エントリー

カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

ユーミン万歳!

  • 2024/07/17 06:11
  • カテゴリー:音楽

ピアノに触れるとき、必ず指の形が黒鍵を触るような形になる。だから作る曲はたいていE♭かB♭、ときどきA♭。そういうコードたちに共通するのは、どこか曖昧な色合い。これって人生観に似ているのだろうか。

「ユーミン万歳! ~松任谷由実50周年記念ベストアルバム~」(2022年)のブックレットから。DISC 3の歌詞が始まる直前のページに綴られている。

このベストアルバムに「消灯飛行」が入っていることを何かの機会に知った。最寄り図書館のOPACで検索すると、幸い、蔵書されている。すぐ予約。それから待つこと数か月、ようやく順番が回って来た。

聴いてみると、同じ頃の「潮風にちぎれて」も入っている。無性に懐かしい。

ユーミンのアルバム十選(サイト内)。ユーミン万歳!|Wikipedia

ナニワの編曲塾

  • 2024/07/08 05:52
  • カテゴリー:音楽

この曲は、権利が切れていると自分の中でデータベース化しておいて、何かの時にはお世話になっている

パブリック・ドメインになった音楽について嘉門タツオ氏が語る。著作権と戦いながら31年やって来た、関西大で著作権の講義をしたこともある、そんな話もあった。

キダ・タローさん追悼「ナニワの編曲塾 夏期特別講座」から。元は、2014/8/10放送。

環太平洋連携協定(TPP)が、2018年12月に発効になり、著作権の保護期間が著者没後70年に延びた。この番組が制作された2014年当時、保護期間はまだ50年だった。司会の方もそう述べる。だからなのかどうか判らないが、番組の初めと終わりに、二度、「2014年8月10日に放送された」とアナウンスが入る。

キダ・タローさん死去TPP 発効と著作権(いずれもサイト内)。キダ・タローさん追悼「ナニワの編曲塾 夏期特別講座」(NHKラジオ第一、6/9 14:05-14:55)【出演】キダ・タロ―、嘉門タツオ、サカモト教授、【司会】小林千恵

水の影

  • 2024/07/05 05:57
  • カテゴリー:音楽

時は川、きのうは岸辺。人は皆ゴンドラに乗り、いつか離れて、思い出に手を振る

ユーミンの「水の影」から。アルバム「時のないホテル」(1980年)に収録。

大学1年の時に初めて聞いた。このリフレインの部分が、時は乾き、と聞こえて、わけが判らなかった覚えがある。四十数年前のこと。

歌詞に、「異国」や「旅人」「ゴンドラ」などが散りばめられているし、のちに、NHKテレビの紀行番組でエンディングに使われていたこともあって、旅情にひたる歌のように思われる向きもあるけれど、これは失恋の曲だ。

失恋、それも自分から断ったのだろう。「とび込めぬ」とあるのでそう判る。「選ばなかったから失う」と唄う「青いエアメイル」と立場は似ている。2つは、ぱっと見、まったく様子は違うけれど、自分はイエスと言えず、断っておきながら、今でも彼のことを忘れられずにいる、と切々と歌う。

「けれどあなたがずっと好きだわ、時の流れに負けない」。「けれど傷付く心を持ち続けたい」、いつか「思い出に手を振る」。

あれは岐路だったんだな(サイト内)。探検ロマン世界遺産|Wikipedia

リチェルカータ、N響#2015

  • 2024/07/03 05:55
  • カテゴリー:音楽

原曲の主題を細かく分解し各々のパーツに金管楽器や木管楽器の音色を斬新に割り当てて再構築される音楽は驚きと発見に溢れている。

曲紹介でそんな話があった。「とりわけ異彩を放つ名作」とも。N響定期でのこの曲を聴いてみた。NHKらじる★らじる聴き逃しで。

N響第2015回定期公演
バッハ作曲、ウェーベルン編曲
「リチェルカータ」
(指揮)鈴木優人
(管弦楽)NHK交響楽団
(8分12秒)
2024年6月19日サントリーホール

演奏の良し悪しの前に、この編曲は性に合わないんだろう、今一つぴんと来ない。これまで色んな人たちの演奏を聴いたけれど、いつもそうだった。いつかは心に迫って来る演奏に出逢えるのでは、と期待するのだけれど。なにせ「名作」なのだから。

原曲は、J.S.バッハ作曲「音楽の捧げもの」の終曲「6声のリチェルカーレ」。6声のフーガのこと。普段よく聴くのは、バーゼル管楽アンサンブル(1986年)や、マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団(1978年)。前者は、終曲のみ、管楽六重奏版、ホリガーのコールアングレが冴えている。後者は、全曲の演奏、弦楽主体でFl(W.ベネット)が入る。

N響(サイト内)。N響第2015回定期公演▽N響演奏会(NHK-FM、6/29 16時)

井上陽水10選

  • 2024/07/02 06:01
  • カテゴリー:音楽

きのう書いた「飾りじゃないのよ涙は」は、なかなかいい曲だ。ただ、試しに、井上陽水が歌う曲で十選してみると、その曲はリストから漏れてしまう。

「心もよう」(1973年)
「青空、ひとりきり」(1975年)
「なぜか上海」(1979年)
「リバーサイドホテル」(1982年)
「いっそ セレナーデ」(1984年)
「ダンスはうまく踊れない」( 〃 )
「ワインレッドの心」( 〃 )
「からたちの花」( 〃 )
「恋の予感」( 〃 )
「少年時代」(1990年)

「心もよう」が流行った小学校高学年の頃に、このミュージシャンをはっきり認識。兄の影響もあった。それ以降、同時代で聴くことになった。

10曲の内半分は、セルフカバーアルバム「9.5カラット」から選択。1984年の5曲。この盤はよく聴き込んだので他の収録曲も捨て難い。「飾りじゃないのよ涙は」もそう。

1991年、ノートPCとモデムを買ってパソコン通信を始めた。様々な設定に苦戦しているとラジオから「少年時代」が流れて来た。この曲を聞くと、あの頃のことを思い出す。

「なぜか上海」は、21世紀になってから、よく聴くようになった。中国への出張は上海から入国することが多くこの曲に親しみが湧いたものだ。「海を越えたら上海~」

代わりじゃないのよ大豆はオーパス、山下達郎Re: プレイバック70年代(いずれもサイト内)

ユーティリティ

« 2025年06月 »

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

マイナカード更新
2025/06/14 06:05
自己実現欲求の沼
2025/06/13 05:41
おくま嘘歌
2025/06/12 06:22
フォーサイス氏死去
2025/06/11 06:48
シャットダウン、E200HA
2025/06/10 07:00
梅雨明け、2025年
2025/06/09 06:02
ミスター、李氏、少子化
2025/06/08 05:46
ダブル・スタンダード
2025/06/07 06:58
天皇ご一家沖縄訪問
2025/06/06 06:05
京極夏彦、あの人の本棚
2025/06/05 06:11

過去ログ

Feed