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カテゴリー「時の話題」の検索結果は以下のとおりです。

新・不確実性の時代

心理的影響も恐れます。濃くなった「不確実性」の影に覆われ、社会のさまざまな領域で大胆なチャレンジのモメンタム(勢い)が失われないでしょうか。

東京新聞の社説「週のはじめに考える 新・不確実性の時代」(5/25)から。

人の営みは、ルールや常識を拠り所にして、先を見通し、楽観的予測の基に行われる。もしルールや常識がひっくり返されるとどうなる。「不確実性が背広を着ている」ようなトランプさんが色んな事をやらかしてくれる今は、まさにそんな事態に直面している。

不確実性が増して先が見通せない、困ったなぁぐらいで済めばいいが、もっとひどい事になるかもしれないと警鐘を鳴らす人がいる。トランプ関税に端を発した「貿易戦争は国家間の信頼を損ない、戦争に繋がる」可能性がある。歴史はそう教える、と「サピエンス全史」の著者ユヴァル・ノア・ハラリ氏が語っていた。桑原桑原。

六紙社説、Re: 8月ジャーナリズム(いずれもサイト内)。トランプ時代への警鐘~歴史家ユヴァル・ノア・ハラリ~(NHK総合、5/19 0:25)、J・K・ガルブレイス著「不確実性の時代」

孤立死2万人超

内閣府の有識者作業部会は「死後8日以上」で発見された1人暮らしの人を孤立死と位置付け、警察庁のデータを用いて昨年、全国で2万1856人と推計した。

死後8日以上、へえ、そういう定義があるんだな。昨年の孤立死2万人超。対象を死後4日以上に広げると3万人を超えるのだとか。

東京新聞の社説「孤立死2万人超 地域の力集めて支援を」(4/24)から。

記事にグラフが添えられている。「孤立死の性別・年齢階級別の内訳」。男性が多くを占めているという事実にまず驚いた。一人でひっそり亡くなる人、その「約8割」は男性。

それと、年齢別の内訳に注目すると、70歳台に孤立死のピークがあることが判る。現在、日本の死亡者数は、確か、80歳代後半がピーク。このずれをどう考えれば良いだろうか。

昨年今年と言えば、団塊世代(1947-49年生まれ)全員が75歳以上になった。人口動態の中で、大きなボリュームの世代が、今、70歳代半ばを通過中。良きにつけ悪しきにつけ流行りをリードして来た人たちだ。孤立死が増えていることとも無縁ではあるまい。

あと10年もすれば、孤立死と日本全体の死亡者、その2ピークは、おそらく、重なって来るのだろう。

さて、4/21週、在京六紙の社説は、そのほかに、旧安倍派の裏金問題で世耕氏証言、介護人材の確保、ローマ教皇死去、党首討論、福知山線脱線事故20年、ガソリン補助、首相アジア訪問、ウクライナ和平案、日米財務相会談、消費税減税、などを話題に採り上げた。

六紙社説(サイト内)。人口動態調査|厚生労働省、「団塊の世代」が75歳以上に“2025年問題”とは

ボパール化学工場事故

インド中部で世界の化学産業史上最悪ともされる有毒ガス流出事故が発生してから40年がたった。

もっと昔の出来事と思っていた。まだ40年しか経たないんだな。nikkei.comにきのう掲載された記事(4/16)から。

事故のことは化学業界ではよく知られている。米ユニオンカーバイド社(UCC)のボパール工場で発生。猛毒のメチルイソシアネート(MIC)が漏出し多くの死者を出した。

あらためて調べてみた。事故は、1984年12月に起きた。そのMICは、カーバメイト系殺虫剤Sevin(一般名carbaryl)の原料。約40トンが流出した。犠牲者数は諸説あるが、2万人以上が亡くなったようだ。今でも数十万人の方が後遺症に苦しんでいる。

