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カテゴリー「読み物」の検索結果は以下のとおりです。

戦後政治史

  • 2020/01/08 07:04
  • カテゴリー:読み物

自らを誹謗した細川に「総理の椅子」を提供するという思い切った手段に出た

主語は新生党小沢一郎氏。細川護熙氏率いる日本新党がキャスティング・ボートを握っていると的確に見抜いていた。38年間続いた自民党の時代が終わり、大いに期待された非自民の政権だったが、細川首相が突然辞任してしまう。本書には、東京佐川急便からの一億円借金など金銭疑惑のためとある。在任8カ月だった。石川真澄ら著「戦後政治史」(岩波新書、10年、第3版)から(p180)。

安倍政権は、なぜ続くのか(サイト内)

八月の六日間

  • 2020/01/08 06:40
  • カテゴリー:読み物

先に予定を決めてしまい、後から事実が追いかけるパターンで行く。そうでもしないと、ことが進まない。

北村薫著「八月の六日間」(KADOKAWA、14年)から(p225)。単独行で北アルプスをうろうろしていた頃のことを思い出した。結婚してもしばらく行っていたそれも40歳を過ぎてぱったり止めてしまった。転職などで身辺が俄に慌ただしくなり、山に行っている暇がなくなってしまったのだった。ピッケルや60Lザックは処分した。テントやシュラフはどこかにあるはず。虫干しぐらいはした方がいいんだろうな。

# 戸板康二著「あの人この人」、室生犀星作「昨日いらしつて下さい」。折立から雲ノ平へ

鷲は舞い降りた

  • 2020/01/07 21:08
  • カテゴリー:読み物

この世は、万能の神様が、頭がどうかしているときに思いついた下手な冗談事にすぎないんだ。わたしはいつも、神様はその朝、たぶん二日酔いだったのだろう、と考えている。

ジャック・ヒギンズ著「鷲は舞い降りた」(早川書房、92年、完全版)から(p86)。二段組、全358頁。じっくりじっくり進む話にぐいぐいと引き込まれる。鷲はなかなか舞い降りない。それが実行され、連絡がベルリンに届くのは250頁のこと。

# ケントシン(ラステンブルク、旧ドイツ領東プロイセン)

ロスジェネの逆襲

  • 2020/01/04 06:57
  • カテゴリー:読み物

(世の中)いつもフェアなわけじゃないかも知れない。そこにフェアを求めるのは間違っているかも知れない。だけど、たまには努力が報われる。だから、あきらめちゃいけない

池井戸潤著「ロスジェネの逆襲」(ダイヤモンド社、12年)から(p359)。半沢直樹第3巻のこの本を読んだこの日(1/3)、折も折、半沢直樹Ⅱエピソードゼロが番組表にあった。4月から始まる続編の前日譚なのだとか。新シリーズの語りに再び山根基世アナウンサーご登場だろうか。

# 仕事の質は人生の質に直結(p316)、若い頃であれば泉のごとく溢れ出したアイデア(p252)、自分を必要とされる場所で活躍(p251)、ひとつの業態で5年10年生き残る難しさ(p177)、目に見える人間との戦い(p159)。半沢直樹Ⅱエピソードゼロ狙われた半沢直樹のパスワード|TBS

オレたち花のバブル組

  • 2019/12/24 06:44
  • カテゴリー:読み物

由々しき事態が発覚したので、それが公になる前にメーンバンクである御行のお耳に入れておきたい

相手が銀行の場合、御社の代わりに御行と言う。あれはいつのことだったろうか、随分昔のある日、経理部門の同僚が電話しているところに出くわした。オンコーがどうのこうのと電話口で言っている。初めて聞く表現だ。電話を終えた同僚にその言葉の意味を教えてもらった。ちなみに社員は行員という、工場の作業員(=工員)みたいだろ、と彼は付け加えた。にいと笑う彼の顔が忘れられない。引用は、池井戸潤著「オレたち花のバブル組」(文春文庫、10年)から(p8)。由々しき事態で物語の幕が開く。半沢直樹シリーズその2。

# 合併企業の悲哀(p35)、PMI、「戦略は細部に宿る」

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