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カテゴリー「時の話題」の検索結果は以下のとおりです。

ずっとだまされやすいはず

そんな話に興味をもって接触してきたひとは、平均よりもずっとだまされやすいはずです。

なぜ、詐欺メールは稚拙な内容なのか。それは、ひっかかり易そうな人を選別する手段だという。webの記事「フィッシング詐欺の文面がバカバカしい理由」(4/29)から。

いわゆるオレオレ詐欺の話を聞いて、なぜそんなバカげた手にひっかるのだ、自分はそんなことではだまされない、気をつけている、と思う人がいるだろう。ところが、そんな風に気をつている人は、別の手口でだまされてしまうことがある。

オレオレでだまされる人、だまされないよう気をつけている人、様々な人がいる。だます側は、どんな人が、どういう傾向で、どう対策すれば良いか、鋭意、策を練る。選別しているわけだ。心しておかないと、などと思っていると、向こうでは、さらに、そんなタイプの人間をだます術を考えているかもしれない。

そんな策を練る人は賢い。もちろん賢いの前に悪とかずるとかが付く。かなり知恵が回るのだろう。策を練り新しい手口を開発するのに頭を使うなら、真っ当なことにその能力を使えばいいと思うけど。

フィッシング詐欺の文面がバカバカしい理由(4/29)、オレオレ詐欺 | 特殊詐欺の手口等紹介|警察庁

報道の自由度、2024年

報道の自由度の順位が低いことは謙虚に受け止めつつ、報道・言論機関として権力監視の役割を誠実に果たし、権力の圧力には屈しないとの決意を新たにしたい。

東京新聞の社説「報道の自由度 権力監視の決意新たに」(5/16)から。国際NGO「国境なき記者団」は、3日、2024年の「報道の自由度ランキング」を発表。日本は昨年から順位を2つ下げ、180か国・地域中で70位となった。

日本のメディアにとって不愉快なランキングだろう。在京六紙の社説はすっかり無視を決め込むとばかり思っていた。が、2週間ほど経って一紙が反応したのだった

なぜ日本の順位がこうも低いのか。「順位の長期低迷は法的指標が改善されないためだ」と社説は断定する。安倍晋三首相の下、特定秘密保護法や共謀罪法が成立。「報道機関による公的情報へのアクセスを制限する恐れがある」法律だ。それに「安倍政権では報道機関への圧力も問題視された」。日本のメディアは政府による報道規制に縛られている。

政府の報道規制、そんなものに縛られて良しとしているようじゃ確かに報道の自由度が高いとは評価されないだろう。

それと、わが国のメディアには露骨な忖度体質がある。いつもお世話になっている取材先にとって不都合な事実は表沙汰にしない。そんなこと報道すると出入り禁止になってしまうからね。ジャニーズの性的虐待問題で広く知れ渡った、メディアによる忖度だ。

メディアは、報道の自由度について語るなら、政府の報道規制がどうのこうのと言うのもいいけれど、まず自身の忖度体質について自己点検してはどうか。

さて、5/13週の六紙社説は、そのほかに、核ごみ処分場、沖縄復帰52年、つばさの党による選挙妨害事件、コロナ5類1年、認知症の推計、習氏の欧州歴訪、企業の好決算、現代のカンニング、裁判員裁判15年、中露首脳会談などを話題にした。

六紙社説、誰のためか、自問自答を国内マスコミの根本課題ジャニーズ(いずれもサイト内)

歯周病と大腸がん

消化管経由か血管経由かは不明だが、口腔(こうくう)から大腸へたどり着いた菌が、大腸がん進行に関与している可能性を示している。

口の中の歯周病菌が大腸がんに関係している。噂は聞いたことあった。世界中で研究が進められ様々な成果が出ているようだ。引用は、共同通信の記事「歯周病、大腸がんに関係か 国内外で相次ぐ研究報告 早期治療がメリット大」(4/30)から。

主に注目されているのは、歯周病菌の一つ「フソバクテリウム・ヌクレアタム」。

胃がんに関係するピロリ菌の除菌は広く受け入れられている。大腸がんの方も同じように除菌など対策が確立されるのはそう遠い先のことではないかもしれない。何事も、因果関係が判ってしまえば話は早い。

# Fusobacterium nucleatum、歯周病、大腸がんに関係か 国内外で相次ぐ研究報告 早期治療がメリット大(4/30)

昭和100年式典

昭和改元から100周年を迎える令和8年に、国の行事としての記念式典開催を目指す動きが国会内で活発になっている

半月ほど前の社説がそう伝えていた。産経新聞の主張(社説)「昭和100年式典 日本を挙げて開催したい」(4/29)。

記事では昭和43年(1968年)の明治百年記念式典に触れている。「各都道府県や民間団体もさまざまな関連行事を行い、日本の近代化を実現した明治という時代に国民こぞって思いをはせた」。

当時幼稚園児だった私は園で催されたお祝いの会のことを何となく覚えている。「日本の近代化を実現した明治」に思いを馳せるには、ちょっと幼な過ぎた。何せ6歳だ。わけもわからず日の丸の旗を振ったのだろう。

大雪が降って何日も溶けずに積もっていたのはその年だった。長じて中村草田男の「降る雪や明治は遠くなりにけり」を知った時、あの式典と積雪がセットになった幼稚園時代を思い出したものだ。瀬戸内で積もるのはごく珍しい。次に積もったのは1981年。56豪雪で全国的に大雪になった。大学入試の時だった。

昭和百年式典の開催については賛成も反対もするつもりはない。ただ、実際に昭和30年代から60年代を生きた者として、その時代のことに、あらためて、思いを馳せる機会になるようには思う。別に百年経たなくてもそんなこといつでもできるだろうと言われるとそれはそうなんだろうけれど。

六紙社説、降る雪や明治は遠くなりにけり(いずれもサイト内)

教員の成り手不足

都道府県などが実施する公立学校の教員採用試験の平均競争率は5年度は3・4倍だ。平成12年度のピーク時13・3倍と比べ低下が著しい。

そんなことになっているんだな。産経新聞の主張(社説)「教員の処遇改善 指導力の向上も忘れずに」(5/7)から。

47都道府県の各々に最低一つの国立大があって、そこには必ず設置されている学部が二つある、その一つが教育学部、と聞いたことがある。教育は、国家の維持、発展にとって最も重要な役割を果たす、ということだろう。三大義務の一つでもある。

在京六紙の社説を今年最初まで遡ってみた。タイトルで見る限り、関連する社説は数本に留まる。もっとうるさく書き立ててもいいのではないだろうか。

教員の成り手不足 ブラックイメージ改革を(産1/4)、教員の「心の病」 政策の質上げる調査へ(朝2/3)、教員の確保策 学校の疲弊解消せねば(東4/10)、教員給与の増額 現場の疲弊解消できぬ(東4/25)、教員の残業削減へ抜本改革を(経4/27)、教育の質確保 政策の優先度を上げよ(朝5/1)

さて、5/6週の六紙社説は、そのほかに、自民裏金事件その後などを話題にした。

六紙社説、官僚や教員の人材不足(いずれもサイト内)

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