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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

チェロソナタ第3番イ長調

  • 2023/11/23 06:03
  • カテゴリー:音楽

ベートーベンは交響曲とチェロソナタを並行して作曲していた。交響曲第5番が作品67、交響曲第6番が作品68、そしてチェロソナタ第3番が作品69となった。

これまで意識しなかったけれど、そう並んでるんだな。NHKの「音楽の泉」で奥田佳道氏がそんな紹介をしていた。

ベートーベン作曲
チェロソナタ第3番イ長調 Op.69
Vc)ハインリヒ・シフ
Pf)ティル・フェルナー
1998年録音

番組ではこの音源が使われた。このピアノが素晴らしい。押し付けがましくないのに主張がある。クールでスマートなのに熱気が伝わって来る。これからはこれを聴くことが多くなりそうだ。よく聴くヤニグロ盤やロストロポーヴィチ盤はピアノが今一つだったりする。

ベートーベン十選ペレーニのベートーベン(いずれもサイト内)。ベートーベンのチェロ・ソナタ第3番▽音楽の泉(NHK-FM、11/11 5時)、Heinrich Schiff, Till Fellner

Re: プレイバック70年代

  • 2023/11/16 05:46
  • カテゴリー:音楽

先週の歌謡スクランブルは、「70年代フォーク・ニューミュージック集」だった。全6回で流れたのは138曲。今年の1月には「プレイバック70年代」が特集された。こちらも6回のシリーズで、全165曲。

この2つの特集でちらほら同じ曲が登場した。両方で重なるのは23曲。発表年別に1971年から並べてみると以下のようになる。やや後ろの方が厚い感じはする。

1971年
「翼をください」赤い鳥
「花嫁」はしだのりひことクライマックス
「虹と雪のバラード」トワ・エ・モワ

1972年
「学生街の喫茶店」ガロ

1973年
「あなた」小坂明子
「心もよう」井上陽水
「神田川」かぐや姫

1974年
「私は泣いています」りりィ

1975年
「なごり雪」イルカ

1976年
「どうぞこのまま」丸山圭子
「揺れるまなざし」小椋佳

1977年
「わかれうた」中島みゆき
「人間の証明のテーマ」ジョー山中

1978年
「かもめが翔んだ日」渡辺真知子
「みずいろの雨」八神純子
「勝手にシンドバッド」サザンオールスターズ
「時間よ止まれ」矢沢永吉
「青葉城恋唄」さとう宗幸
「飛んでイスタンブール」庄野真代

1979年
「セクシャルバイオレットNo.1」桑名正博
「大都会」クリスタル・キング
「異邦人」久保田早紀
「虹とスニーカーの頃」チューリップ

異なる範疇での重なり、このリストを、なるほど、と眺めてみるのだが、どことなくしっくり来ない。南こうせつは、かぐや姫が入っているからいいとして、大御所、吉田拓郎が落ちている。荒井由実の曲も入ってない。それだけだろうか。この年代を代表するとても大切な曲やミュージシャンが抜け落ちているような気がする。

プレイバック70年代(サイト内)。70年代フォーク・ニューミュージック集(1-6)▽歌謡スクランブル(NHK-FM、11/6-11 12時半)

ハーリ・ヤーノシュ

  • 2023/11/15 05:51
  • カテゴリー:音楽

NHKらじる★らじるの聞き逃しで組曲「ハーリ・ヤーノシュ」を聴いた。

N響第1995回定期公演
コダーイ作曲
組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
指揮)ゲルゲイ・マダラシュ

この人、ハンガリー出身の指揮者だとか。自国の大先輩コダーイの作品は自家薬籠中の物だろうに、こんな毒にも薬にもならない演奏をするんだな。第3曲「歌」はタイトル通りに歌を期待するが見事に裏切られる。第4曲「戦争とナポレオンの敗北」の真面目くさった表現には拍子抜け。

LP時代には、セル(クリーヴランド管、1969年)の演奏に親しんだ。いつまで経ってもこれと比較してしまう。聴いたのは何十年も前だし、もはや手元に音源はないのに。

N響(サイト内)。ベストオブクラシック▽N響第1995回定期公演(NHK-FM、11/10 19時半)NHKホールから中継

シベ2、N響#1993

  • 2023/10/21 05:42
  • カテゴリー:音楽

らじる★らじるでNHK-FMをクリックするとシベリウスの交響曲2番をやっていた。音量を少し上げて聴く体勢をとったのだけれど、凡庸な演奏で心は動かされない。こりゃ何かしながらでいいな、と今日の社説などをざっと読んだりして聞き流していた。その内に4楽章が始まったので耳を傾けた、のだが、物足りなさがずっと付きまとう。煮え切らない感じのまま曲は終わってしまった。

シベリウス作曲
交響曲第2番ニ長調 作品43
指揮)高関健
管弦楽)NHK交響楽団

終わると盛大にブラボーがかかった。それはいつものことだからいいとしても、番組の解説者が、「素晴らしい完璧な演奏だった」、「この指揮者はNHKホールの鳴らし方を知っている」などと絶賛する。ええぇ、そうなのか。自分の耳は腐っているのだろうかと少し不安になった。

N響(サイト内)。N響第1993回定期公演、交響曲第2番(シベリウス)ほか、指揮)高関健、解説)舩木篤也(NHK-FM、10/20 19時半、NHKホールから中継)

ソルの練習曲、Op.6-11

  • 2023/09/22 06:18
  • カテゴリー:音楽

ソル(Fernando Sor)が作曲した練習曲の作品6は12曲から成る。その第11番は、速さの指示に Allegro Moderato と記されている。のだが、

先日聴く機会があった、Raphaëlla Smits(1991)の演奏は、その速さに驚いた。これだと指定された Allegro Moderato の雰囲気ではない。時間(duration)は、2分46秒。

他の音源を調べてみた。クラフトの演奏は3分24秒。普段聴き馴染んでいることもあって落ち着いて聴いていられる。大御所ゼゴビアは3分07秒。クラフトに比べると随分急いているように感じる。指さばきも冴えない。Porquedduの演奏は3分45秒。ゆっくり丁寧。決して悪くない。ややもたつく部分もあるように聴こえるのは残念だが、これくらいゆったりした加減が、Allegro Moderatoなのかもしれない。

Raphaëlla Smits(1991)2:46
Andrés Segovia(1950s)3:07
Norbert Kraft(1993)3:24
Cristiano Porqueddu(1996)3:45

Alexandre Lagoya が弾く11番もあったような気がして探したのだけれど手元には見当たらなかった。

ギター(サイト内)。Raphaëlla Smits - Fernando Sor & Napoleón Coste|Discogs

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