エントリー

カテゴリー「時の話題」の検索結果は以下のとおりです。

脳の健康を保つ

人間の記憶の本質的な目的は、正確な情報を長期間保有することではなく、貴重な情報だけを保管することでより知的な意志決定が行えるよう最適化すること

科学に裏付けされた「脳の健康を保てる5つのちょっとした習慣」とは?(6/6)から。その5つの習慣とは、1) 歩く、2) お茶を飲む、3) 心臓をいたわる(喫煙や、肥満、高血圧を避ける)、4) 不要な情報を忘れる、5) 適量の飲酒(一日に日本酒なら一合)。

「忘れることも一つの能力」。中学時代の恩師がそう語ったことがあった。急に思い出した。

泣き虫しょったんの奇跡健康の後悔トップ105つの後悔(いずれもサイト内)

母の言葉

以前に、「術無い」のことを書いた。その他に、母が使う表現や言葉を思い付くままに書き留めておいた。各々、術無いでそうしたように、辞書(大辞林第2版、三省堂、95年)に出ているかどうか確かめた。

  • 「こわい」【強い】〔「怖い」と同源〕1)(物が)かたくて処理しにくい。弾力がない。「こわい毛」「こわい飯」、(略)
  • 「業わく」。参考)「業が煮える」いらいらする。しゃくにさわる。業が煎れる。業が湧く。
  • 「かく」。参考)【舁く】(二人以上で)肩にのせて運ぶ。「駕籠をかく」「夫人をば輿に載せてかかせ/即興詩人(鴎外)」
  • 「べっちょない」。参考)べつじょう【別条】変わった事柄。「別条なく過ごす」
  • 「ほたえる」〔近世上方語〕1) ふざける。戯れる。「酒がほたえる雪転し/浄瑠璃・忠臣蔵」、(略)
  • 「ほろせ」。参考)ほろし【疿子】湿疹の軽度のもの。ほろせ。[日葡]
  • 「食べとみない」「行きとみない」。参考)とみない〔連語「とむない」の転。近世上方語〕動詞の連用形に付いて,「…したくもない」の意を表す。「せめてわいらには狩人がさせとみなく,侍にせうばかりぢや/浄瑠璃・妹背山」
  • 「いぬ」【去ぬ・往ぬ】(略)近世中期以降の語〕1)(関西地方で)立ち去る。帰る。「早ういね」(略)

銀二貫(サイト内)、方言周圏論日葡辞書(いずれもWikipediaから)

前広に

非常に特徴的な言葉を挙げると,例えば,外務省でよく使う言葉で「前広に……をする」とか,あるいは相手方と交渉をしたときに,「……と言いおいた」というように使う。これは,調べてみると,明治以来使っている言葉だということである。

「前広に」は、やはり、古くからのお役所言葉なんだな。引用は、30年ほど前の国語審議会でのやり取りから。国語に関する情報交換の中で、官庁用語が話題になった。引用部分を述べたのは、川村恒明文化庁長官。中西進委員の質問に答えている。

先月、首相が答弁(衆院予算委、4/29)の中で、「前広に」という表現を使ったと報道されていたので、web検索してみたのだった。これは馴染みのある表現だ。転職先の企業でよく聞いた。いわゆる社内用語なんだろう。「小職」や「執り進める」「企察」など、他ではあまり聞かない、その企業に特有の用語にはお役所の臭いがした。「前広に」もお役所用語だろうと睨んでいた。今回、国語審議会での応答を見付けてそれを確認することができた。

その企業での「前広に」は、前もって、の意味で使われていた(る)。繰り上げて、の場合もあった。手元の辞書では、唯一「大辞林」(三省堂、95年、第2版)がその項目を立てている。まえびろに【前広に】(副)前もって。あらかじめ。そこに付されている用例は江戸期のもの、「前広に手形しやう為に呼びに遣つた/浄瑠璃・長町女腹切(中)」。

一方、今回の首相の方はどうか。前もって、の意味ではなさそうだ。文意からすると、広く、あまねく、と言いたかったのではないだろうか。おそらく誤用だ。已ませんを、いませんと読んだり、云々がでんでんだったり、答弁で文語の目途(もくと)を使ったり、募るけれど募集しなかったり、この方の表現はずれていることがあるので要注意。ずれているのは言動だけじゃない、その認識は、最近の支持率低下を見るにつけ、あまねく行き渡りつつあるようだ。

