)には高校時代から親しんでいる。それと、40歳の頃を過ぎてから聴くようになった、チェロソナタ第3番(1807年)とピアノ三重奏曲第7番「大公」(1811年)。これらは中期の曲。よく聴くのはこの三曲ぐらいだろうか。ただ、後期の弦楽四重奏曲(第12番-)やピアノソナタ(第28番-)は楽しみに置いている。彼の晩年どころか没年齢も超えてしまった今、そろそろ封印を解いてじっくり聴くのもいいかもしれない。さらに気に入る曲があるだろうか。

人間臨終図巻昔の愛聴盤(いずれもサイト内)、List of compositions by Ludwig van Beethoven - Wikipedia

ディベルティメント K166

  • 2020/02/09 22:18
  • カテゴリー:音楽

今朝ラジオを点けるとモーツアルトのこの曲を演っていた。NHKの「音楽の泉」(ラジオ第一、2/9 8時台)。聴き始めたのは第一楽章の途中から。シャキッと攻め立てるような演奏はホリガーたちの録音だとすぐに判った。この曲の編成は、標準の管楽八重奏にコール・アングレ2本が加わっている。牧歌的なその音色が、本来は、ゆったりのどかな演奏にしっくり合うように思う。が、ホリガーらの演奏も決して悪くない。ファゴットにはトゥーネマンとアッツォリーニの師弟が参加している、89年の録音。

コール・アングレ、別名イングリッシュ・ホルン。昔よく聴いたLP、ミュンシュ指揮サン=サーンスの3番「オルガン」、の解説にその名が登場していて、まだ見ぬその楽器はどんなものだろうかと思ったもんだ。後年オケに入って、それがオーボエ族だと知った時には随分と驚いた覚えがある。不思議な形をしているし。

Klaus Thunemann (1937-)、Sergio Azzolini (1967-)、コール・アングレ(いずれも Wikipedia から)

管楽器の曲十選

  • 2020/01/31 07:07
  • カテゴリー:音楽

今回は管楽器のための曲を10曲選んだ。協奏曲や鍵盤伴奏付きではなく管楽器のみで演奏される曲。まず木管奏者たちのレパートリーから、編成の小さい、本数の少ない順に並べてみよう。

  • ドビュッシー作曲、シランクス。フルート(Fl)独奏。調性があるようでない、ないようである不思議な曲。木管一本の曲、大バッハのソナタ(BWV1013)とどちらにするか迷った、こちらもFl独奏。
  • ヴィラ=ロボス作曲、ブラジル風バッハ第6番。Flとファゴット(Fg)の二重奏。楽器を始めた頃、江守徹ナレーションの「夜の停車駅」で初めて聞いた。この第6番でこの作曲家のことを知った。一般には第5番がつとに有名。
  • マロシュ作曲、セレナータ。木管三重奏曲、オーボエ(Ob)、クラリネット(Cl)とFg。この編成の曲はたくさんある。その中で、とりわけ、マロシュとイベールの2曲が好ましい、その次はオーリックか。マロシュはコダーイの弟子。
  • ロッシーニ作曲、木管四重奏曲第6番。Fl、Cl、ホルン(Hr)とFg。珍しい編成。6曲から成る曲集は弦楽四重奏からの編曲と言われる。この第6番に限っては木管がオリジナル。
  • ヒンデミット作曲、小室内楽曲 Op.24/2。Fl、Ob、Cl、Hr、Fg、標準編成の木管五重奏。この編成の曲は数も多く、良い曲もそこそこあるが、このヒンデミットが最右翼、と思う。ここまで一本ずつ増やして来た。次は一つ飛んで七重奏、
  • ダンディ作曲、シャンソンとダンス Op.50。木管五重奏にClとFgを一本ずつ加えた七重奏。知名度はだいぶ低い、知られざる名曲。
  • モーツアルト作曲、セレナード第12番 K388。Ob、Cl、Hr、Fg、各々二本ずつ、標準編成の木管八重奏。セレナードと言う割には、ハ短調で、深刻な音楽。元々5声部のこの曲には弦楽五重奏版(K406)もある。
  • R・シュトラウス作曲、セレナード Op.7。標準の八重奏に、FlとHrを二本ずつ、さらにコントラファゴット(C-Fg)を加えた13本で演奏。40年前に購入したスコアが今でも手元にある。ここまでで8曲、残り2曲は金管アンサンブルから、
  • プーランク作曲、ソナタ FP33。金管三重奏、トランペット(Tp)、Hr、トロンボーン(Tb)。プーランクは管楽器のための曲を多数書いている。この曲も含め名曲が少なくない。
  • デュカス作曲、「ラ・ペリ」の前奏ファンファーレ。編成は、3Tp、4Hr、3Tb、そしてチューバ。数あるファンファーレの中で最も好きなのはこの曲。ここまでで10曲。
  • 参考)木管二重奏による魔笛六重奏曲「青春」小交響曲 変ロ長調昔の愛聴盤猫の組曲(いずれもサイト内)

# バッハからヘイゼルまで、JS Bach (1685-1750)、WA Mozart (1756-1791)、Gioachino Rossini (1792-1868)、Charles Gounod (1818-1893)、Vincent d'Indy (1851-1931)、Leoš Janáček (1854-1928)、Claude Debussy (1862-1918)、Richard Strauss (1864-1949)、Paul Dukas (1865-1935)、Kodály Zoltán (1882-1967)、Franz Hasenöhrl (1885-1970)、Heitor Villa-Lobos (1887-1959)、Jacques Ibert (1890-1962)、Paul Hindemith (1895-1963)、Francis Poulenc (1899-1963)、Georges Auric (1899-1983)、Rudolf Maros (1917-1982)、Chris Hazell (1948-)

ユーティリティ

« 2025年07月 »

- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

過去ログ

Feed