エントリー

カテゴリー「時の話題」の検索結果は以下のとおりです。

中国がTPP参加?

習氏がこのタイミングでTPPへの参加に言及したのは、米国のバイデン次期政権の発足をにらんだ政治的な意味合いが大きいのではないか。

社説「中国はTPPの要件を満たせるのか」(nikkei.com、11/29 19:05)から。先のAPECで、中国の国家主席がTPPへの参加を積極的に検討すると明言した。アメリカがTPPに復帰するかもしれないので、それより先に表明して牽制しておきたいのだろう。言うだけで参加の実現性はかなり怪しい。六紙朝刊の社説では、タイトルを見てこの関連と判るのは、ここ二週間ほどで日経含めて3件ある。

  • 中国のTPP検討 習氏が送る秋波に乗れぬ(産経、11/22)
  • 中国はTPPの要件を満たせるのか(日経、11/30)
  • 中国とTPP 厳格なルールを守れるのか(読売、12/3)

このTPP参加は、良い子ぶる作戦にも見える。五中全会でのカーボン・ニュートラルの話もそうだろう。今年、中国は、ウイルスを撒き散らし、南シナ海でごそごそやって、香港も痛めつけた。あくどいマスク外交というおまけ付き。これらの悪行で、だいぶ評判を落とした中国が、ちょっとでも挽回しようと、TPP参加やカーボンどうのこうのと世間の受けの良い話を言いたくなる気持ちは判らないでもない。

いっそ米国と仲良くしますとでも言えばいいようなものだが、まさかそんなこと口が裂けても言えない。それどころか、五中全会では、米国との対立を念頭に、国家主権を防衛する戦略能力を高めることを確認した。一党独裁で国家資本主義というユニークな体制の国だ。米国と仲良くするなんて土台無理な話なのかもしれない。覇権持ちたいんだろう、軍も強くしたいんだろう。ナイフ持って見せびらかしても、無暗に振り回すなよ。

中国、外需依存から内需主導型へ移行目指す 五中全会が閉幕(10/30)

二つのミサイル

ミサイルの記事二つを並べておこう。片や、南シナ海を航行中の船舶に命中した、中国の中距離弾道ミサイル、片や、北朝鮮のICBMを想定した、米イージス艦からの迎撃ミサイル。

軍関係者「航行船舶に命中」 8月発射の中国弾道ミサイル
2020年11月14日 14時10分、jiji.com

日米共同開発の新型ミサイル 迎撃実験に成功と発表 米国防総省
2020年11月18日 8時16分、nhk.or.jp

米中もし戦わば(サイト内)。「米空母を撃破」中国軍が悲願の能力をついに達成か(11/26)

尖閣問題、日中外相会談

日中外相会談(11/24)で尖閣諸島問題が話題になった際、日本は随分と弱腰だった、と報道されている。「一歩も譲らない」と強い口調の中国王毅外相に対し、茂木外相は「何も言わなかった」と。

新聞はどんな反応を示したろうか。本件に関する社説は、今朝(11/28)、六紙出揃った。各紙、さぞ、中国の強弁を批判し、日本の弱腰を諫めていると思いきや、そうでもない。タイトルから判るように、気を吐いたのは産経ぐらい。中国に対しては「暴言」「盗っ人たけだけしい」、日本には「これでいいのか」と吠え立てた。他紙は、随分、生ぬるい感じ。

  • 日中外相会談 ルール基盤に関係構築を(毎日、11/26)
  • 王毅外相の来日 「甘言」に乗っては危うい(産経、11/26)
  • 経済と安保のバランス取る日中協力を(日経、11/27)
  • 中国外相来日 懸案めぐる対話深化を(朝日、11/27)
  • 日中関係 信頼醸成へ懸案を直視せよ(読売、11/27)
  • 中国の海洋進出 言行不一致が過ぎる(東京、11/28)

