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はびこる森的なもの

この手の価値観と発言をする人は、いまだにさまざまな業界や身近な社会にはびこっている

多くの人たちが声を上げた理由は、ただ単に森発言を不快に感じたからではない。政界地獄耳「社会にはびこる“森”的なもの…戦い道半ば」(日刊スポーツ、2/8)から。このコラム欄は、これも含め9回に渡って森騒動に言及した(2/6-22)。

その9回分に登場する“森”的なものとオジさんたちを並べてみよう。「体質改善ができていなかった」スポーツ界の大幹部たち、「権力志向と裸の王様的な振る舞い」安倍晋三、「政治の柔軟性や多様性を無視」菅義偉、「余人をもって代えがたい森」と擁護した人、「歴史修正主義、スポーツ根性論」川淵三郎、「差別的発言が幾度も物議をかもした」石原慎太郎、「女性活躍とかが全く理解できていない」二階俊博、「男性社会がどれほど阻んできたかに思いをはせるべき」桜田謙悟、「正確には男勝りと言いたかった」竹下亘、「汚点は98年、大蔵省接待汚職事件(いわゆるノーパンしゃぶしゃぶ事件)」武藤敏郎。敬称略。

# 森会長女性蔑視発言から橋本新会長就任までの六紙社説は計22本(2/5-13)、最多は東京の5本、朝毎は4本ずつ、読産経3紙は3本ずつ。問われる本気度 縮められるか? 男女の格差(2/18)。わたしたちはステレオタイプなしで生きていくことはできない(2/22)

Re: 五輪の行方

東京大会を開催すべきか否か、誰がどんな意見を言っているだろうか。先週木金に留守録したラジオ番組から拾った。見え隠れする思惑が面白い。

リオデジャネイロから引き継いだバトンを次のパリへとしっかり手渡す、それは国際社会に対する約束と言っても過言じゃない。いくらこれだけのパンデミックに見舞われたと言っても、降参して、あっさり無責任にバトンを放棄するわけにはいかない。もちろん安全安心を担保することが大会開催の最低条件。

そんな風に言っていたのは、「三宅民夫の真剣勝負!」木曜日の大越健介キャスター(マイあさ!、NHKラジオ第1、2/18 7時台)。個人的な見解と見せ掛けて、公共放送のこの局は開催の是非について意見する。

政局になっちゃった。共産党が上手に仕掛けて来たね。とおっしゃっていた。要するに政争の具に使われた。共産党は、唯一、オリンピック止める、と党の方針として決めているので、攻めやすい、戦略が立て易い。まず森さんを辞めさせオリンピックを止める空気をつくり、菅政権に打撃を加え、一挙に政権交代へ持って行く。

コメンテータの佐藤優氏が、組織委前会長と何度か電話で話したとか。「くにまるジャパン極」(文化放送、2/19 9時台)から。「週刊金曜日」の最新号(2/19)に掲載された、共産党志位委員長のインタビュー記事も話題になった。

朝毎読は、五輪のオフィシャル・パートナー。産経は、五輪のオフィシャル・サポーター。みんな、オリンピック、サポート・パートナーなんですね。だから反対と言わない。朝日新聞の1月の調査では86%の人が中止か延期と言ってるが、それは、新聞、どこ吹く風です。

「朝刊読み比べ」(森本毅郎・スタンバイ!、TBSラジオ、2/19 6時台)から。新聞、特に朝毎は、本来なら反対と書き立てそうなものだが、今回そういうわけにはいかない。

東京と北京、五輪の行方(サイト内)。スポンサー一覧|Tokyo 2020、五輪「再延期を」51% ワクチン接種「様子見」は7割(1/25、asahi.com)

東京と北京、五輪の行方

五輪組織委会長に橋本氏。六紙は一斉に今朝の社説で採り上げた。「期待したい」の声がある一方で、拭えない政治の関与(5票)や、透明性を欠いた選考過程(3票)、ハラスメント疑惑(3票)、前任者との師弟関係(2票)、手腕への疑問(1票)など、苦情が多い。こういう一文がある、「官邸の代弁者ではなく、スポーツ界の代表としての存在感を示してもらいたい」。これは「橋本新会長 五輪の開催へ強い姿勢を」(産経、2/19)から。

