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カテゴリー「音楽」の検索結果は以下のとおりです。

グロフェの「ミシシッピ」

  • 2021/12/28 06:20
  • カテゴリー:音楽

今月初旬、ラジオの番組表に、グロフェ作曲、組曲「ミシシッピ」があるのを目にした。かつて「アメリカ横断ウルトラクイズ」の中で使われた音楽だ。勝ち抜けた時に高らかに鳴る第4曲「Mardi Gras」。残念な結果を知らせる第2曲「Huckleberry Finn」はファゴットが旋律を吹く。

音源を買い求めたのは、テレビで聴いて20年ほど経ってからのこと。2000年5月とメモにある。タワーレコードの店頭で見掛けたNAXOS盤のCD。今月のラジオ放送では、それと同じ盤が使用されていた。

組曲「ミシシッピ」グロフェ作曲
指揮)ウィリアム・ストロンバーグ
管弦楽)ボーンマス交響楽団
(13分30秒)
NAXOS 8.559007

Ferde Grofé (1892-1972)、アメリカ横断ウルトラクイズ|Wikipedia。クラシックカフェ[再]▽グロフェの組曲「ミシシッピ」他(NHK-FM、12/7 7:25)

ベートーベンの「英雄」

  • 2021/12/16 06:33
  • カテゴリー:音楽

大学へ入学してすぐにオーケストラに入部した。二次試験の日に見学は済ませており合格したら入ろうと心に決めていた。オケは夏の演奏会に向けて練習していた。メインは「英雄」だった、ベートーベンの交響曲第3番。

いつかの総合練習で、指揮の保科先生が、ホルン3本だけで吹かせたことがあった。第3楽章スケルツォの中間部にある有名な信号ラッパの箇所。3人の演奏が何ともカッコ良くて皆からほぉと声が上がったことを覚えている。

あの夏から何年も経ち、いつだったか、リストが編曲したピアノ版を聴く機会があった。その信号ラッパのところは、ピアノでは、ちょっと無理がある。がくっと拍子抜けする。曲全体は、強靭なテクニックに支えられてなかなか大したものではあったけれど。

Beethoven (arr. by Liszt for Pf)
Symphony No.3 in Es, Op.55 "Eroica"
Pf) Georges Pludermacher
Recording 1985

N響のプログラムに「英雄」があるのを見てそんなことをつらつらと思い出した。

Beethoven / Liszt, Georges Pludermacher – Symphonie N°3 "Eroica"。N響第1947回定期公演、ベートーベン交響曲第3番変ホ長調「英雄」ほか、指揮山田和樹、管弦楽NHK交響楽団、サントリーホールから中継(NHK-FM、12/15 19時)

浄められた夜

  • 2021/12/06 06:28
  • カテゴリー:音楽

シェーンベルクの「浄められた夜」が放送されたことを後で知った。N響の定期公演だ。

手元にある音源で日頃よく聴くのは、弦楽六重奏版ならラサール四重奏団(1982年)、弦楽合奏版ならカラヤン指揮ベルリン・フィル(1973年)あたり。

LP時代には、専らミトロプーロス盤(1958年)を聴いた。CDは買い直さなかったので30年は聴いていない。どんな演奏だったか、細かな所は正直忘れてしまった。ただ、あたかも寄せては返す波に引き込まれそうになる、そんな印象が残っている。

N響は、どんな演奏を聴かせたのだろうか。

弦楽器の曲十選(サイト内)。N響第1945回定期公演(NHK-FM、12/4 18時)、シェーンベルク作曲「清められた夜」作品4ほか、指揮ガエタノ・デスピノーサ、管弦楽NHK交響楽団、東京芸術劇場から生放送

ハルステッドのモーツアルト

  • 2021/12/02 06:27
  • カテゴリー:音楽

The Academy of Ancient Music Chamber Ensembleが演奏する、シューベルトの八重奏曲ヘ長調を聴いた。なかなかの好演。ぱりっとしたホルンが際立っている。Discogsを開くと、Horn - Anthony Halsteadとある。1988年録音。

彼がソロを吹くモーツアルトの協奏曲集を探し当てて聴いてみた。これも良い演奏だ。普段は専らザイフェルト盤(1968年)を取り出すのだけれど、今後はハルステッドを聴くことが多くなりそうだ。名曲第3番(K447)から始まるその曲順もいい。

Mozart - Horn Concertos
Horn - Anthony Halstead
Conductor - Christopher Hogwood
Orchestra - The Academy of Ancient Music
Recording 1993

# Gerd Seifert, Hubert Crüts, Denis Brain, Dale Clevenger、アンソニー・ハルステッド|Wikipedia、Schubert - AAM Cham Ens - Octet D803Mozart - Anthony Halstead / AAM / Christopher Hogwood - Horn Concertos|Dicogs

ルイージのチャイコ

  • 2021/11/25 06:31
  • カテゴリー:音楽

きのう(11/24)ラジオでチャイコの5番を演っていたので聴いた。あちこちでテンポやバランスに違和感がある、奇を衒うかのような演奏。今一つだった。それだからか、曲が終わっても会場からブラボーの声がかからなかった。いやいや、感染症対策で叫ぶのが禁じられているだけのことだろう。普段、この手の演奏会(の放送)では、出来栄えがどうであろうとも、ブラボーがかかる。もしかすると興行の一部として主催側が漏れなく敢行しているのでは、と勘繰りたくなるくらいに。

# ベストオブクラシック▽N響第1944回定期公演(NHK-FM、11/24 19:00)、チャイコフスキー作曲「交響曲第5番ホ短調作品64」、ファビオ・ルイージ指揮、NHK交響楽団、サントリーホールから中継

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