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改元は、5/2 か

1) 1日は二つの元号に分かれることになり、国民生活に不便をもたらす、2) 厳密に何時何分に改元されたのか特定できない

もし、即位の日(5/1)に改元を施行するとそのような問題が生じるため、改元は翌 5/2 とする、と政府は考えている模様。Yahoo!ニュースに掲載の共同通信 12/16(日)2:00 配信から。

改元の日時について、直近の四つの元号に限って、少しまとめてみた。他意はない。シリーズ放送中の歴史再発見「元号文化の歩み」(NHKラジオ第二)などを参考にした。

明治改元。いつ明治へ改元されたのか。明治天皇即位の後、という考え方とは別に、その年、旧元号では慶応4年、の元日まで遡って改元されたと解釈する説がある。なぜなら、改元の詔書(9月8日)に、慶応4年を改めて明治元年となす、とあるからだ。いつ改元されるかは、その後、法令で決められる。旧皇室典範(明治22年)第12条で「践祚の後元号を建て」となった。践祚(せんそ)は、即位のこと。さらに、登極令(明治42年)に、天皇践祚後は「直ちに」元号を改める、と時期が明記された。

大正改元。明治天皇崩御は、明治45年7月30日午前0時43分、というのが公式見解。実際には、日付が替わる少し前だった。登極令にある通り「直ちに」作業を進めようとすると、その日の内に残された時間はわずかしかない。時の政府は、一日先送りするという現実的な選択をしたのだ。古来より、死の公表を遅らせることは珍しくはなかったという事情もある。喪を秘す、と表現される。結局、7/30 に崩御、同日、践祚、改元となった。旧皇室典範に基づき、初めて、改元の日が特定された。

昭和改元。大正天皇は、大正15年12月25日午前1時25分に崩御。同日、新天皇が践祚、昭和に改元された。改元の日は、12/25 とはっきりしている。が、その日は、大正と昭和が混在することになった。果たして改元は何時何分だったのか、同日午前0時まで遡るなど諸説あり、後々まで議論されることになった。

平成改元。昭和64年1月7日、昭和天皇崩御。同日、新元号「平成」が公布され、その施行は翌8日午前0時から、とされた。「直ちに」と定めた登極令は既にない。ここに至って、改元の日時、何時何分、が明確化されることになった。

祥瑞改元

和銅改元は、即位改元であるとともに祥瑞改元である、と言える。

元明女帝の即位と同じ頃、武蔵の国で掘り当てられた銅が献上された。和銅(708-715)は、その双方を記念した改元だった。歴史再発見・元号文化の歩み第5回「奈良時代の年号」(10/30、NHK ラジオ第二)から。

改元理由としての即位は馴染みがある。もう一方の祥瑞(しょうずい)とは何だろうか。辞書には、めでたいまえぶれ、吉兆、とある。祥瑞、具体的には珍しい動植物や自然現象、が出現すると、余程の場合にその機に改元が行われたのだとか。中国の祥瑞災異思想に基づいている。

# 歴史再発見「元号文化の歩み」全13回

新しい体重計

LCCの場合は重量オーバー=追加料金となってしまうので利用者にとっては思わぬ負担増になってしまう

Yahoo!ニュース「LCC利用者は注意。LCC国内線、10月28日より機内持込手荷物7キロで横並びに」(10/30 10:15)から。漫然と旅の荷造りをすると、引用のような事態が起こる。実際、おれも超過料金を払う羽目になったことがある。以来、ジェットスターなど LCC を利用する際には、必ず、空港へ向かう前に荷物の重さを量るようになった。荷物の重さは、それを持って体重計に乗り、体重との差で求める。

デジタル表示される体重計を買った。長年、IKEA のアナログ式を使っていたが、kg より下の数字が判別つかない不満があるばかりか、計量が狂って来たようなので買い換えた次第。那覇新都心おもろまちに三つある家電量販店を順に訪ねて、価格や見た目を見比べた上で選んだのは、オーム電機の HBK-T100-W、重量測定に特化したシンプルな器械。乗ってみると、体重は、定期健診と同じぐらいの値で間違いないようだ。1kg 詰めの砂糖の袋を持って再度乗る。ぴったり 1.0kg 増加。泡盛 2.7L ペットボトルなど他にも重量が判明してる物でチェックした。これくらいの正確さだと、LCC で機内持ち込みする荷物の事前計量も問題なくできそうだ。なお、今回、ポイント利用で、買値は税込みで千円弱だった。

車課税を抜本改革、20年度~

政府・与党は電気自動車(EV)やカーシェアの普及を踏まえ、2020年度以降に自動車関連税制(3面きょうのことば)の税体系を抜本的に見直す。

保有せずに使う時だけ借りる者としては気になるニュースだ。今朝(11/28)の日本経済新聞「車課税を抜本改革、20年度以降、走行距離に応じ、環境への影響配慮。」から。

県北部やんばる地方に知人を訪ねた際のことを書いておこう。いつものカーシェアリングだと、6時間パックとその延長で6千円くらいになりそうだった。燃料費込み。一方、普通のレンタカーの場合、日帰りで借りると最安で2900円、それに燃料費を加算。予定の走行距離250kmのための燃料費を考慮すると、おそらく、両者、同じくらいになるだろうと見込んだ。結局は、キャンペーンで一時間分の割引きがあったカーシェアリングを選択し出かけた。記事のように自動車への課税が抜本的に変えられると、レンタルする車の料金も見直されることになるだろう。その際には、何が、どんなプランが、経済合理的になるだろうか。まさか、借りるより、いっそ保有する方がいい、とはならないと思うが。

ふるさと納税の非効率

という記事を、今日の日本経済新聞(11/22 朝刊)が載せている。色々と問題噴出のふるさと納税に関しては、「あまりにも分かりやすい間違い」「社会的資源を浪費する典型的な政策」と、制度の導入当初から唱えていた経済学者がいたと紹介している。が、記事の最後は、こう結ばれる。

非効率の発生は、極めて単純な理屈で予想されていたことだ。どんな制度も、人間が「合理的な利己主義者」であることを理解したうえで設計することが必要なのである。

あたかもこの新聞社も、当初から、制度に問題があることを懸念していたような書きぶりだ。果たしてそうだったのだろうか。

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