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カテゴリー「読み物」の検索結果は以下のとおりです。

私が彼を殺した

  • 2019/01/10 06:41
  • カテゴリー:読み物

覚えておいてください。警察は質問には答えません。ただ一方的に質問するだけです

東野圭吾著「私が彼を殺した」(講談社文庫、02年)から(p227)。加賀恭一郎シリーズ第5作(初出97年9月号-、刊行99年)、この中で、加賀の所属は、練馬警察署。年齢について自身が「三十過ぎ」と述べている(p321)。なお、登場人物が買い求める M・クライトン著「ディスクロージャー」文庫上下本は、97年4月刊。

ピルケースは、「当時の奥さんとペアで買ったもの」(p57)であり、「前に結婚していた頃の思い出の品」(p181)として段ボール箱に入っていた。そのことを加賀も知るに至る、「身元不明の指紋」(p431)を手がかりに前妻にたどりついたのだろう。動機を確かめるかのような「ストレートな質問」(p321)、既にその段階で加賀は真犯人の目星を得ていたと見て良さそうだ。メモ、「ポケットに入れて」(p148)。

市場首位の目指し方

  • 2019/01/07 06:39
  • カテゴリー:読み物

三品先生の新刊が出たよ、と盟友 M へメールを書いたのは、昨年6月、沖縄の梅雨が明けてすぐのことだった。M は、早速、買い求めて読んだようで、「道が拓けました」と返事を寄越した。おれの方は、遅ればせながら年末に、県立図書館で借りてざっと目を通した。シリーズ第1巻(15年刊)の次は第2巻ではなく、第3巻が先行した。その本、三品和広著「経営戦略の実戦 3 -市場首位の目指し方」(東洋経済新報社、18年)、終章から引用しておこう(p559)。

要は、立ち上げ期から独走状態に入り、高い占有率を維持する事業だけが高収益となるのである。だから、事後の逆転を取り上げた第3巻に、第1巻の高収益事業はほとんど姿を見せない。

時生

  • 2019/01/05 07:45
  • カテゴリー:読み物

誰でも恵まれた家庭に生まれたいけど、自分では親を選ばれへん。配られたカードで勝負するしかないやろ

東野圭吾著「時生」(講談社文庫、05年)から(p278)。予備知識なしで読んだ。こういう時間ものを、好んで、読み、観ていた時期があった。今でも思い出すのは、「ある日どこかで」や、「ふりだしに戻る」、「恋はデジャ・ブ」など。また観たくなった。

嘘をもうひとつだけ

  • 2019/01/02 12:39
  • カテゴリー:読み物

嘘を隠すには、もっと大きな嘘が必要になる

東野圭吾著「嘘をもうひとつだけ」(講談社文庫、03年)から(p51)。加賀恭一郎シリーズ第6作は短編集(初出96-99年)。加賀の所属は練馬警察署。年齢は30代前半と思わせる記載がある(p111、174)。

経営戦略の実戦3など

  • 2018/12/29 07:29
  • カテゴリー:読み物

読む本をもう少し借りておこう、と年内最終日(12/27)の県立図書館に出かけた。学校ばかりか会社も休みに入っているところがあるのだろう、随分の人出だった。再オープンしたばかりなので、見物が目的と判る人も少なからずいた。まず、東野圭吾の棚を見た。人気があるんだな、単行本も文庫も出払っている。「時生」が、ただ一つ残っていた。それと、片山杜秀著「見果てぬ日本」に登場していた「日本沈没」や、その近くにあった「ダンス・ダンス・ダンス」。どちらも個人全集の棚から。それと、帰りがけに、新着コーナーで、三品先生の本を見付けた。読みたいと思っていたのだ。

  • 時生、東野圭吾、講談社、2005.8
  • 小松左京全集完全版 5 日本沈没、城西国際大学出版会、2011.2
  • 村上春樹全作品 7 ダンス・ダンス・ダンス、講談社、1991.5
  • 日本の中小企業、関満博、中央公論新社、2017.12
  • 経営戦略の実戦 3 市場首位の目指し方、三品和広、東洋経済新報社、2018.6

図書館へ向かう道中、那覇上空を飛ぶオスプレイを数機見かけた。

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