「世界最悪の産業災害」と呼ばれたりする。時に、Hiroshima(原爆)や、Chernobyl'(原発事故)と並べて語られることもある。その比較が適切かどうかということはあるだろうけれどそれ程までにひどい事故だった。

が、インド、ボパールでのこの重大事故は一般に「あまり知られていない」。

なぜだろう。

インド「最悪ガス事故」40年 廃棄物処理に潜む悲劇の連鎖(4/16)、世界最悪「有毒ガス事故」から日本が学ぶべき倫理-アメリカ企業がインドで起こした悲劇の根本インド毒性ガス漏洩化学工場事故Bhopal disasterボパール化学工場事故|Wikipedia、「エリン・ブロコビッチ」(2000年)、「レインメーカー」(1997年)

大阪万博開幕、25/4/13

チケットの売り上げが伸び悩み、およそ来場者が来ない(と懸念されているが、人が少ないなら雑踏事故は起きにくい)、そのような、「安全な開催」であることを、むしろ期待するべき

引用は、JBpressの記事「ソウルの梨泰院雑踏事故から考える、私が大阪万博に近づかない理由」(4/13)から。

2022年10月、ソウルの繁華街・梨泰院(イテウォン)で雑踏事故が起きた。ハロウィンで集まっていた大勢の人が折り重なるように倒れて、百数十人の方が亡くなった。

万博の公開情報に基づいて計算すると、「大まかに考えて、梨泰院事故時の10倍の混雑も予測される雑踏」が発生する可能性がある、とその記事にある。桑原桑原。

大阪万博開幕の日(4/13)、JPpressのサイトを覗くと、トップ頁には万博がらみの記事が4つほど掲載されていた。一つは上の、梨泰院事故との混雑度比較の記事。そして、

その他の3つは、「万博開催中に大地震が起きたら…橋とトンネルで15万人避難、致命的な場所が会場に選ばれた理由」(4/12)、「万博は太閤秀吉に学ぶべきだった 難工事でパビリオン揃わず、メタンガスまで発生した夢洲の悪条件」(4/12)、「電通依存のツケを払う万博、頼みの吉本興業も背を向け『もはやどこかの地方博』との声」(4/12)。

このサイト、アンチ万博の書き手ばかりなのだろうか。

私自身、この催しへ行くつもりはしていない。

万博(サイト内)

遠い道のりを一歩ずつ

ここ一週間、在京六紙の社説はどんな話題を採り上げたろうか。この期間に全部で70本ほどあった(4/7-12付け朝刊)。

トランプさんの関税がらみがやたらと多い。22本もある。「報復合戦」や「貿易戦争」という文言までタイトルに登場し大騒ぎの様相。

そのほかに、複数紙が書いた話題は、ETC大規模障害(5)、両陛下硫黄島訪問(4)、大阪万博開幕へ(3)、中国軍の演習(2)、ガザ侵攻再開(2)、増加続く児童虐待(2)、オンラインカジノ(2)、そして、日鉄USスチール買収再審査(2)。( )内は本数。

あとは、一紙のみが採り上げた単発の話題。全体の約1/3。「企業献金」や、「南海トラフ地震」「サイバー法案」「東電再建計画」など、前週から続くテーマもあれば、「警視庁新公安3課」や、「介護離職」など、目新しい題材もある。

単発の話題に、「森下九段が千勝 『無冠の帝王』の大記録」というタイトルがあった。東京新聞の9日付け。

将棋の森下卓九段(58歳)が公式戦通算千勝を達成。史上12人目。これまでの11人は皆タイトル獲得経験者ばかり。タイトル戦に勝利したことのない棋士による千勝は初。

一歩一歩、着実に進んでいけば、ずいぶん遠くまで行ける

そう教えてくれる大記録、と社説は書いている。いい言葉だ。社説もネガティブな話題が多い昨今、一条の光を見る思いがする。

六紙社説(サイト内)

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