エントリー

カテゴリー「時の話題」の検索結果は以下のとおりです。

香港の変容

読売の社説「香港の変容 国際金融都市の土台が崩れる」(8/23)がこう書いている。昨年6月施行の国家安全維持法によって「香港の民主主義は息絶えようとしている」。中国は、さらに、反外国制裁法の香港への導入を検討しており、香港の外資系金融機関を意のままにしようと画策する。香港は「もはや国際金融センターとは呼べなくなる。経済面でも独自性が失われることを象徴するものとなろう」。

蘋果(りんご)日報が休刊に追い込まれた際には、香港での言論弾圧について、六紙は挙って社説に書いた(6/19-25)。それ以降、香港に関する六紙社説は、東京(7/13)と今回の読売(8/23)、わずか2本。

アフガンのように、すわ大事ともなれば書くんだろうけれど(20本、8/17-29)、もう少しバランス良く、世界の出来事に目配りしても良いのでは。特に、隣国の企みを伝え、それに対してもっと意見すべきではないのか。

8/23週の六紙社説は、東京パラ開幕、横浜で小此木氏敗北、工藤会判決、マレーシア新政権、カブールのテロ、コロナと子供、自民党総裁選日程、みずほ銀障害、韓国のメディア法改正案などを題材に採り上げた。

# 「香港・台湾の危機 中国の不当な圧力だ」(東京、7/13)

車の電動化

日経が社説(8/18)に採り上げたのを見て少し遡り拾ってみた。六紙社説でタイトルからそれと判るのは、今年に入って以降、そこそこある。ただし、書いたのは、日経と読売の2紙に限られる。

  • EV化が迫る車の部品再編(日経、2/12)
  • 車載用電池 開発と原材料の確保に全力を(読売、3/14)
  • 中国製EVが促す構造変化に備えよ(日経、4/23)
  • 脱エンジンに挑むホンダ(日経、4/28)
  • 急速なEV傾斜に日本車は対応できるか(日経、7/20)
  • EV充電設備 ガソリン車並みに使いやすく(読売、7/25)
  • 車の電動化目標 主要国の規制に戦略的対応を(読売、8/11)
  • 車の電動化に柔軟に備えよ(日経、8/18)

日本の製造業を牽引する基幹産業が、今、岐路に立たされている。転落のとば口にあるようにも見える。産業の今後について新聞はもっと意見すべきではないのか。他紙はどうしている。

8/16週の六紙社説は、民主化崩壊やタリバン会見などアフガンの話題でにぎわった。ほかに題材になったのは、緊急事態拡大や、病床確保、東京パラ無観客に、GDP微増、膨張するふるさと納税など。シリーズでは、毎日の「問う’21夏」3本(継続)、日経の「デジタル庁に望む」3本があった。

トヨタ、9月に世界で計画比4割減産 コロナ拡大で部品不足(8/19)、デジタルで日本の基幹産業が危ない、自動車は没落した家電の轍を踏む(2/4)、国家ビジョンなきガソリン車禁止目標(政界地獄耳、2020/12/22)

オーロラ輝子

大坂なおみ選手の名前がニュースにあるのが目に留まった。いつも思う、彼女と似た名前の演歌歌手がいたなぁ、通天閣の歌姫で、と。今回はそう思うだけでなく、腰を据えて検索してみた。果たして、探し当てたのは、NHKの朝ドラ「ふたりっ子」に出ていた、オーロラ輝子。そうそうこの人だ。おぼろげな記憶ではかなり似た名前のはずだったが、最初の「お」が同じ、それだけだ(笑)。

翌日の食事に、オーロラ・ソースのサラダが出た。オーロラに縁がある。

大坂なおみが記者会見で涙、一時退席する事態に(8/17)。ふたりっ子|Wikipedia

タリバン復権か

今年4月、六紙は揃って、米軍アフガン撤収を社説で採り上げた(4/16-20)。その後、撤収が進むにつれて、反政府勢力タリバンが復活し、支配地域を急速に広げていることが伝えられて来た。この容易ならざる事態について、最近、社説はどう書いているだろうか見てみよう。本数は多くない。ここ一か月でわずか4本。

