織田作之助作品集
- 2019/02/10 07:18
- カテゴリー:読み物
こっこっこ、こんなうまいもん、どこいったかて食べられへんでぇ
朗読「織田作之助作品集」夫婦善哉(1)(NHKラジオ第2、2/9 21:45)から。地の文は標準語、主人公らの科白は大阪弁と、きっちり読み分けていた。朗読は山像かおり、と読み手本人が言った。懐かしい名前だ。ER のスーザン・ルイス、その声を吹き替えていた方だ。なるほど、wiki を見ると大阪府枚方市出身とある、大阪弁はお手の物だろう。
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こっこっこ、こんなうまいもん、どこいったかて食べられへんでぇ
朗読「織田作之助作品集」夫婦善哉(1)(NHKラジオ第2、2/9 21:45)から。地の文は標準語、主人公らの科白は大阪弁と、きっちり読み分けていた。朗読は山像かおり、と読み手本人が言った。懐かしい名前だ。ER のスーザン・ルイス、その声を吹き替えていた方だ。なるほど、wiki を見ると大阪府枚方市出身とある、大阪弁はお手の物だろう。
好奇心を放置しておくことは罪悪だ。人間が成長する最大のエネルギー源が好奇心だからな
東野圭吾著「真夏の方程式」(文藝春秋、11年)から(p233)。ガリレオシリーズの長編はどれも力作揃い。これはその第三作。残る長編は「禁断の魔術」と「沈黙のパレード」。両方とも市立図書館に予約を入れた。18年刊の「沈黙の~」は、なんと、105人待ち。蔵書数6冊なので、順番が回って来るのは半年後か。
ある探偵が僕に調査のコツを教えてくれた。まずは文書から。それを当人のところに持って行って話を聞く。その人が別の文書のことを教えてくれる。聞く人と文書がなくなるまで、それを繰り返す
スティーヴン・ウィット著「誰が音楽をタダにした?-巨大産業をぶっ潰した男たち」(早川書房、16年)から(p343)。以前 HONZ で紹介されていたこの本を市立図書館で借りて来て読んだ。
人脈を頼りに生きていこうとすると、行方を完全にわからなくすることなど不可能に近いのだ。
東野圭吾著「容疑者Xの献身」(文春文庫、08年)から(p249)。ガリレオシリーズの一つ。容疑者Xの first name が随分なじみのある名前なので親近感を持って読んだ。
一方向から見ているだけでは、本質はわからないってことだ。人にしても土地にしても
東野圭吾著「祈りの幕が下りる時」(講談社、13年)から(p149)。加賀恭一郎シリーズ第10作。事件が発覚するのは4月、東日本大震災後の2012年か13年の4月。加賀が練馬署から日本橋署へ異動して5年が経過している。本作の終わり辺りで、本庁に戻る話が出る。
以前の事件を少しおさらいしておこう。日本橋署への異動のすぐ後、6月に、第8作の事件が起きた。異動は5年前なので、07年か08年の6月のことだ。それは、第7作と第9作にはさまれている。それも第7作の最後に語られる父隆正の死から第9作の事件までに2年(三回忌)が経過。よって、素直に考えると、練馬署時代に銀杏公園の殺人事件(4月半ば、第7作「赤い指」)、翌年異動して、小伝馬町の殺人事件(6月、第8作「新参者」)と、さらに次の年、日本橋の殺人事件(11月、第9作「麒麟の翼」)、と三年続けて、加賀は難解な事件の解決に貢献したことになる。