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カテゴリー「時の話題」の検索結果は以下のとおりです。

トランプさんの評判

米大統領は、当初、大接戦になることが予想されていた。票数が確定するのに数日かかるという話も出ていたくらいだ。が、何のことはない。あっさり、呆気なく、共和党トランプ氏に決まった。圧勝と言っていいだろう。

日々訪ねるブログではどんな声があがっているだろうか、拾ってみた。

「トランプさんが勝利。世界はどうなっていくのでしょう」

「女性大統領ならず、ガラスの天井はあって、やっぱりトランプさん」

「ニュースいっぱいのアメリカになるのだろう。話題いっぱいで賑やかな方が何となくオモシロイ」

「主義主張にブレがなく実に面白い」「選挙公約に挙げた項目を着実に実行している点では正直者だと思う」

「支配欲を強める中国を抑えるべく具体的行動に移した」「習近平やロシヤのプーチン大統領とさしで話が出来る」

元大統領だ。その4年間はどんなことになったのか、良い面も悪い面も判っている。不安視する向きもあれば期待する声もある。

米大統領選の行方トランプ登場に備えよ石破首相の評判(いずれもサイト内)。ガラスの天井はこうも高くて固いのか アメリカ初の女性大統領ならず トランプ陣営は「女性」を攻撃材料にした(11/8)

少数与党の政権運営

衆院選で惨敗し少数与党に転落した自民・公明両党は、政権を担い続けるため、野党第3党となった国民民主党との協議に乗り出した。同党は、比較的、与党と政策が近い。

国民民主党は「年収の壁」を103万円から178万円に引き上げることを最重視する。自公は政権維持のために、つまり特別国会での首相指名選挙で石破氏が選ばれるために、この主張を受け入れることになるのだろうか。

在京六紙の社説がどう書いているか見てみよう。

「衆院選で示されたのは、抜本的な政治改革を求める有権者の声」だ。「躍進した野党第1党の立憲民主党をはじめ各党と対話を進めるのが筋」(毎11/1)

民意は「与野党伯仲を望」んだ。「幅広い党派の意見、とりわけ野党第1党の主張を取り入れることが不可欠だ。自民党が野党第3党にまっ先に触手を伸ばしたのは、議会制民主主義の王道とは言い難い」(東11/1)。

「まず選挙で敗れた首相が責任を取って身を処し、後継の自民党総裁の下で、新たな連立の枠組みを模索するのが筋」。国民民主党は、「首相の延命に手を貸し、有権者の理解が得られるのか」(読11/2)

国民民主党が主張する引上げ幅(103→178万円)は、「明らかに過大だ」「7兆~8兆円の減税になり、財政に大穴があく」「財源に背を向け、打ち出の小づちのように大盤振る舞いをアピールするのは責任を欠く」「妥当性や財源を厳しく吟味」せよ(朝11/2)

その引上げなど「個別政策を切り離して交渉した場合、他の政策とバランスが取れなくなる恐れがある」。国民民主党は「自党の政策実現だけを目指すのではなく」、例えば「防衛力の抜本的強化」などでも「責任ある姿勢を示す必要がある」(産11/2)

「衆院選での立民や国民民主の大幅な議席増は、中道保守の考え方への支持の表れ」「与野党の議席が接近したいまだからこそ、熟議で解決できる課題は多いはず」(経10/29)

今回の衆院選は一言で言うと、裏金問題を抱える自民党が嫌われた、ということだ。その結果、与党として過半数の議席を維持できなかった。

あんたたち(だけ)に引き続き政権を任せるわけにはいかない、野党ともよく議論して政権運営せよ、そのあたりが、示された民意ということになるだろうか。政権交代までは望んでないように感じられる。依然、比較第一党は自民党となったので。

とりあえず国民民主党のご機嫌を窺って石破首相は続けられることになっても、野党、特にその第一党の立憲民主党、との議論に真摯に向き合わねば、不信任を突き付けられることになり政権は転覆しかねない。

来年度予算の審議は荒れるだろう。夏には参院選もある。さあどうなる。

さて、10/28週の六紙社説は、そのほかに、検事正が部下に性暴力、一票の不平等、女性当選最多、秋の読書月間、女川原発再稼働、同性婚高裁判決、不登校調査、文化の日(憲法公布の日)、兵庫県知事選、などを話題にした。