  • 米アフガン撤退 後始末が残されている(東京、7/20)
  • アフガン混迷 米中ロの協調が必要だ(朝日、7/25)
  • アフガン情勢 タリバンの復権を許すのか(読売、8/3)
  • アフガン情勢 タリバンの復権は悪夢だ(産経、8/12)

なぜ撤収するのか。介入の目的はテロ組織の掃討だった、「タリバンは米国との合意でテロ組織との関係を断つことを確約した」(産経)。「同時テロ20年の節目に米史上最長の戦争を終わらせる」(読売)。米国は、「アフガン問題よりも最重要課題である中国との競争に注力したい」(産経)

何が起きる。「タリバン復権とイスラム過激派の伸長は、中露にとっても、自国や周辺国へのテロの脅威を増す要因になる可能性が大きい」(読売)。いやいや、「タリバン復活でアフガンがテロの温床になるとの見方は早計」「懸念すべきは米軍の撤退に伴う混乱だ。米軍協力者はもとより、反タリバン系住民の難民化と国外流出が案じられる」(東京)

どうせよと。「今日の事態は軍事介入が失敗だったことを示している」「米国には介入の後始末を済ませる責務が課せられている」(東京)。米国は、中露に対し、「アフガニスタンを「共通の関心のもとで協力できる分野の一つ」と呼びかけている。その実行の時だ」(朝日)。中国は、タリバンと会談し、和平や復興について話し合った、「反政府勢力を一国の代表であるかのように遇して肩入れするのはおかしい。今は、戦闘をやめさせることが急務であるはず」(産経)。「中露はタリバンに対する影響力を米国との覇権争いの道具にするのではなく、地域の安定のために使わなければならない」(読売)。タリバンと関係の深いパキスタンや、イラン、トルコは、「いずれも米国との関係はぎくしゃくしているが、中ロは外交や経済面でパイプがある。国連などを通じて協調の枠組みをつくることも検討に値する」(朝日)

日本の役割については一切語られない。遠い国の出来事でしかないのだろうか。

8/9週の六紙社説は、東京五輪閉幕、IPCC報告書、入管収容者死亡、コロナ自宅療養増加、ニクソンショック50年、終戦の日などが題材になった。

「90日以内にアフガン首都陥落も」米政権分析か(8/12)、タリバン、首都カブールを包囲 北部要衝も攻撃(8/14)

遊☆戯☆王

「遊☆戯☆王」がタイトルにあるニュースを目にし、かつて同僚に頼まれたことを思い出した。これもドイツ勤務時代の話。

Yo-Gi-Yo カードなるものを、日本で買って来てくれまいかと言う。はて何のこと? と二人して Google で検索。正解は YU-GI-OH だった。オリジナルの日本語は「遊戯王」。子供が欲しがるのだけれど、こっちではかなり割高とか。がんばって探してくると約束した。玩具屋に行けばあるのだろうか?

ドイツから出張で日本へ戻る前に、そんなことを書いている(2004/4/30)。その同僚は、イタリア系ドイツ人で、おとつい書いたフランス系ドイツ人の彼女とチーム(南欧方面)を組んでいた。

帰国して某ビオラ弾きに相談した。売っているお店を教えてくれるとともに、彼の息子たちのお下がり(重複分)も分けてくれた。ドイツに戻ると、買って行った新品もさることながら、このお下がりが随分と喜ばれたのだった。

熱心にやっている人たちがいるんだな。そのニュースの意外さに驚いた。

「遊☆戯☆王をオリンピックの公式種目に」という請願が登場(7/30)|Gigazine。バイエル教則本(サイト内)

ユーティリティ

« 2024年05月 »

- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

憲法施行77年
2024/05/05 05:48
Re3: たそがれ清兵衛
2024/05/04 06:18
終わらない戦争
2024/05/03 05:45
北部の山沿いって、どこ
2024/05/02 06:05
ホームベーカリー
2024/05/01 06:01
衆院3補選で自民全敗
2024/04/30 05:57
Re: 二重小協奏曲ヘ長調
2024/04/29 06:00
社会不安高めるSNS悪用
2024/04/28 05:57
走り梅雨、2024年
2024/04/27 06:05
協奏交響曲K364、東フィル
2024/04/26 05:44

Feed