ところで、その首相の答弁にあった「9月入学」、自民党の作業チームは見送る提言の骨子案をまとめたと今朝の報道にある。

第19期国語審議会第3回総会(1991年12月)議事要録「現代の国語をめぐる諸問題について(意見交換)」首相、9月入学制「前広に検討」(4/29)、内閣支持率27%に急落 黒川氏「懲戒免職にすべきだ」52%(5/25)、9月入学 自民作業チーム 見送り提言骨子案まとめる(5/27)、「已む」読めなかった? 安倍首相が歴史的儀式で驚きの大失言

麻雀辞任その真相は

彼は足を洗いたかったが、抜けさせてもらえずにいた。無理筋の共謀罪や、財務省の公文書改竄、IR汚職など、求められるままに、あくどく処理して来た。もうこれぐらいでいいだろ、辞めさせてくれと、直接、頭目に頼んだこともある。それら謀の数々はおまえが忖度して勝手にやったことじゃないか、辞めるなら、おまえ一人がやったと暴くぞ、それが嫌なら一味のためにもっと働くんだな、と反対に脅される始末。今も中国地方の公職選挙法違反をもみ消そうと画策している。ああもう嫌だ、立場を利用して無茶なことをやりたくない。

何とか抜け出す方策はないものか、彼はずっと考えていた。そうだ、あの手が使えるかもしれない。麻雀で金を賭けるのだ。それを自ら週刊誌にリークする。それぐらいの醜聞ともなれば、頭目はおれを追い出さずにはいられない。世間も、辞めるのは当然、と後押ししてくれるだろう。よしこの策ならすんなり足が洗える。さっそく馴染みの記者に連絡して場を設定させよう。捜査当局に摘発されないようにレートは抑えておく必要があるぞ。その辺りの塩梅は抜かりない。それと、週刊誌には記者への謝礼を用意させないとな。ちょうど今は集会の自粛令が出ている。その禁を犯して醜聞に花を添えよう。

この狂言は邪推に過ぎないだろうか。誰かにはめられた説も大いにあり得る。それとも昨今話題のギャンブル依存症なのか。果たして真相は。

刑事局長、賭けレート「高額とは言えず」黒川検事長のマージャン(5/22)

賭けマージャンで取材

産経新聞は、報道に必要な情報を入手するにあたって、個別の記者の取材源や取材経緯などについて、記事化された内容以外のものは取材源秘匿の原則にもとづき、一切公表しておりません。

自社の記者が黒川検事長と賭けマージャンしたのかと訊ねられた応えとして、まずそう記している。黒川検事長「賭けマージャン」文春報道(sankei.com、5/20 21:46)から。

昨夜のNHKジャーナル(ラジオ第1、5/20 22時台)が、「取材に関することは従来からお答えしていません」という同紙コメントを紹介した。何のことかにわかに判らなかった。ややあって、あ、雀卓囲んで取材なんだな、と気付いた。念のため、同紙の上の記事を探し出して確認した次第。今朝の「朝刊読み比べ」(森本毅郎・スタンバイ!、TBS、5/21 6時台)は、この記事を採り上げて、「謝罪しないんですか」とお怒りのご様子だった。

ついさっき、「事実と異なる部分もある」黒川検事長がコメント公表(asahi.com、5/21 20:03)を見た。こちらにも謝罪の言葉はない。

検察ナンバー2、東京高検検事長が意外な形で脱落。「総長レースの行方」はさてどうなるだろうか。

Re: 官邸官僚(サイト内)。“元凶”黒川検事長は林氏と共倒れか 検察内部で「第3の男」が浮上(5/18)

ユーティリティ

« 2024年05月 »

- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

憲法施行77年
2024/05/05 05:48
Re3: たそがれ清兵衛
2024/05/04 06:18
終わらない戦争
2024/05/03 05:45
北部の山沿いって、どこ
2024/05/02 06:05
ホームベーカリー
2024/05/01 06:01
衆院3補選で自民全敗
2024/04/30 05:57
Re: 二重小協奏曲ヘ長調
2024/04/29 06:00
社会不安高めるSNS悪用
2024/04/28 05:57
走り梅雨、2024年
2024/04/27 06:05
協奏交響曲K364、東フィル
2024/04/26 05:44

Feed