キキ
- 2019/10/26 17:10
- カテゴリー:読み物
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地球は過去100万年の間、5~10万年の周期で温暖期(間氷期)と氷河期を繰り返している。最近の氷河期は2万5千年前
温暖期と氷河期では気温差は10度ほどらしい。その幅で気温の上げ下げが5~10万年の周期で生じるので、1千年単位では0.2~0.4度の変動となる。ところが、産業革命後ここ百年ほどで、0.4度以上の気温上昇がもたらされている。10倍もの急激なペースだ。次の氷河期がやって来るのは数万年先のことだろうから、今の人為的な気温上昇が続くと、「太古の高温時代」に逆戻りしてしまう可能性がある。数百年のうちに、地球上の多くの生物はその変化に適応できなくなるだろう。引用は、渡辺啓著「日常の化学-地球環境と生活様式の変革のために」(新訂版、サイエンス社、10年)、第8章「生命の歴史と環境」から(p198)。
氷河期が早く来れば急速な温暖化にストップがかかりそうなもんだがヒトは果たして氷河期に耐えられるのだろうか。あらためて確認してみると、旧人が現れたのは30万年前、新人は3万年前(マイペディア97、日立デジタル平凡社)。それら以前には原人などのグループもあった。人類は何度かの氷河期を生き延びて来たんだな。
# イースター島の教訓(p191)、特に危険な放射性同位体(表7.5、p169)
知的な風貌の外国人で東京大学の助教の肩書き(略)に、コロッとだまされたマスコミからは、反省の声はあまり聞かれません。
研究不正の確信犯は、ボスや研究機関ばかりかマスコミの脇の甘さにも付け込む。時実象一著「研究者のコピペと捏造」(樹村房、18年)から(p87)。デリケートな話題だけに、全編に渡って情報の出処が抜かりなく記されている。
確信犯でまず思い出すのは、有機物高温超伝導を題材にした、ドイツ出身の彼だろう。もちろんこの本にも登場する(p44)。彼の物語、「史上空前の論文捏造」(NHK、05年、ハイビジョン特集)をビデオに残してある。そのうちまた観てみよう。
# ヘンドリック・シェーン、アニリール・セルカン、小保方晴子、森直樹 (微生物学者)、藤井善隆、11jigen、出典はいずれも Wikipedia