我が国は新聞も弱腰か。いったいどうしたことか。中国に配慮している、そんなわけない。国内の親中派、以下にリンクしたyahooの記事にもあるように運輸族の二階幹事長だろう、に気遣いしているんだなきっと。死人出しても経済回すためGoTo続けさせたい運輸族だ、主権(領土)侵されても日中の経済貿易が大事と言い出しかねない。新聞は、そんな輩の言いなりか。

菅義偉の正体(サイト内)。日中外相会談~尖閣諸島問題について強気の王毅氏に対し「何も言わなかった」茂木外相(11/26)

「桜」前夜祭疑惑

読売の後にはNHKが昼ニュースでそれ以上の材料を出してきた。いずれも親安倍メディアと揶揄されてきた媒体だ。

23日、読売が朝刊の一面に書き、NHKがニュースを流した。政界地獄耳「不起訴なら特捜に無駄な役所認定を」(日刊スポーツ、11/25)から。同じ「親」側でも産経はお呼びじゃなかったか。

「反」の側はどう反応したろうか。朝日や、毎日、東京が黙っているはずない。3紙揃って今朝の社説に書き立てた。さらに、上記の「政権地獄耳」に加えて、しんぶん赤旗「主張」も今日はこの題材。

  • 桜を見る会 見逃せぬ首相の矛盾(朝日、11/25)
  • 安倍氏の「桜」前夜祭 国会答弁との矛盾説明を(毎日、11/25)
  • 「桜」疑惑で聴取 検察の独立を示すとき(東京、11/25)
  • 不起訴なら特捜に無駄な役所認定を(政界地獄耳、11/25)
  • 「桜」前夜祭疑惑/安倍前首相は国民に真相語れ(赤旗、11/25)
  • 安倍氏は答弁の矛盾説明を(日経、11/26分)

「親」側の報道が先行した本件、この先どう展開するだろうか。あんたの時代は終わった、もう忖度もしないし隠蔽もさせない、と誰かが考えているのならば、桜だけでなくモリ・カケなど数々の疑惑にメスが入れられるのかもしれない。

【独自】安倍前首相の公設秘書ら、東京地検が任意聴取(11/23)、“安倍前首相側が一部費用負担”示す領収書などホテル側が作成(11/23)、「桜を見る会」追及再び 首相「事実と違えば私も責任」(11/25)

野球選手の辞め時

自分の可能性を信じられ、契約してくれる球団があるのなら、気が済むまで続ければいいと思う。大好きなことをしてお金がもらえ、多くの人が憧れるスペシャルな場所などそうそうないのだから。

nikkei.comのコラム、サウスポーの視点(山本昌)「野球選手の辞め時 引き際は潔くか、気が済むまでか」(11/22 3:00)はそう終わる。

仕事を続けるか否か。一般的には、意欲や興味があって機会が与えられる限り「続ければいい」ということだろう。「多くの人が憧れる」つまり良質な仕事なら、なお好ましい。とは言え、「お金」や糧を得る手段が他にないのなら、悠長なことは言ってられないし、そもそも、続けるか否か、その選択の余地はない。

岐路に立つ資本主義(サイト内)。野球選手の辞め時 引き際は潔くか、気が済むまでか(11/22)、自分の可能性を信じ[意欲]、契約してくれる[機会]、大好きなこと[興味]、お金がもらえ[糧]、多くの人が憧れる[質、世間体]

ユーティリティ

« 2025年06月 »

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

マイナカード更新
2025/06/14 06:05
自己実現欲求の沼
2025/06/13 05:41
おくま嘘歌
2025/06/12 06:22
フォーサイス氏死去
2025/06/11 06:48
シャットダウン、E200HA
2025/06/10 07:00
梅雨明け、2025年
2025/06/09 06:02
ミスター、李氏、少子化
2025/06/08 05:46
ダブル・スタンダード
2025/06/07 06:58
天皇ご一家沖縄訪問
2025/06/06 06:05
京極夏彦、あの人の本棚
2025/06/05 06:11

過去ログ

Feed