今朝、同紙のもう一本は「ウイグル人弾圧 日本は究明の先頭に立て」(産経、2/19)。明示的な意見はないものの、ジェノサイドの疑いについて触れている。他紙はなぜ社説に書かないのか。この点を皆で深く追及すると、2022年北京冬季大会の可否について議論せざるを得なくなる。そのホスト国が東京大会をボイコットすると言い出しかねない。その火付け役になってしまうことを懼れているのか。

人事すげ替えても中身は…(政界地獄耳、2/19)

休刊日明けの社説

朝刊休刊日(2/15)後の二日間、六紙の社説は同じ題材ばかり並んでいる。まず、一斉に、福島沖M7級余震(朝毎東読産経、2/16)。そして、弾劾裁判トランプ氏無罪(読朝毎東産経、2/16,17)、日経平均3万円に(毎産経朝読、2/16,17)、国内でCOVID19ワクチン接種へ(朝東毎産経、2/16,17)。

これらは順当なラインナップなんだろうけれど、その他の題材が、わずか2本しかないのはどういうことか。あれだけ騒いだ組織委人事への意見もない。会長の首を挿げ替えたらそれで済みなのか、それとも、各紙、自社の女性役員比率を見て都合が悪くなったか。

  • 「危険罪」認めず 法を見直すしかない(東京、2/17)
  • 米国の対中政策 同盟強化で国際秩序を守れ(読売、2/17)

業界団体および加盟社の女性登用についての要請(2/9)

緊急事態下、銀座で

発表に合わせて自公の銀座クラブの面々の処分を急いだのではないだろうか。国民に時短や自粛を要請しているのに、政治家は治外法権かといわれることを嫌ったのが分かる。

政府は、2日夜、新型コロナの緊急事態宣言を一か月延長することを「発表」した。「政界地獄耳」(日刊スポーツ、2/3)から。さて、処分されたその自公の面々は、緊急事態の最中、銀座のクラブへ何をしに行ったのか。まず自民党3人の銀座通い、

国会開会日に国対が若手を連れて銀座に繰り出すのは国対の年中行事。コロナ禍で行かれなかったため、国対からの陣中見舞いを店に届けた。

Wikiを見ると、自民党の国会対策委員会には10人を超える名前がリストされている。緊急事態下なのでこっそり少人数で繰り出したようだが。引用はこれも「政界地獄耳」(2/2)から。記事のタイトルは「松本離党、森山国対委員長守った形だが」。大目に見てもらったのか、3人は離党で済んだ。

続いて、公明党の方。「次の衆院選で比例九州ブロックから小選挙区の神奈川6区にくら替え」を予定、「選挙に向けて相当必死だった」と伝えられている(AERA dot.、2/3)。夜の銀座で選挙対策もなくはないんだろうけれど、「政治資金からのキャバクラ飲食費支出が発覚」(しんぶん赤旗、2/2)とある通り、そっち方面の嗜癖の持ち主か。支持母体のお怒りをかって辞職。なお、比例代表なので補選はなくリスト次点が繰り上げ当選。

ついでに、首相のステーキ会食について。昨年12月、場所はこちらも銀座。激しく批判されたあれは何だったのか。これも政界地獄耳に教えてもらおう、

プロ野球、アマスポーツ界、芸能界、テレビ業界などの大御所が集ったのは、次期衆院選の著名人目玉候補の人選が始まったんだろう。各界の候補者のリストアップだろう。幹事長と代理がいるのも説明がつく。党本部に呼んで話せない

どうやら選挙がらみ。誰が一緒だったのか、12/14が、党幹事長、同代理、球団会長、タレント、俳優、政治評論家、ほかに数名、翌15日は、テレビ局会長、同社長、イベント組織委理事。固有名詞はいずれも省略。出典は、「各界の大御所集め著名人候補の人選」(政界地獄耳、20/12/17)。

新型コロナウイルス 緊急事態宣言延長 早期に解除するために(2/2)。国会対策委員会|Wikipedia。銀座ひらやま

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