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カテゴリー「読み物」の検索結果は以下のとおりです。

日本の伸びしろ

  • 2023/08/01 06:11
  • カテゴリー:読み物

夫婦別姓は、少子化問題と遠いように見えて実は近い。

へえそうなのか。旧姓のままでいたいから事実婚に留まっている。子供は持てない。もし夫婦別姓が法的に認められたら、結婚するカップルが増えて、わが国の出生率は向上する。なるほど。

引用は、最寄り図書館の新着本コーナーにあった、出口治明著「日本の伸びしろ-悲観を成長に変える思考力」(文春新書、2022年)から(p118)。

出生数最少にLGBT法案とこの国の未来(いずれもサイト内)。「ロジカルな思考、徹底的に調べる癖を身につける」(p79)

明石城

  • 2023/07/31 05:50
  • カテゴリー:読み物

立派な2つの櫓は、なんと全国に12棟しか残っていない三重櫓のうちの2棟です。

現存三重櫓のことはこれまで意識したことがなかった。それが郷土の城にあったんだな。それも2つも。現存三重櫓は12、その数は、現存天守と同じ。

引用は、最寄り図書館の新着本棚にあった、萩原さちこ著「日本100名城と続日本100名城めぐりの旅」(ワン・パブリッシング、2022年)から(p157)。

現存三重櫓があるのは8つの城。弘前城 (3)、江戸城、名古屋城、彦根城、明石城 (2)、福山城、高松城 (2)、そして熊本城。この内、弘前城は訪ねたことがないけれど、天守を見に行くつもりをしており、その際、三重櫓も見ることになるだろう。

大久保駅前の巌松堂和坂(かにがさか)6人足つり逆転負け、明石南(いずれもサイト内)。全国に現存する三重櫓 12基

[ きのう(7/30)の那覇の気温、最低27.6度、最高32.6度 ]

「暖流」を読んでみよう

  • 2023/07/25 05:49
  • カテゴリー:読み物

大相撲をNHKプラスで観ていて、岸田國士の「暖流」を読んでみようと思った。

大相撲名古屋場所の14日目。翔猿と千代翔馬の一番、途中、行司が待ったをかけた。千代翔馬の緩んだまわしが、しっかり、締め直された。行司は、三役格の木村容堂だった。

そこから連想が繋がって行った。木村容堂から同じ容堂で山内容堂。NHK大河ドラマ「龍馬伝」(2010年)で、山内容堂を演じた近藤正臣。昔見たドラマ「暖流」(1976-77年)に彼は出演していた。このドラマでは、中田喜子が扮する看護婦、石渡ぎんの恋の行方に気を揉んだものだ。

原作の「暖流」(1938年)では、石渡ぎんはどのように描かれているのだろうか。近い内にその小説を図書館で借りて来よう。調べてみると、県立の「岸田国士全集13」(岩波書店、1991年)に所収されているようだ。最寄り市立図書館には、残念ながら、蔵書なし。

暖流 (小説)|Wikipedia、岸田國士(きしだくにお、1890-1954)、木村容堂(3代、九重部屋、1961-)、近藤正臣(1942-)、中田喜子(1953-)、高橋玄洋(1929-)

自分史の試み

  • 2023/07/22 06:11
  • カテゴリー:読み物

その章は、「人は誰しも歴史を持っている」と始まる。

歴史をふりかえるとはなにを意味するのか。その人にとってのもっとも劇的だった生を、全体史のなかに自覚することではないのか。そこに自分の存在証明(レーゾンデートル)を見出し、自分をそのおおきなものの一要素として認識することではないのか

色川大吉著「ある昭和史-自分史の試み」(中央公論社、1975年)、第一章「十五年戦争を生きる」、第一節「わが個人史の試み」から(p32)。

かつて、「自分史年表」を作成したことがあった。ちょうど50歳の時のこと。生まれてこの方、pptの1ページに1年毎、内外の出来事と身の回りに起きたことを並べ、世相と自分の人生を見比べる、そういう作業だった。自分の「存在証明」のようなことを意識することはなかったけれど、今また更新すれば少し違った見え方がするだろうか。

自分史ブームの先駆け(サイト内)。「自伝的記憶を整理して、より良い未来を手に入れる」。色川大吉(1925-2021)、raison d'être(仏)

あるいは不思議の環

  • 2023/07/19 06:10
  • カテゴリー:読み物

六声のフーガを即興でつくるという業(わざ)は、目かくしをしたまま同時に六十のチェスをして、それに全部勝つようなものである。八声のフーガの即興演奏は、まさしく人間にできる業ではない。

バッハの「音楽の捧げもの」をめぐる挿話で、この壮大な物語は幕を開ける。

ダグラス・R・ホフスタッター著「ゲーデル,エッシャー,バッハ-あるいは不思議の環」野崎昭弘ら訳 (白揚社、1985年)から(p23)。県立図書館で借りた。

ゲーデルの定理に登場する不完全性、その背後には「不思議の環」(strange loops)が潜んでいる。エッシャーの騙し絵や、バッハが書いた転調するカノンにも似たような構造が見て取れる。と著者は言う。

エッシャー 視覚の魔術師(サイト内)。Douglas Richard Hofstadter(1945-)

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