六紙社説、「現役世代」(いずれもサイト内)。自民党191、立憲民主党148、日本維新の会38、国民民主党28、公明党24、れいわ新選組9、共産党8、参政党3、日本保守党3、社民党1、無所属12、計465(過半数233)

「現役世代」

現役世代の手取りを増やす

と唱える、国民民主党がにわかに脚光を浴びている。同党の主張を、衆院選で過半数割れした与党は、採り入れることになるかもしれない。

「現役」は、元々、現役兵や現役軍人を意味する言葉だが、比喩的に、現在まさに働いている者や、高校で勉学に励みながら卒業前に大学受験する者などにも使われる。

が、それに世代が付いて、「現役世代」になると、たちまち、働く者、勤労世代の意味に限定される。それも、年金や健康保険などの社会保障制度を誰が支えているのか、誰が保険料を負担しているのか、という議論の中で専ら登場する。

現役世代の皆さん、と呼び掛けるだけで、それに続く話題が何なのかを感じさせるほどにその表現は一つの世界を持っている。

国民民主党は衆院選で躍進を遂げた。手取りを増やします、何とかします、という主張を選挙戦で聞いた、多くの「現役世代」が支持したのだろう。

選挙後の多数派工作へ(サイト内)。自公国、協議枠組み固まる 年収の壁や政治改革議論へ(11/1)、数で押し切る「平成の自民政治」が終わった…来年の国会は予算案から大荒れ、現実味帯びる参院選後の「ねじれ国会」(11/1)、列島ニュース【午後2時台】▽和歌山もうかる直売所▽旅・沖縄やちむん(NHK総合、11/1 14:05-14:50)

選挙後の多数派工作へ

昨日投開票の衆院選で、自民、公明両党は、過半数を大きく下回り惨敗。今朝、在京六紙の社説はどう書いただろうか。タイトルから拾った。

  • 長期政権の驕りが不信招いた(読)
  • 審判を重く受け止めよ 安定した政権の構築を求める(産)
  • 自民不信を突きつけた厳しい審判(経)
  • 国民から首相への不信任だ(朝)
  • 「政治とカネ」に重い審判(毎)
  • 民意は政治腐敗拒んだ(東)

自公、立民、各々が「多数派工作を繰り広げることになりそうだ」(読10/28)。「政局は流動化し、政権の枠組みがみえない不透明な状況になった」(経10/28)。

六紙社説(サイト内)

中国の景気減速

在京六紙の社説は、今日(10/27)投開票の衆院選が題材となり日々賑わった。

そんな中、中国に関する社説が同じ日に2本あった。視点はまったく異なるけれど、どちらも根底には景気の減速がある。21日付け。

一つは、日本経済新聞の社説「好調の訪日消費に死角あり」(10/21)。訪日消費シェアの首位に中国が返り咲き、「コロナ前の19年実績(36.8%)に近づいている」。「中国一国への依存傾向も要注意」、「特定の国への過度な依存は相手先の景気動向などに影響を受けやすいといったリスクを生む」。

沢山の旅人を送り込んでくれる、いいお客さんだ。ただし、あまりにも多くなると、その国の好不況に訪日消費が大きく左右されてしまう。中国頼みは大きなリスク。

もう一つは、東京新聞の社説「中国若者就職難 情報隠しても解決せぬ」(10/21)。「中国で若者の就職難が深刻化している」。「不動産バブル崩壊など経済減速に有効な手が打てておらず、雇用の受け皿が十分増えていない」、「都市部の16~24歳の若者の失業率は昨年6月に21.3%と、過去最悪を更新」。

失業率が高まると犯罪が増える。街頭での凶行も少なくないようだ。実際、深圳での児童刺殺事件は失業者による犯行だった。中国経済の深刻な悪化が背景にあることを窺わせる。

読売や朝日の社説は、別の日に、はっきり露骨に書いた。「中国経済の減速 先行き不透明感が一層増した」(読10/22)。「中国の経済 危機感てこに立て直せ」(朝10/23)。

中国経済の減速。それは、もはや誰の目にも明らかなのだろう。その影響で、世界経済がひどい状況に引きずり込まれなければ良いけれど。

さて、10/21週の六紙社説は、衆院選の争点が話題の中心だった。能登豪雨1か月や、闇バイト強盗、非公認側に2千万円、インサイダー取引き疑惑、北朝鮮の対露派兵、イスラエルがイラン報復、なども採り上げられた。

六紙社説、この一か月、中国は(いずれもサイト内)

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